Mリーグ 2020/6/19 1戦目① 夏ミカンの先切り嫌いが全部わかる
ユウキ「いきなりだが、夏ミカンはアンパイを残しての先切りが嫌いだ」
サツキ「何度も言ってますよね」
カズキ「ターツフォロー、くっつき浮き牌、打点フォローなんかはギリギリまで引っ張って、アンパイを残すことはかなり軽視してるな」
ユウキ「それが正解かどうかは置いておいて、今回取り上げる局は先切りがよく見られたから、それを集中的に見ていこう」
東1局 0本場
ユウキ「さて、まずここからだ。内川プロ。何切る?」
ユウキ「」
カズキ「これは…、夏ミカンが1番嫌いなやつ…」
マユナ「ターツ候補は揃っているとはいえ、こんな巡目からリャンメンターツのタネを見切るべきではないっていういつものやつ」
ユウキ「まあ今回はタンヤオ志向が強いし、ターツも明確に揃ってるからそうでもないかもしれないが、それでも夏ミカンは切らんが」
サツキ「魚谷プロ…、ドラポンしててテンパイですか」
ユウキ「これに対しイケメン内川プロ」
マユナ「実は夏ミカンって内川プロ好きだよね」
カズキ「いっつもイケメンって付けるしな」
サツキ「ホm…」
ユウキ「違う」
マユナ「滝沢プロにもイケメンって付けるから、イケメンが好きなんでしょ」
サツキ「やっぱりホm…」
ユウキ「違う!!」
ユウキ「ピンフドラ1の1シャンテンで…」
ユウキ「魚谷プロの現物を切る」
マユナ「ふーん?」
カズキ「ポンテンを読んでる?」
ユウキ「この手で受けを意識する以上、ほぼ確実にテンパイだと読んでるんだろうな」
マユナ「しかし…、確かに魚谷プロはとカンチャン落としの後にポン出しでテンパイの可能性はあるとはいえ、そんなに確率は高いかな?」
サツキ「それなりには高そうだよ。ただ、本当にこの手で受けるほどの脅威なのかは、どうだろうね」
ユウキ「夏ミカンは切るそうだが、押しすぎか?」
東1局 1本場
ユウキ「さて、また内川プロ」
ユウキ「を切る」
サツキ「はあ。またこういうやつですか」
ユウキ「夏ミカンに言わせれば、愚形ターツが残っている以上はリャンメンターツのタネを見切るのは早い。感覚的には、あと4巡前後」
カズキ「今回の内川プロは特にこういうのが多い気がするな」
ユウキ「さて、魚谷プロ」
ユウキ「ここから打とした」
サツキ「むう…」
カズキ「三色の1シャンテン固定か」
マユナ「残しておけばソーズ引きでタンヤオ変化があるし、まだ見切るのは早いんじゃ?」
ユウキ「これも夏ミカンなら他家の手出しを見ながらギリギリまで引っ張る。引ければダマでマンガンになるし、鳴いても3900だ」
ユウキ「内川プロ。ここで引いたもツモ切る」
カズキ「これは、分からんでもないけど…」
ユウキ「実際に内川プロがどう感じていたかは知らないが、これも夏ミカンは他家の手出しを見ながらギリギリまで引っ張る。先制好形リーチ率が高まるんだぞ、4枚分も」
マユナ「今回は1枚切れてるけどね」
サツキ「まあ、それを踏まえて内川プロのギリギリのラインだったのかもしれないけど」
ユウキ「さあ瑞原プロはこの手、どうするのか」
マユナ「浮いているのは、」
ユウキ「切り。これよこれ」
マユナ「夏ミカンが好きそうな打牌だねぇ」
サツキ「愚形ターツ二つで不自由な今、引きが大きすぎる」
カズキ「加えて重なってのタンヤオ移行も大きい」
サツキ「夏ミカンの推しプロ。綺麗で可愛いだけじゃないってことですね」
ユウキ「強いて言えば、好みなんだよ。打牌が」
ユウキ「日向プロ。ここから…」
ユウキ「」
マユナ「これは…?」
カズキ「なんでだ。ターツの数、数えてないのか?赤赤なんだぞ?三色まで見えるチャンス手だぞ?」
サツキ「頼むからこういうを残す癖は直して欲しい…」
ユウキ「さて魚谷プロ。このを」
ユウキ「先切り」
サツキ「これは良いかと」
マユナ「そうですね。この手で残してが埋まったところで愚形のリーのみだから、そんな受け入れを早めに拒否して、少しでもの出アガリ率を上げた方が良さそう」
ユウキ「だが、次に引いてきたはキープする」
カズキ「引いてのドラ1ひっかけリーチは望むところってことか」
ユウキ「それは良いんだが、夏ミカン的には、この巡目でを残す余裕があるんなら、もあの場面なら引っ張れたのではってさ」
マユナ「うーん…」
ユウキ「で、内川プロ。さっきはトイツになったを切ったのに、今回トイツになったはキープ」
マユナ「ふーん。何でもかんでも先切りするつもりはないってことかぁ」
サツキ「さっきの巡目のと今の巡目のに、大きな差があるかどうかは疑問ですがね」
ユウキ「もちろん、は2スジにかかる上に全員の危険牌。は1スジにしかかからないし1人のスジ。安全度に明確な差はあるけどな」
ユウキ「日向プロ」
マユナサツキカズキ「「「残しとけば三色1シャンテンじゃん!!!」」」
ユウキ「言ったって仕方ないが…」
ユウキ「この後に及んでを切らない」
サツキ「……ウヘェ……。まあ実際、こんな他家が今にもリーチしそうな状況でこんな手にしてしまったら、ほぼ受けることになるけど…」
マユナ「ただ、そう考えるとさ。もはやこの手には大きな価値がない以上、ブクブクにしようがアンパイ抱えようが、リーチが来たらほぼオリるわけでしょ?ならブクブクにした方がいくらか得な気がするけど」
カズキ「切ってるからの価値が落ちるってのがそもそもの痛手なんだよなぁ…」
ユウキ「さて、もうすぐ終盤というところで瑞原プロ。目一杯なら切りだが…」
カズキ「が1枚切れ、が2枚切れか…」
マユナ「切り…」
カズキ「2枚切れが大きいか?」
サツキ「その上で、周りの変化を見た、と」
ユウキ「夏ミカン的にはすごく好きな選択なんだけど、さすがに巡目的にも受け入れマックスにするべきなのかなとも」
カズキ「も安全牌でもないし」
ユウキ「結果は引いてのリーチ」
ユウキ「日向プロ、最終手番。チーしていてテンパイしている」
マユナ「か切ればテンパイ料もらえるのか…」
ユウキ「押した」
カズキ「瑞原プロに残っているスジは…」
、、、、、、
マユナ「多い!」
カズキ「これだけあれば、相手が親リーとはいえ鉄押しだな」
サツキ「確実に収入があるわけだからね」
サツキ「長くなりましたね…」
マユナ「いやー。夏ミカンの嫌いそうな打牌がワンサカ」
カズキ「唯一瑞原プロだけはそんなことなかったな」
ユウキ「その1点においては夏ミカンはご機嫌らしいがな」
麻雀ランキング ←よければクリックお願いします!