麻雀Mリーグ 2020/3/19 2戦目 このメンツはやばい
この記事の投稿日は28日。
取り上げる試合は実に9日前のものです。
どんだけ時代に乗り遅れてんねんという話ですが、どうしてもこの試合は取り上げたい。
なぜならメンツがこちらだからだ。
僕の注目している3名。
沢崎プロ。
石橋プロ。
松本プロ。
まさか一堂に会するとは。
ここに大胆な攻めを繰り出す高宮プロ。
楽しみなメンツですわ、つくづく。
張り切って見ていきましょう!
東1局 0本場 親 沢崎
石橋プロ。何切る?
打って、これすごくないですか!?
まだ3巡目ですよ?
678三色…まで言わなくても、もう少し良形テンパイを意識して打でも良いのでは?
沢崎プロ、チートイテンパイ。
このままダマでもかなり場況的に良い待ちです。
この巡目でダマテンケアもされないでしょう。
こういうのに1番飛び込みそうな不運な人…。
んあー。
東2局 0本場 親 高宮
松本プロ。
123三色ルートも一応あるのでを切らない手もありそうですが…、
切ります。
この巡目で愚形を固定せず、タンヤオ、ドラ、234、良形を狙い、強いテンパイでリーチすることを目指します。
引き。全然裏目ではありません。
natsumikan-toaru.hatenablog.com
234を狙っている以上、この引きは「順調な進行」です。
なまじメンツが完成していたら、この巡目にこの手牌でピンフのみリーチを打つハメになってしまう。
そんなの価値なんか無い。だからこそを切ったのです。
沢崎プロ。何切る?
出たよ…。
いや、なんとなく思考は分かりますよ?
を持っていても高い手には仕上げにくい。
なら鳴いてもそれなりの打点になるトイトイを含むトイツ手、コーツ手を狙いたい、ということでしょう。
はどれも役牌なので、重ねれば鳴いて8000点作れます。
うーむ。こう考えると落としが1番良いように思えてきた…。
松本プロのに…、
チー。
うおー…。出たよ。これぞ「ザ・バッシーの鳴き」ですね。
僕が、「するべきでは無い」と考えている「遠い鳴き」ではないですが、ほぼドラ単騎テンパイになり、アガリは相当きついです。
がせっかくトイツなので、のくっつきを待っても良かったのではないかと思いますが…。
まあこの後にくっついても良いのか…。
そうか…、これはそう考えると鳴くべきなのか…?
ただ、僕はもう少しリーチを狙いたいかも。
テンパイ。
ちょっと巡目が遅くなっちゃいましたね…。
沢崎プロ、まじでこんな手になるんかい。
松本プロも完成。
これぞ本当の「完成形」ですわ。
石橋プロ、この形では押せない。オリます。
もし良形テンパイであれば…、と思いましたが、このは安手ではどの道押せないかも?
東4局 2本場 親 石橋
松本プロ。をポンして捌きに行きます。
松本プロのを…、
やっぱり鳴きますバッシー。
うーむ。この手も僕は鳴かないかも?
点数状況が、
沢崎 343 高宮 283 松本 240 石橋 124 です。
ここで3900アガっても状況は苦しいままです。
この巡目であれば良形リーチをもう少し狙いたいかも。
ペンでもリーチですけど。
ただ、面前でも4800止まりになるケースもまあまああるので、ドラなら鳴く価値はかなり高いのは分かりますね…。
ともあれテンパイです。
松本プロが引いて止めます。
石橋プロの捨牌は ドラそば、チー出し、続いてツモ切りで。
テンパイ確率は結構あるでしょう。
がテンパイ打牌ならの危険度もかなり高いと考えると、ここでオリ気味に行くのは当然といえば当然でしょうか。
しかし、分かってはいてもこの巡目の良形1シャンテンで受けに回れる人はどれくらいいるでしょうか。
石橋、松本両プロの鳴きに対して、ピンフテンパイの沢崎プロ。
リーチか。供託もあるし、守備気味にダマか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
打、・・・・・・・・・・・・、・・・・・・・・とは?
これは?
え?
これは?
なんですか?
いや、オリたいっていうのは分かるんですけど、なら親の現物は他にあるし、ここで切った後のテンパイ形になんら価値があるようにも見えません。
あー。
ただ高宮プロも親に押してる雰囲気はありますか…。
でもとにかくこの形からテンパイ復活しても価値が無さ過ぎると思うんですよね…。
「行く」か「オリる」かで良さそうですけど…。
(この真意は後で少し分かります。少しだけ。)
テ、テンパイ復活。
高宮プロはリーチ。
2人鳴いているとはいえ、点数不明の1フーロ相手なら僕もぶつけます。
沢崎プロ。リーチ?
ここで行くんかい!!!
と、激しいツッコミを入れそうになったわけですが、
はー。
解説の渋川プロが言っていましたが、ラス目の石橋プロには逆らわないけど、2着目の高宮プロにはアガられたくないので潰しに行った、と。
うーむ。それなら分かる。
渋川プロには沢崎プロの奇行(に僕には見える)の真意を汲むことができているようです。すごい。
2軒リーチに突っ張れず親のバッシーはオリ…。
これも幾分かは狙ってのリーチなんでしょうか…?
が通ってテンパイ復活。
スジのを切ればを使いながらリャンメンテンパイ。でもフリテン。
それよりは100%通るを切りつつロンできるようにしておく方が、この局をプラスで終えられる確率が高そうです。
さあ波乱万丈の東場は終了。
続きもいろいろありますよ。
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麻雀Mリーグ 2020/3/19 1戦目 見応えある、魔王への挑戦
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南1局 0本場 親 岡田
岡田プロの親リー。
がドラでなければテンパイ外す手もありますが、流石に即リーですね。
東発でダマ12000を振ったものの、ずっと冷静な判断を続けています。
南1局 1本場 親 岡田
流局して連荘。
何切る?
切り?これは一体どういう意図があるのか。
メンツ手としては確かに5ブロックあるのでターツ1つ落とす手はあります。
ただ、絶対にアガりたいラス目の親番なら、もっと手を広げて切りでも良いのかと思います。
が、確かにチートイを重く見た場合はは持っておきたいし、は安全度が高い(佐々木プロに、朝倉プロにが通っている)。
よくよく吟味すれば打はバランスの良い1打かもしれません。
魔王がリーチ。
は4枚切れ。枚数はシャンポンと互角。
これは難しい判断ですが、迷うそぶりなくリーチできるあたりはさすがヒサトです。
正直どっちが良いか分かりません。ここまで生牌のに頼っていいものか…。
打点重視でシャンポンにしそうですが。
それを受けて朝倉プロ。
一発目に何切る?
現物切って狭い1シャンテンに。
僕なら佐々木プロの河に早いがあるからと、ラフに切りそうですが、だめ?
