2020/3/6 1戦目 船長の前に見ておきたい押し引き
最近、内川プロが芸人に見えてくるんですけど。(←失礼極まりない)
だってこれ見て笑わない人いるんですか。「名シーン」て。
はい、行きましょう。
この記事を書いてるのが3/8(日)で、投稿日はレギュラーシーズン最終日。
どんな結果になっているのか…
それはそれとして、やはりこの日の小林剛を書かないわけにはいかないでしょう。
メンツはこちら
東1局 0本場 親 内川
まずはコバゴー以外の選手の手順をさらっと。
瀬戸熊プロ。ここから…
打。
形はほぼ整っているので、3トイツにするほどではないし、後々の出アガリのしやすさもアップする。まあ普通こうするんでしょうね一般的には。
僕は切るけどね!
・既に守備力は確保できているのでを持つ意味は皆無。
・マンズが伸びたときはどちらかを落とす。その時にの縦フォローがあった方が良い。特にドラを引いたときはクイタン移行しやすくなる。
・こんな最序盤からリーチがくる可能性など考える必要はなく、1枚残ったせいで反撃できなくなるということも考える必要はない。もっと巡目が進んでから切っても遅くはない。
こんなところ。
余計な字牌は持ちたくないマンです。
日向プロ。ここから…
打。
ストレートにを切っても愚形残りの2シャンテンなので守備力を下げたくなく、かと言ってを切るとホントに現在残る愚形ターツと心中しなくてはならなくなる。
ならばシャンテン落としてでも良形テンパイへの道と守備力確保を優先する。
こんなところでしょうね。
僕は切るけどね!
・現時点でまあまあ他家のアンパイが持てている。1枚消費した程度で守備力は大して変わらない。(前提として、この手は今リーチを受けたらベタオリ一択である。)
1番煮詰まってそうな瀬戸熊プロの河に。まずオリれる。
内川プロの河に。かなりオリれる。
小林プロの河にはしか現物は無いが、を残したところでこれにアンパイが1枚増えるだけ。大して変わらない。
・この巡目でドラ2の手をシャンテン落としするほどのメリットとは思えない。
こんなところ。
字牌絶対切るマンです。
ちょっと戻って内川プロ。ここから…。
切ってペンチャン落としのシャンテン落とし。
良形テンパイを目指してへのくっつき狙いでしょう。
ただ、これは僕は素直に1シャンテンとりますね。
ドラ0とか、子ならペンチャン払うかもしれませんが、親ならある程度の速度は確保しときたい。
もっと言えば、を引けば良いだけですし。
東2局 0本場 親 小林
上家の小林プロからリーチを受けて日向プロ。
自分の手は好形の1シャンテン。
でも相手は天下の親リー。
は危険。は一応スジ。
切って粘る手もありそうですが…。
ベタオリ!
これは見ていて感動しました。
僕は「切るかも…」と一瞬考えてしまったのですが、冷静に考えればこんなもんベタオリ一択です。
この手はを切れば十分親リー相手にも戦える手ですが、親リー相手にそんな押しはありえません。
なので切りは無し。
では切りはどうなのかというと、切った後の形ではそもそも親リーと闘う価値はありません。
なので切りも無し。
つまり結論はどれも切れないことになり、ベタオリになるわけです。
ここでこの押し引きを日向プロに見せてもらえてよかったです。
さて、今日はここまでとして、次の記事ではいよいよ船長に登場してもらいます。
荒波の音が聞こえてくる…
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