1局精査① 親の仕掛けに回ってマンガン
マスター「1局精査?」
ユウキ「『雀聖』になって昇段が難しくなってきたということで、もっと牌譜検討を詳細にすべきと…」
エリア「本当は?」
ユウキ「時間的にあんまり多くやれないから…」
マスター「だろうな」
エリア「うーん。サクッと終わらせようね!」
ユウキ「早速親の仕掛け。ポンの打」
マスター「の好形ターツを仕掛けてきたか…」
ユウキ「夏ミカンの中ではちょっと危険信号。『ある程度整っている』か『遠くても高い』か」
エリア「高くするためにポンしてきたとするとトイトイという可能性もあるのかなー」
ユウキ「とりあえず警戒レベルは上げることに」
ユウキ「さてツモでシャンテン数は上がりましたと」
マスター「形は悪いがな。ポンされてるし」
ユウキ「夏ミカン的には親がちょっと怖い以上、この程度の手でムリヤリアガりに行くこともないと思ってるみたいで…」
ユウキ「打を選択」
エリア「ヘー」
マスター「安いとはいえターツ外しか。今までの夏ミカンの打ち筋には無かったような感じだな」
エリア「ソーズの伸びとドラ受けを残して手牌全体の価値を上げていってるわけだねー」
ユウキ「親にそれなりの手が入っているかも知れない以上、こちらもそれなりの手にはしたいって感覚みたいだ」
ユウキ「親が再び鳴く。ポンの打」
マスター「またもの好形を鳴いてきたか」
エリア「でもと持ってたってことは、少なくともトイトイ決め打ちしてたわけではなさそうだね!」
ユウキ「結果的にトイトイになるってことはありそうだから、油断できないとは思うけどな」
ユウキ「上家がを大ミンカン。打」
マスター「オタ風をわざわざ…」
ユウキ「後で分かったんですけどね。これ、字一色狙いっぽかったんです。それもだいぶ遠目の」
エリア「配牌が悪すぎて遊んでたのかなー」
マスター「『玉の間』でも普通にいるからなぁ、そういうの」
エリア「でも笑えないねー、これ。新ドラだよ」
ユウキ「こうなってくると親の仕掛けはもう普通に5800以上あってもおかしくない。こちらとしてはかなり引き気味に行かざるを得ない」
マスター「とはいえこっちも新ドラ乗って1シャンテンだけどな。……ただが全切れか」
エリア「ポンもあってかなり厳しいね!」
ユウキ「夏ミカン的にはアガれる気はほとんどしてない。それよりは放銃回避が優先されると考えてるな…」
ユウキ「親、三たびポン。ポン打」
エリア「やっぱりトイトイ決め打ちはしてなかったみたいだけど、もうそんなことも言ってられないねー」
マスター「夏ミカンからはドラがあんまり見えてない。親にドラヘッドがあればトイトイや赤で12000だな」
ユウキ「上家へのケアも必要だし。もう撤退まで考えてます」
ユウキ「ツモで…」
ユウキ「直前に通った切り」
マスター「これはこちらの手がどうこうではなくて、単に切る気が無いんだな」
エリア「一応チートイ1シャンテンだね」
マスター「粘りようはあるか」
ユウキ「親が加カン。打」
マスター「新ドラが自分に2枚乗ったが…」
エリア「あと1枚見えてない…。親に乗ってたらまずいねー」
ユウキ「引き」
マスター「いっそ分かりやすい無スジだな」
ユウキ「切り」
マスター「あん?チートイで粘るんなら打では?」
ユウキ「ももほぼ当たらないとは思ってはいるんですけどね。でもやっぱりここでの12000放銃を考えると切りたくない。第1希望はトイツ落としでのローリングということらしいです」
エリア「周りはかなり切りづらいしねー」
マスター「それらを切らなくて済むようにを浮かせたっていう意味合いもあるか」
ユウキ「引いて…」
ユウキ「目論見通り切ってピンフへ」
マスター「危険牌2種を封殺できたな」
エリア「は無いし、がフリテンだけどねー」
ユウキ「上家が打。これをチーするか迷ったようだな」
エリア「役無しテンパイになるけど?」
マスター「がもう6枚見えてるんだな。クイタン移行でアガり切るにしても、ケイテン狙うとしても、ここをメンツにしとかないと厳しいっていうことか」
ユウキ「結局は放銃回避を第一にスルー」
ユウキ「フリテンの方を引いてテンパイ」
マスター「カンが2回入ってるからリーチで爆発を狙いたい気持ちもあるが…」
エリア「待ちがあと2枚しか無いし、ダマなら直前に通ったを下家が合わせるかも知れないねー」
ユウキ「ということでダマ」
ユウキ「なんとか振り切った」
マスター「親の待ちは3山でこっちのは0山かよ」
エリア「スレスレもいいところだねー」
マスター「なんか結局、現物だけ切ってたらたまたまアガれたってだけの話じゃねーか」
エリア「あーホントだ」
ユウキ「言わないでくれと思ってたのに…」
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