これに止まる松本プロ。
チーして打の三色片アガりテンパイ。
はオリ打ちが十分狙え、トップに浮上するテンパイは取るに決まってます。
佐々木プロのリーチ宣言牌がなのではかなりやばいですが、織り込み済みでしょう。
岡田プロ。以前からチートイを残し気味に打っていたおかげで粘れています。
しかしここで切ったのはすごい。
僕なら切って死んでます。
続いて魔王のに止まったのが…、
岡田プロと同じく苦しい立場の我らがアサピン。
鳴いて、スジのを切るかどうか。
明らかに松本プロもテンパっている状況です。
それでもだけ切って瞬間のアガリを狙うのか…?
流石に割りに合わないとスルーを選択。
結果論ですが、リーチ一発目にを切っていれば押せていたのかも?
を引いては完全撤退です。
そしてまた松本プロに選択。
この押すのか…。完全無スジです。
オリ。
ここで佐々木プロにマンガン打ち込んだら2着争いの渦に巻き込まれてしまいます。
対してオリれば2着率はかなり安定します。
これがトップ以外許されないゲームであれば押すのでしょうが、あと10戦近くあるセミファイナルで数字を残すのであればオリる方がいいと判断したか。
岡田プロ。松本プロのオリ気味打牌を確認して、
が切れる。驚異の粘りです。
魔王のリーチに対し、3者共に飲まれることなく歯を食いしばってしっかり対応しています。
そんな中。
1人だけ涼しーい顔してツモ切ってからに…。
テンパイ取れた岡田プロ。
しっかりリーチして浮上のチャンスを逃しません。
南3局 0本場 親 朝倉
魔王にテンパイ。待ちダマ。
絶対にこの親を落とせない朝倉プロ。
が2枚見えました。
切り。
がないので三暗刻四暗刻コースを断念してチートイ一本に絞ります。
も3枚見えなのでメンツ手も厳しいという判断。
ですが、待ちが苦しくても親リーを打てる効果は高いので、単純に全部受け入れられるように2枚切れのを切っておく手はあると思います。
チートイのシャンテンが落ちるわけでもないですし。
朝倉プロ、もう河3段目。テンパらない。
このを…、
松本プロがチー。
朝倉プロのダマテンが少し怖いですが、切って押していきます。
魔王のアタリ牌を持ってくる朝倉プロ。
自分で切っているとはいえ、松本プロのチー出しに対応してキープ。
岡田プロ。全員に対応しております。
朝倉プロ。再びツモ切り。
松本プロ、チーしてクイタンテンパイ。
ギリギリの攻防が続きます。
岡田プロもまた、アンパイ開拓されるたびに少しずつテンパイの道が開かれ、ギリギリまで追います。
テンパってしまった朝倉プロ。
との2択。どっち切りますか…。オリはありえません。絶対どっちか切らないといけない状況です。
普通に考えて生牌のは危険すぎるので切り?
でもは誰にも通ってない…。
切り。
どちらも危険度マックスのように見えますが、待ちなら面前者はリーチしそうだし、松本プロの仕掛けはクイタンっぽい(バックでリャンメンチーするとは考えづらい。むしろはクイタンの方が本命)。
がフリテンの中、冷静にこちらを選べるのはさすがです。
岡田プロもギリギリ滑り込みます。
は佐々木プロに通っていて、松本プロはピンズ2メンツ捌いていてまず当たらない。
あとは生牌を押してきた朝倉プロだけですが、朝倉プロが2枚切っているのワンチャンスで押して良いと判断。
魔王の6巡目テンパイに対して、まさかの全員テンパイで流局。
これよ。
これがMリーグよ。
natsumikan-toaru.hatenablog.com
以前、この記事で岡田プロの評価を低めにしていたんですが、これは評価を上げる必要があるな…。
申し訳ありませんでした岡田プロ。
んで、オーラストップ目のくせにホンイツに向かって松本プロをオロした魔王の勝利。
気分よさそうに決めポーズ。
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麻雀Mリーグ 2020/3/19 1戦目 渋川日吉コンビで選んだ
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この記事を書いているのが3/22。
いつもは木金はマンガ記事を投稿しているし、Mリーグ記事にするにしてもなるべく直近の試合を書くようにしているのですが、3/19の放送はどうしても見たかったので記事にしました。
なぜどうしても見たかったか。
その理由がこれ。
渋川日吉コンビ。
初のコンビのお仕事らしいですが、2人とも実況解説として大好きなのでどうしても見たかった。
チームでも選手でもなく、実況解説で見たい試合を選ぶあたり、僕も立派なMリーグファンのようです。
そして、ここにきてようやく松本プロを取り上げられた。
natsumikan-toaru.hatenablog.com
↑の記事で、僕が個人的に注目するプロは
・沢崎プロ
・石橋プロ
・松本プロ
と書きました。
前2人に注目する理由は何度か書いてますが、松本プロに関してはこれが初めて。
なぜ松本プロに注目しているのか?
それは、松本プロが「1番、現代麻雀に則った麻雀を打っている」ように見えるからです。
現代麻雀で得とされる手作り、押し引き、鳴き判断を、全選手の中で1番正確に操っているように見えるのです。
だから、松本プロの麻雀がどれだけの結果を残せるかが気になるのです。
松本プロの麻雀が勝つ=現代麻雀は強い となる。逆も然り。
もちろん20〜30ゲームの結果では実力がそのまま反映されることもないでしょうが、それでもある程度は分かってくるものもあるのではないかと。
それにも注目して見ていきたいです。
東1局 0本場 親 岡田
早速松本プロ。
牌効率なら当然のですが…。
切り。
はタンピンコースのさらなる開拓と、ドラ引きを備えためちゃくちゃ強い浮き牌。
赤赤あるとはいえ、この巡目でそれを切ることはないです。
その上でタンヤオ率を上げるを切る。
タンピンドラ3。
ドラ2ならばツモハネのためにリーチもありますが、既にダマツモハネなのでダマ優位でしょう。
東2局 1本場 親 佐々木
岡田プロ。
お…おう?テンパイ…。
僕の大っ嫌いなザ・リーのみです。さあテンパイ外すか、と思いきや…。
これ、何を外すの?
選択肢としては、
・ピンズ1メンツ落としてホンイツへ
・切って一通へ
ですが、ホンイツ狙いは流石に遅いし、現実的にバカホン2000点に終わりそう。
一通狙いはペンがとにかく厳しすぎる。
岡田プロの決断は…
即リー。
実際、この選択ができるのはすごく…なんと言うか、エライですよね。
何かと理由をつけてテンパイ外しそうな人は多そうですが(ひどいとダマテンとる人もいそう)、外すメリットが無いならばしっかりリーチを打つ。
テンパイ即リーは、最近評価が下がってきてはいますが、やらなきゃいけない時は腐る程あるということを忘れてはいけません、ということですね。
これに対して松本プロ。何切る?
守備全振りの打。
自分がトップ目なので無難といえば無難ですが、僕なら少し粘り気味に切りそう。
相手が親リーなら多分僕もですが、子ならこの後切りながら浮き牌が通ることを待ってみるというのも手ではないでしょうか?
東3局 0本場 親 朝倉
再び岡田プロ。何切る?
切り。
チートイ病の僕には打てない打牌です。
この巡目ならチートイは見切って良形リーチを目指すべきか。
タンヤオとチートイを残す切りもありそうですが、どっちが良いかな…。
引いての浮かせて何がなんでも良形リーチを打ちたい、ということか…。
切りの方がピンフ率は高そう…か?
ただ切りの最大の利点はタンヤオ率はぐんと上がること…。
あー。ちょっと分かんなくなってきた。
その後切った岡田プロに対し、
でチーして5200テンパイの魔王。
リャンメンリャンメンの1シャンテンだと鳴きたくない人も多いと思います。僕もそうです。
ただ、巡目もそろそろといった感じだし、面前でリーチしても出アガリ微妙の8000点。
そもそもテンパるかどうかも完全な運。
ならば鳴いて点数不明シャンテン不明の5200テンパイをとっておいた方がアガりやすく得という判断。
打点ブームで動けなくなっている僕にとってはハッとする鳴きでした。
今回、内容については以上ですが、魔王の所作が興味深かったのでちょっと書きたい。
東4局 0本場 親 松本
いつものようにテンパイ即リーの佐々木プロ。
ものすごく遠くに牌を置いて、河へ滑らせていく、その瞬間。
牌が裏返った上に山に激突!
なぜそうなった…。
でも一発ツモかい。
で、ハイライト見てて気づいたんですけど(もう皆さん知ってるかもしれませんが)、佐々木プロってツモった牌を横にして手元に置いてますね。
自分のアガリ形を晒すときにツモ牌を横にするので、なら初めから横に置いておこうということか。
こんなところにまで時短テクを使うとは。
さすが支配の魔王です。
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麻雀Mリーグ 2020/3/17 2戦目 石橋プロォ!!
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東4局 0本場 親 石橋
和久津プロ。何切る?
僕は言うまでもなくです。
和久津プロと僕の字牌の持ち方って結構似てるんですよね。
あと茅森プロも。2人ともフェニックスです。
ただ、魚谷プロと近藤プロとは僕とかなり違うんですよねー。
さあ、鳴いているのは…、
バッシーです。
これは普通の鳴きですね。
僕が「やるべきではない」と思っている遠い鳴きではないです。
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和久津プロ。あー、このはしょうがないなー。
おろ?
・・・・・・・・・。
和久津プロにとってはしょうがなくないと。
確かに親が赤含む2フーロなら脅威ではありますが、現状押すべきは1スジのみ。
自分の手がマンガンを狙えるならば押しても良さそうに見えたのですが…。
からの切りも確かにあるし、オリるべき局面なのかも。
東4局 1本場 親 石橋
セレブにセレブ配牌。
は即ポンですね。
出ました。
いやっ、出ましたって!
こらっ、山に手を伸ばさない!
マジスルーです。
2枚目の。
この不服そうな顔よ。
渋々(←なんでやねん)ポン。
チーしてこの形。
2鳴きのなら、普通は安手ですが、鳴いたのはあの黒沢咲。
和久津プロも…、
藤崎プロもオリ。
すげえな。
流石に黒沢プロをよく知っています2人とも。
そんな中真っ向勝負のバッシーリーチ!
黒沢プロテンパイ。
を切ればマンガンですが…、
流石に人として切り。
不服かもしれませんが。
余計な牌を…。
おお!この手をオリますか!
確かにピンズは情報が無さすぎます。
親リーに全プッシュするほどではないとの判断。
東4局 2本場 親 石橋
この手で切る人どれくらいいるかなーと眺めてたら…、
いた!嬉しい!
ターツオーバーだし、を持ってきたら親マンに向かえます。
南4局 0本場 親 石橋
一気に飛んでオーラス。
石橋プロが鳴きとバランスの良い受けを駆使してトップに!
和久津プロ。どうする。ドラもも1枚切れ。
鳴き234三色で決勝手になります。
ももポンは厳しい。
その上、上家の藤崎プロからピンズは鳴けそう。
この切りは鋭いですね。
アガってトップを確定させたい石橋プロ。
テンパイしていましたが…、
河も中盤ですがテンパイ外し。
決めれば、トップが見える…。
マンズの良形テンパイ狙いでしたが、もう待ってられる巡目ではありません。
ベストの待ちではないですが、ひっかけ含む2,8シャンポンなら及第点か。
一発ツモ!?
バッシーが!?(←失礼)
これが決勝打になり、パイレーツ2連勝。
バッシー久々のトップ。
いや、やっぱり強いんですよ。
バッシーは。
遠い仕掛けは今回1回もなかったです。
これが効いたんじゃないの?
わからんけど。
今後も活躍に期待したい!
バッシーよかった!
麻雀Mリーグ 2020/3/17 2戦目 石橋プロェ…
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さあバッシーだ。
東1局 0本場 親 黒沢
藤崎プロ。
は自分で切っている上に3枚見え。
×1、×2、×2 見え。
切り。ちょっと違和感ありますよねこれ。
そもそも僕、この場況ならむしろピンズで待ちたいと思うんですけど。
なので切りか、マンズ縦重なり時を考えつつ、の受け入れを見切って打が良いんじゃないかなと思うんですが…。
ソーズリャンメン固定だと、引きでタンヤオ消えるし、先引きだと出アガリもできなくなるし。
東2局 0本場 親 藤崎
また藤崎プロ。
何切る?
。これは上手いですね。
この手はを残してメンツ手にしてもザ・リーのみ濃厚です。
であればいらない。
三暗刻やチートイツにならない部分はいらない。
その上で、を切っている人が1人いるので、相対的に一番山に少なそうな切り。
これは僕も実戦でマネ出来るようになりたいです。
和久津プロ「あっ」
実況「大丈夫」←優しい
解説「大丈夫」←優しい
和久津プロが…、この手をダマ?
は1枚切れ。
どういう思考でしょうか。
自分の河が異常というわけではありません。
特別早そうな人もいないような?
(藤崎プロの河は、むしろ人読み含んで遅そう。)
普通にリーチで良さそうですが…。
セレブリーチ。いつながらビューティフル。
和久津プロ。リーチには切れない。切り。
石橋プロにもテンパイが入っています。
が、は1枚切れ。
押すほど強い手ではなさそうですが…。
押しますか。
解説で言われましたが、が切れてるので待ちにヒットしても高くないかもしれない。
とはいえドラが見えてないし、自分の手は弱いし、の危険度は普通に高いし。
僕なら切って、むしろメンタンピンでぶつけてやるって思うんですがね。
東3局 0本場 親 和久津
まず石橋プロに何切る。
切り。僕も一緒です。
変化を考えればでしょうが、こういう風にアガリやすくするような「テンパイピーク理論」が大好きです。
正解かは自信ありませんが。
和久津プロ、ここから切り。僕も一緒です。
最終形よりもドラですドラ。この手なら。
最高のリーチ形。
これに対して藤崎プロ。
メンタンピン赤のマンガン1シャンテン。
はどちらも無スジ…。
流石。
押してもギリギリ見合いそうな気もしますが、鉄壁忍者の選択としては当然か。
石橋プロも最高の形でリーチ。
セレブまでリーチ!
黒沢プロのリーチ所作。
一番好きなんですよね。
一回牌を右に持ってきて、
空中でくるっとしながら河へ。
少し離れた場所に着地、と共に「タンッ」という心地いい打牌音。
そのまま滑らせてスッと手を引く。
セレブリーチはこの所作を含めてセレブリーチですよね。
内容と関係ないけど。
当たり前のように一発で掴みよるわ…。
が、これで終わるバッシーではなかった…。
勝ってくれバッシー!
麻雀Mリーグ 2020/3/17 1戦目 ベタ惚れした女海賊の1打
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南2局 0本場 親 茅森
前原プロに大チャンス。
ドラを切るのが1番スマートですが、それでは鳴いてマンガンコースが潰えます。
齢63。
若い才能たちに圧倒的威圧感にて対抗しています。
ドラは切らず、カンチャン払い。
うーむ。
ドラを切らないのは同意なのですが、僕ならシャンテンは落とさずに引いた時に即リーできるように切るかもです。
ただ先入りのカンリーチを打ちたいかと言われると…。
瀬戸熊プロのに…、
いったん山に手を伸ばしかけ…、
おっと。
ポンだポンだ。
この仕掛けはできない人がいると思いますが、絶対にやるべきだと思います。
自分の河がそれほど派手ではないので、他家の警戒度もそこまで高くはないでしょうし。
ヒサトもそうですが、チームガラクタのプレイングは、たまに見ると「あ、今の俺これできなくなってるな」っていうのを気づかせてくれるのが多いです。
前原プロ切り。
ダンラスの茅森プロ。
本当は鳴きたくない…。
でも流石にスルーできない。
巡目もあるし、前原プロの仕掛けもある。
5800テンパイならばここが潮時と判断。
この2人の仕掛けを受けながら、冷静にチートイツを仕上げる瑞原プロ。
ドラの所在が不明なので僕ならもっと早くオリてて形になってないかも知れませんが、これほどの点差でも点数不明の仕掛けに対してはこれくらいは押す方が良いのか。
南2局 2本場 親 茅森
瀬戸熊プロリーチ。
待ちは苦しいですが、2着になるためにはこれは攻める一手。
この瀬戸熊プロの切ったに…、
ポン。
鳴かなければまず振り込むことはないですが、ここも攻めていく地獄の門番。
僕は多分鳴かない、っていうか鳴けません。
これは鳴く鳴かないどっちが優位でしょうね。
鳴けばあくまで現状はだけ押せればOK。
面前だと守りは100点ですが、攻めを考えると明らかに遅いし、結局愚形リーチで闘うことになりそうだし、鳴きの方が有力か?
2着争いで突き抜けられるのも嫌だし。
南3局 0本場 親 かーちゃん
前原プロリーチ。
ダマでアガれば2着浮上。ダマにする手もあるかも知れませんが、僕もリーチですね。
ただのリャンメンならダマにすることもありそうか?
現物のを切る瀬戸熊プロ。
「ポン!」
デカトップの瑞原プロがポンテンを入れる。
これ。
しっかり緊急回避できるように無駄な牌を残さず、アンパイをきちんと確保していたからできることです。
それでもトップ安泰ならスルーする手もあるかも知れませんが、が通りそうでエスケープすることも可能。
待ちも良い。現物待ち。
「当たり前」に見えるかも知れませんが、「文句なしの100点中100点満点のプレー」です。
さあ。
次のシーンが僕が瑞原プロにベタ惚れした一打です!
南4局 1本場 親 瀬戸熊
右端は。状況整理しましょうか。
・自分は2着目の前原プロのマンツモでもトップ。
・3着目の瀬戸熊プロはだいぶ離れているので、振り込みさえしなければ少なくともこの局は大丈夫。
・でもトップ安泰という点差ではなく、自分がアガれるならアガりたい。
皆さん、何切る? 2枚切れです。
切り。
うん。
そうですか。
普通ですね。
いや。
普通ですかこれ!?
まず第1に、瑞原プロは放銃だけは許されない立場です。
ならばこういう安全度の高い1枚切れは持っておきたいのが人の常。
で、がもう無いので、鳴いて進めることは不可能。
だとすれば本線はチートイツとなりそうなものです。
だからなりなりなり切れば良さそうなもの。
そして、仮にチートイに向かわないのであれば切りじゃないでしょうか?
アンパイを抱えつつ、トイツをほぐしてリャンメン固定です。
でも瑞原プロはもももも切らず、この局面でアンパイを切ったのです。
この、振り込まなければどうとでもなる点数状況で、そろそろ敵にテンパイが入ってもおかしくない巡目で、自分の手は大したことないのに、攻めるにしてももっと安全を買える手もあるのに、アンパイを捨てたのです。
なぜなら全員に通る(通りそうな)アンパイが4枚もあるから。()
だからメンツ手もチートイツもギリギリまで追えるのです。
「アンパイがあるから普通に手を進める」。
これ、当たり前のことだけど、完璧にできてるMリーガーってあんまりいないと思うんです。
アンパイを抱えているのに、手拍子でリャンメン固定する人、チートイに決めてアガれたらラッキーとする人。
たくさん見てきました。
僕はその度に「ぬるくないか?」と思ってきました。
この瑞原プロの切りは僕の「理想の麻雀」です。
驚きました。
これ切る人ってそんなに多くないと思うんです。
もう一回見てみましょうよ。
これですよ?この点数。巡目。手牌。
切りますか?とかとかじゃないですか?
もう好きすぎるわ瑞原プロ。
もっとパイレーツが好きになってしまったわ。
美しき航海術はこちらから
麻雀Mリーグ 2020/3/17 1戦目 地味ーに何切る
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東3局 1本場 親 美麗海賊
不運にも瑞原プロの親倍に振り込んでしまった茅森プロ。
めげずに攻めます。
これを受けて瑞原プロ。
切ればテンパイですが、一発目だし危険牌だし。
自分の手はゴミ。
この点数なら無理する必要はないと思いますが…。
切り。
現物は、他にがあります。こっちを落として回る打ち方もありそうですが、なるほど。ここは確かにの方が良いかも。
このリードであれば4番手の茅森プロにならばマンガン一発程度なら振り込んでもOK。とするならば、一発だけは避けて、リャンメン待ちになったら追っかけても採算は合う、ということか。
どうも僕はこういう時弱腰になりすぎてしまうようです。
改めなければ。
東4局 2本場 親 瀬戸熊
前原プロに何切る問題。
牌効率なら一択ですが、唯一のドラ。これを切ると「ザ・リーのみ」です。
打。同意です。
ドラが1枚さえあれば、どんな手でもマンガンチャンスがあるんですから、「ザ・リーのみ」なんかのために受け入れをマックスにする必要などありませんね。
・・・・・・まあ、こうなってしまったら、
渋々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々リーチですが。
南1局 0本場 親 前原
地味に、ではありますが、山にある牌を的確に手牌に残してチートイテンパイ。
何切る?
まあの場況は悪くはないので、さらっとアガれることもありますし、これが普通でしょう。
それでも切って自信のある待ちになるまではトイトイ三暗刻四暗刻を見るという打ち方も提案したい今日この頃。
苦しい立場の茅森プロ。
鳴いてマンガンあるので鉄チー。
切らず、切り。
この前の段階から、クイタンに移行しやすいをキープしていました。
こうしておけばに頼らずともアガる事ができます。
こういうを切っちゃう人は絶対に損だと思います。
瑞原プロ。
この点数状況でも良い待ちになればしっかりリーチ。
チーム状況もありますから、余計に攻め優位でしょうね。
瑞原プロが好きすぎるのでこの半荘でもう1記事書かせてください。
最近、あんまりMリーグをのんびり見る余裕がなくて、時間稼ぎでもあるんですけど…。
美しき航海術はこちらから
麻雀Mリーグ 2020/3/17 1戦目 緻密な暴君
メンツはこちら
natsumikan-toaru.hatenablog.com
以前、この記事にて、僕は「瑞原プロは他の化物Mリーガー達よりは少し劣る」という評価をしていました。
ですが実を言うと、僕は瑞原プロの麻雀は今シーズンでは4回くらいしか見ておらず、あんまり印象に残らなかったため、そんな風なイメージを持っていたのだと思います。
申し訳ありません瑞原プロ。
で、このセミファイナル2日め。
見て、驚きました。
瑞原プロめっちゃうまい…。
冗談抜きでMリーガー5本指に入ってんじゃねーのこれ…。
と思いました。
その闘牌を見ていきましょう。
東1局 0本場 親 瀬戸熊
いきなり瑞原プロじゃないんかい。
まあ焦らず行きましょう。
瀬戸熊プロの手がこんな感じ。
は出たらポンでしょう。
と思っていたら…
茅森プロが打。
「シーン」
はぁ?ぬる!!
と、1年前までの僕なら思っていたでしょう。
ですが今はそうは思いません。
確かにと鳴くことは簡単にできそうで、ホンイツやトイトイで高打点が期待できます。
ですが鳴くと、とにかく目立つ。
河も次第に派手になっていき、字牌やソーズは抑えられやすくなっていく。
この手は落ち着いて見ればを鳴けたところでまだ3シャンテン。
ここからまだ先が長いことを考えると、今目立って牌を絞られるリスクを高めてしまうことは、あまりよろしくないかもしれないのです。
それよりも…、いやここから先は見ていった方が早い。
が重なる。これは偶然です。
茅森プロから、今度は。
これもスルー。
ソーズを引いて前進。
まで重なる。これも偶然ですから。
「これ」は「さすが瀬戸熊」ではないですから。
ここで、この手牌になってようやくポン。
「これ」が、「さすが瀬戸熊」です。
は全て1枚切れ。
他家は全然持っていたくない牌になっています。
こうなれば鳴きやすい。
こうなった方がアガりやすいというのが瀬戸熊プロの思考なのです。
文句なしで鳴きやすい字牌を狙ってのトイトイコース。
事実、テンパイした前原プロから。
このテンパイ。
果たして最初からポンしていたらテンパイを組めていたかどうか…。
それは誰にも分かりませんが、瀬戸熊プロの「重い鳴き」は油断ならない戦術として引き出しに入れておかねばなりません。
(ここまで言っておいてなんですけど、僕は最初から鳴きます。)
まあ、とは言っても。
この鳴きで、
こんな捨牌ならもう誰もソーズ字牌は切りませんけど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はい?
東2局 0本場 親 茅森
気を取り直して、瑞原プロです。
何切る?
普通に考えればです。
ただ、この手をポンの1000点にしたくなければ789三色やホンイツを残しての打とかも面白そうだと思いますが、いかがでしょうか?
知ってた。
東3局 0本場 親 ママ
配牌エグすぎ。
あのー、まだ3巡目なんですけど…。
さあ、選択ですね。
ドラ待ちダマ続行か、待ちリーチか。
瑞原プロの選択は、待ちリーチ。
これ、僕もこうした方が良いと思います。
待ち続行ならばさすがに出アガり率が大差なのでダマ続行です。
ですが、ダマにしておいても簡単に出る牌ではありません。多くの場合は中盤以降になるまで出ないでしょう。
その間に他家が自由に動けると、アガられてしまうかも知れません。
ですのでさっさとリーチしちゃいたいんです。
この巡目からのリーチであれば、アンパイに窮してが切られる可能性は十分あります。待ちダマとどっちがアガりやすいかは分かりませんが、他家の足を止められる点でこちらの方が優秀だと判断します。ツモった時の打点が劣りますが…。
このリーチを受けて瀬戸熊プロ。
おや、ちょっと考えてます。
手はこちら。
なんと瀬戸熊プロ。
瑞原プロの捨牌からチートイを予測し、が切れないでいたのです。
切り。
冷静で緻密。
一昔前は「暴君」などと呼ばれて攻撃力のイメージが強かった瀬戸熊プロですが、こういった精密さがあるからこそ、今まで勝ってきたのでしょう。
さて、今回はここまで。
僕が瑞原プロに惚れた(既にかなり惚れてはいましたが)1打はまだ先です。
美しき航海術はこちらから
無能なナナ 本当のあらすじ(ネタバレ)
「人類の敵」の正体。
それは。
突如として能力を手に入れた少年少女たちそのものだった。
未成熟な精神に、突然身についてしまった特殊な力。
国家は、それを世界を脅かす脅威として孤島に隔離した。
ナナは、そんな「人類の敵」たちを抹殺するために送られた暗殺者。
任務遂行のために、超常のバケモノたちを相手取る。
無能なナナ 1巻
ナナの任務は学園内の能力者を殺すこと。
そのために学園の仲間を演じる必要があったため、自身を心が読める能力者と偽っていた。
無能なナナ 1巻
学園の少年少女たちの能力は千差万別。
普通に真っ向から殺そうとすれば間違いなく返り討ちになる。
なのでナナは、まず能力の性質や弱点、能力者の人格などを探ることから始める。
無能なナナ 1巻
能力の現象を観察し、推理する。
ナナは自身の並外れた洞察力を武器に、能力者たちを少しずつ暴いていく。
が、相手も超常の力を持った化物たち。
そして特別な力とともに得てしまった常識外れの「闇」や「心」。
ナナの聡明な頭脳を持ってしても追い詰めることは難しく、逆に追い詰められてしまうことも。
無能なナナ 2巻
そして現れる、ナナの殺人を疑う者たち。
無能なナナ 1巻
無能なナナ 3巻
悪鬼蔓延る地獄のような環境の中、ナナはただひたすらに任務を遂行していく。
それが世界のためだと信じて疑わずに…。
「無能なナナ」の面白いところは…、
普通は「能力者」が出てくる作品はバトルがメインになるものですが、無能なナナはちょっと違います。
主人公は完全な無能力者。武器は頭脳や一般的な道具。単純なバトルになろうものならナナに勝ち目など無いのです。
能力者を殺すために必要なのは能力の情報です。ナナはそれを分析し、バトルというよりはパズルのような理詰めで相手を詰ますようなやり方で殺人を行います。
そして、殺人を暴こうとする「探偵役」を出し抜くために工作を行うことも。
それに対してナナの尻尾をつかもうと揺さぶってくる「探偵役」の行動もまた理詰めです。
そのために自らや他人の能力を利用することもあります。
バトルものというよりはサスペンスミステリーのような感じに近いです。
「能力」が当たり前という非日常世界でのサスペンスミステリー。
好きな人はマジで好きになる作品です。
ぜひ1度読んでいただきたいです。
natsumikan-toaru.hatenablog.com
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無能なナナ
特別な家庭に生まれた。
裕福な生活。
優秀な血筋。
自らも、父から「人々のリーダー」になるための教育を受けてきた。
だが、自分にはその素質はなかった。
「無能」だった。
ある日、通知が来た。
「人類の敵」と戦うために、遠く離れた島に集められる能力者たちに加わるべく。
「トップを取ってこい」「リーダーになるんだ」
それが父からの言葉。
尊敬と恐怖の対象からの言葉。
その言葉を胸に。贈り物の時計を腕に。
「無能」なナナオは島へ渡る。
無能なナナ 1巻
突如として現れた「人類の敵」に対抗するために、とある孤島に集められた特別な能力を持った少年少女たち。
中島ナナオもまた、その能力を持ったエリートたちの中の1人。
しかし、ナナオは自分の能力を他人には語らず、「無能」だと言われ、からかわれていました。
そんな中、ある日転校生が入ってきます。
転校生は2人。
無愛想な少年、小野寺キョウヤと、明るく、ちょっと変な女の子の柊ナナ。
人の心が読める能力を持ったナナはナナオの綺麗な心に目をつけ、勝手にクラスのリーダーとしてナナオを推薦します。
それに反対するエリート能力者たち。
そこでキョウヤが横槍を入れてきます。
何でこんなことになってしまったのか…。
ナナオは、上流階級の家庭で「リーダーになるために」良質な教育を受けてきました。
でもナナオには、優秀な他の家族に比べ、特別な魅力も力もありませんでした。
家でも「無能」と呼ばれていたのです。
そんな中で能力者として島に招聘され、「リーダーになってこい」という父の言葉通りに1度は目指したものの、挫折して今は静かに毎日を過ごしていました。
ナナの推薦はナナオにとっては迷惑そのもの。
だけどナナは、それでも、ナナオこそがリーダーになるにふさわしい人だと言い続けます。
が、そんな言葉も届かず。
リーダーを決める日を迎えます。
炎使いの飯島モグオ、氷使いの郡セイヤ。
攻撃力の高い能力者のぶつかり合い。
勝ったのはセイヤ。ただしルールを破っての絡め手の勝利。
モグオはブチギれ、本気の炎を放ちます。
瞬間、ナナオの脳裏に浮かぶのは父の言葉。
「リーダーになるんだ」
期待に応えるべく島に来て、応えられずに塞ぎ込んでいた。
自分は「無能」であると。
でもそんなことは重要じゃない。
自分が「無能」だからといって、守りたいもののために立ち上がってはいけない決まりなど無かったのです。
ナナオの能力は「能力の無効化」。
たったそれだけの力。だからエリートたちには言えなかった。
だが実際に、多くのクラスメートをその身で守ったナナオを、ナナや他のみんなは大いに評価し、感謝の言葉を並べます。
リーダーは決まりました。
ナナオの能力は体が触れている能力の無効化。
試しにナナがナナオの手を握って心を読もうとすると…
自分の気持ちに気づかせてくれたナナ。
「これからもよろしく」
そう心に思い浮かべ、ナナに向かって言います。
「なにを考えているかあててみてよ」
To be continued …
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麻雀Mリーグ 2020/3/9 2戦目 ドリブンズ最終日③
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ドリブンズはトップ縛り。
東1局 1本場 親 勝又
村上プロ、ツモ。
一番ありがたくない進行ですが、ツモ切るほどの余裕もない…。
しかしを切るのもどうなんでしょうか?
僕はもちろんです。
東2局 0本場 親 和久津
勝又プロ、チートイテンパイ。
この巡目ならアガりやすい待ちを探る手もありますが、タンヤオチートイツが崩れる単騎にするぐらいなら、このまま3枚見えゆえのまあまあ良い待ちでリーチしてしまった方が良いという判断。
絶望的残留条件ですが、最後まで全力で戦います。
刻一刻と局が進んで行く…。
東3局 1本場 親 村上
勝又プロが切ったを…、
和久津プロが鳴く。
巡目としてはかなり早いですが、自分がトップ目であることを考えれば当然といえば当然。
この3900に打ち込んでしまう村上プロ…。
おでこのテカりが許容量を超えている…!
そのまま安手を1回アガっただけで迎えてしまう最後の親…。
南3局 0本場 親 村上
何じゃこの呪われたような配牌。
んわー、村上プロ。
ここは流石に役牌は抱えてオタ風を切るべきではないのか。
この局もアガれず、迎えるオーラス…。
倍ツモ条件!
南4局 0本場 親 佐々木
何だこの冗談のような配牌は…。
倍ツモ?
奇跡的手順で678三色くらいか…?
ツモ裏2の最後の希望。ここまで作り上げた…!
勝又プロもリーチしている。カン待ち。
個人成績プラスで終えるという大きな目的があります。
ツモ切り。
それを…、
ポンしている和久津プロが鳴いて、
切り。テンパイをとるドラなど切らない。
どこに12000を振ってもトップが替わるのだから。
完全な一発消し。和久津プロの立場からすれば倍満未満ならどうぞツモってくださいなので、一発を消すのは当然。
ポン、チーで佐々木プロもテンパイが入っており、ここで切って待ち替え。
直前にが切られている…!
これは出るか…!
が、みんな忘れているんだ。
和久津という女の実力を。
。
勝又プロのアガり。
勝又プロの手は、
・場にドラ2枚、1枚見えてハネマンの確率は低い。
・河も普通で、チートイドラドラの可能性も低い。
・そもそも勝又プロは2着狙いのリーチである可能性が高い。
なので、勝又プロになら振り込んでも良い。
は村上プロには通っている。
親には振り込みたくなく、佐々木プロの手出しも当然見ているため、村上プロに通ったからといってなど切るはずがない。
力を振り絞ったが、相手も一流ばかり。
チャンスメイクまではできても、クリアするのはさらに茨の道だった。
残念ながら敗退してしまいましたが、村上淳の強さは間違いなく2019シーズンに残ったでしょう。
本日既にセミファイナルは始まってますが、どのゲームも同じくらいの価値があるということを忘れてはならない。
死に物狂いで戦い、去っていった者の姿を背負ってセミファイナルを戦わなくてはいけない。
今後も、最高のゲームを見せてくれることを、Mリーグには期待します。
麻雀Mリーグ 2020/3/9 1戦目 ドリブンズ最終日②
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南1局 2本場 親 高宮
高宮プロ。配牌がこんな感じ。
ドラが浮いてます。
こういう役牌のドラをいつ切るのか、どこまで持っておくのかはなかなか難しい問題ですが…、以後、自分なら切るかどうかを検討していきたい。
中ぶくれ4連形になる優秀なツモ。
これでカンに頼らなくてもよくなるかも知れません。
ここでを切る人は結構いそうです。
僕も切ります。
その後この形。
ピンフドラ1が確定しました。
これなら切る人は激増するでしょう。
マジかいベルセルク。
あなた今デカめのトップ目ですよ?
は生牌で、一刻も早く処理したい牌でしょう普通は。
茅森プロがを初めて河に放った直後。
勝又プロがうっとうしい複合形の手牌をチートイツにまとめてリーチ。
勝又プロにアガられれば3着落ちしてしまう村上プロ。
避けたいのは山々ですが勝又プロの捨牌はザ・チートイ。
メンツ抜き打ち。トーゼンですね。
「リーチ」
え?
ベ、ベルセルク!?
分かってる?
もう一回言うけどあなたデカいトップ目なのよ!?
これは流石に押しすぎなのでは…?
南2局 1本場 親 茅森
茅森プロからリーチ。親リー。
高宮プロ、これを受けて…。
切り。
確かにがまあまあ早めに切られているのでカン待ちの可能性は低い。
も早いのでペンチャン、シャンポンもあまりない。
加えて自分はがフリテン。
ベタオリでを抜き打つくらいならマンズくっつきテンパイを狙う方がいいか。
ただ、①自分がトップ目で、②ラス目の親リーの、③一発目に切る価値は本当にあるのかどうかですね。
あと、引いての勝負は僕なら絶対しません。
勝又プロがクイタンで現バリ待ちのマンガンテンパイ。
それを受けてベルセルク。
これはもう流石に出番はないでしょう。
は親に通ってない。は生牌。は2人に無スジ。
行くのね〜ベルセルク。
これはちょっと雑な感じします…。
ただ、結果はベルセルクにトップを奪われ、ため息をつくドリブンズの最後の希望の姿。
最終戦はトップ縛りだ…!
麻雀Mリーグ 2020/3/9 1戦目 ドリブンズ最終日①
既にセミファイナルが始まってますが、この記事を書いてるのは3/14ですので、察してください。
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東1局 2本場 親 高宮
高宮プロ、何切る?
切り。
まあ普通っちゃ普通ですが、この手はドラなし役なし愚形確定です。
そんな1シャンテンをマックス受けにするよりもドラ受けを残しておいた方がいいと思います。
僕なら1枚切れのかなぁ。
次は何切る?
切り?
ドラを切らないのは同意ですが、わざわざ1シャンテン崩す必要もないような気がしますが…?
加えて、この手でを残しておくメリットはどれほどのものでしょうか?
何か見落としてますかね自分。
東2局 0本場 親 茅森
勝又プロ、何切る?って言ってる時点でを切らないことは明白なんですけど。
一応チートイの2シャンテンだし、とりあえず切ればいいんじゃねーのと思ったのですが。
勝又プロが切った牌は…。
。これは勝又プロらしい…。すごい1打です。
まず、ドラ2のこの手でテンパりにくいチートイを保険としてすら考えない。これがすごい。まあ確かに牌が内に寄っているので、チートイを意識する必要は普通よりは薄いかもしれません。
で、メンツ手で行くとしても、普通にかを切れば1シャンテンです。なぜそうしないのか?
勝又プロは良形テンパイへの手順が非常に上手い選手です。
今回もそう。
の部分を抱えておくと、どうあってもこの部分が待ちになり、愚形テンパイ率極大となります。なのでここでカンの2度受けを解消し、と、場況が割と良いへのくっつきを狙う、というところ。
チートイが好きな僕にはできない選択ですが、確かにこの巡目ならばスピードよりも「アガりやすさ」を最重視する余裕はあるのかもしれません。
南1局 1本場 親 高宮
親の第1打。何切る?
ちなみに僕は誰が何と言おうとを切ります。
これはたまげた。
ドラ切り。
この手でドラ切りの発想は僕にはありませんでした、が。
↑がこの時の点数状況。
確かに使いにくいドラを無理やり使う場面でもないかもしれません。
何ならで動けるようにしておいた方が価値が高いかも。
最近は高打点ブームで、ドラを大事にしすぎる癖が付いてきてるし、ちょっと考えを改める必要があるか…?
ドリブンズ最終戦ですが村上プロになかなかスポットが当たりません…。
Mリーグセミファイナルについて②
前回に引き続いて、セミファイナル進出チームの所感を。
KADOKAWAサクラナイツ 48.4pt → 24.2pt
レギュラーシーズン成績
選手 |
pt |
内川幸太郎 |
▲33.1 |
▲152.8 |
|
沢崎誠 |
234.3 |
僕の大好きな、「わけわかんないけどなぜかめっちゃ強い」沢崎プロと、西単騎ボーイイケメン内川プロ、グラドルの岡田プロという、なんとも華のあるチーム。
実績十分の内川プロはマイナスで終わってしまいましたが、まあ心配することはないんじゃないでしょうか?どうせ打ってれば最終的にはプラスになるでしょう。セミファイナルでの勝ち頭になったって全然不思議じゃありません。
岡田プロは地力で押されている感じは若干あります。全体として大きな穴があるとは思いませんが、細かーい注目しなければならないところに目が行っていないのではと思う時がちょっとあります(あまりたくさん対局を見ていないので根拠は薄いですが)。
沢崎プロは↓で。
●個人的に活躍を期待している選手
沢崎プロ
今とは違う時代の麻雀を操る沢崎プロ。
「なんでそれ切る!?」「なんでそれ残す!?」
彼の麻雀を見て何度同じことを思ったことか。
僕は見続けなければいけないのです。彼の麻雀を。
それだけです。
もし彼がセミファイナルでボコボコにされるようなことがあれば、僕的には「やっぱりこんなわけわかんない麻雀では勝てないよね」と納得してしまえるのですが、なんかどうせ勝っちゃうような気がするんだよなぁ…。
TEAM RAIDEN / 雷電 ▲80.1pt → ▲40pt
レギュラーシーズン成績
選手 |
pt |
▲251.5 |
|
20.9 |
|
150.5 |
高打点を武器に他家をどん底に突き落とすような麻雀を操る雷電。
特にずーーーーーーーーっと安定して結果を出している黒沢プロの手作りは見事で美しいです。
瀬戸熊プロは、前期から含めてですが、もっと勝つんじゃないかと思っていました。なぜ勝てないのかが僕にはよく分かりません。単に悪いクジを引いてるんでしょうか?鳴きが少ないからなのかな…。
萩原プロは、正直行って力不足でしょう。
個人的に彼の麻雀は大好きなのですが、どうも「好きなプレーだけしたい」ような感じに見えます。それもプロとしては正しい姿なのかもしれませんが、化物だらけのMリーグで勝とうとするなら、自分を殺すことも時には必要なのではないかと。
●個人的に活躍を期待している選手
黒沢プロ
僕の麻雀に影響を与えてくれたプロは何人もいますが、手作りという点で1番変えてくれたのは間違いなく黒沢プロです。
特に、「安いテンパイ効率を落として高いテンパイ効率を上げる」作業が非常に上手い。高い手の機会損失率が極端に小さいのではないでしょうか。
あと、押し引きも美しい。「あと1牌押したい」を押さない。自分の手に見合った押し引き。丁寧な麻雀もまた魅力的です。
U-NEXT Pirates ▲202.3pt → ▲101.1pt
レギュラーシーズン成績
選手 |
pt |
小林剛 |
211.0 |
▲143.4 |
|
▲168.1 |
|
瑞原明奈 |
▲101.8 |
船長がいなければものの見事に転覆していたであろう海賊船。命からがらドリブンズを乗り越えてのセミファイナル進出。
打点不足が問題視されることがありますが、大して高打点プレイヤーでもない(むしろその逆)小林プロが好成績であることを考えれば、別に弱点ではないかと。
特に前期大活躍の朝倉プロのこのマイナスは、単純に悪いクジを引きすぎた結果のように見えます。
瑞原プロは他の化物Mリーガー達と比べれば地力では落ちるのでしょうが、この程度のマイナスならこの先十分巻き返せる成長度を持っていると確信しています。
問題は石橋プロですよ。
実績がある以上、2年連続で大きなマイナスはまずいでしょう。↓で語りたい。
●1番好きなプロだからこそ辛口に
石橋プロ
僕がバッシーの大ファンであることは何度か書きました。
確実に、勝つための知識も技術も備えているはずの石橋プロ。
僕は、彼が勝てない理由は、他の選手と比べて遠い鳴きが多いからなのではないかと考えています。
「安くて遠い」も多いし、「高いが遠すぎる」仕掛けも多いです。
多分アガり自体の機会損失率が高いんじゃないでしょうか?
もしくは単に高い手が少なすぎるか。
あと「鳴き」で思うことは、「鳴いた手を交わし手だと思い過ぎていて、打点アップのタネをあまり残さずスリムに構え過ぎている」ことがよくあるかと。
どう考えても守備力トップクラスのバッシーが負ける理由があるとすれば攻撃面にあるとしか思えません。
多分Mリーグルールに麻雀が合っていないのではないでしょうか?
セミファイナルで大きな手入れをしなければ。
この調子のままマイナスを重ねてしまうのではないかと心配です。
ともあれ、明日、セミファイナルは否応なく開始されます。
注目選手もそうでない選手も、最高のパフォーマンスを見せてくれることを願います。
いよいよ明日!
Mリーグセミファイナルについて①
Mリーグはレギュラーシーズンを終えてセミファイナルへと進みます。
今回と次回はセミファイナルに残ったチームや選手についての僕の所感を述べたいと。
セガサミーフェニックス 495.5pt → 247.8pt
レギュラーシーズン成績
選手 |
pt |
451.4 |
|
332.0 |
|
▲157.9 |
|
▲130.0 |
魚谷プロの爆発と近藤プロの最高レベルの安定感でブッチギリの首位を獲得したセガサミーフェニックス。
マイナスが100を超える茅森、和久津両プロも、ただ単に今は悪いクジを引いているだけでしょう。総合力は全チームの中でも間違いなくトップレベルであるというのが僕の感覚です。
本来は圧倒的な攻撃力、守備力があるというよりはバランスに優れるチームであると思うのですが、セミファイナルでまで魚谷プロが暴れるのであればかなりの脅威になってしまうでしょうね。
フェニックスって、他のチームみたいに「テーマ」が決まってる感じがなくて、ただ単に「勝てる選手を選んでいる」みたいなところがないですか?こういうところがかなり好きです。
●個人的に活躍を期待している選手
茅森プロ
おそらくは全Mリーガーの中で茅森プロの麻雀は僕の理想に1番近いです。押し引き、手作り、鳴きのタイミングなどがかなり僕の選択と似ています。
対局中のクールな雰囲気も好きです。
彼女の麻雀がMリーグで勝ってくれると僕も僕の麻雀に自信が持てるので、そういう意味では1番勝って欲しい選手と言えるかもしれません。
渋谷ABEMAS 273.9pt → 137pt
レギュラーシーズン成績
選手 |
pt |
211.4 |
|
290.2 |
|
▲246.3 |
|
日向藍子 |
18.6 |
絶対的エース多井隆晴の脇を優秀な若手でガチガチに固めたチーム。
流石としか言いようのない安定感を誇る多井プロと、昨シーズンのマイナスが嘘であったかのように復活した白鳥プロが得点を伸ばしました。
反して松本プロが絶不調。松本プロが実力不足なのかどうかは分かりませんが、少なくともここまでマイナスになるような麻雀ではないはずと思っています。
日向プロは今期のMリーグで初めて麻雀を見させてもらいましたが、押し引きのバランスが絶妙で、大崩れしにくそうな感じ。(ただ、1回だけ国士の2シャンテンでありえない押しをしたことがあって、それが僕の中ではかなり悪いイメージがあるのですが。あれは何かの間違いか…?もしくは僕に見落としが?※追記)
●個人的に活躍を期待している選手
多井プロ
好きなんです。
麻雀に対する熱意も、闘っている選手へのリスペクトも、麻雀界に対する思いも。
麻雀の内容に関しては、非常に柔軟。面前良形高打点がメインウエポンかと思いきや、鳴くべき役牌は鳴くし、行くべきクイタンには行くし、すべき愚形リーチも敢行する。抜群の守備力や、場況判断、対応力の高さに小技まで、圧倒的マルチプレイヤー。
勝つに決まってるわこんなん。
KONAMI麻雀格闘倶楽部 195.0pt → 97.5pt
レギュラーシーズン成績
選手 |
pt |
80.7 |
|
99.5 |
|
80.3 |
|
藤崎智 |
▲65.5 |
攻撃力を武器に他家にプレッシャーをかけて戦況を支配する3人に、その対極に位置するような忍者を1人交えた、なんとも異色な雰囲気のあるチーム。
佐々木プロ、前原プロが他のMリーガーと大きく違うポイントは、「愚形であってもリーチすることに大きな意義とメリットがあることをよく知っている」ところでしょう。
それは多分勇気があるとかじゃなくて、「そうした方が得だ、勝てる」という経験感覚から来るのではないかと思います。
高宮プロは藤崎プロの「柔」の麻雀を少し取り入れ始めてるような感じ。安定感が増したことが今季のプラスに繋がったか。ただ、見てると少し雑なターツ選択や押し引きがあったりするのが不安点。
藤崎プロはなんというか、僕の麻雀とはスタイルみたいなものが違いすぎて…。特に序盤の手の広げなさがマイナスに効いているような感じがします。
●個人的に活躍を期待している選手
佐々木プロ
やっぱり誰もが彼の麻雀に惹き付けられるでしょう。
小気味のいい攻めは見ていて気持ちがいいです。愚形リーチを「打てない」プレイヤーは、もっと彼の麻雀を見なきゃダメだといつも思います。
そしてヒサトの特徴として挙げなければならないのは、意外に押し引きが神レベルで上手いところです。自分の手が行けるか行けないかの線引きが異常に上手いのではないでしょうか。
他3チームは次回で。
セミファイナルへの秒読みは始まっている…