オレンジライフ【雀魂・Mリーグ】

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麻雀Mリーグ 2020/2/21 2戦目 異議あり!プロの選択! ※訂正しました

メンツはこちら

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東4局 0本場 親 佐々木

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萩原プロ、チートイテンパイです。

四萬は自分の河の中スジになっているので即リーでも良さそうです。

 

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テンパイとらずの打四萬

巡目もキツめですが、最高形の四暗刻を目指しながらトイトイ狙いです。

チートイだと裏が乗らなければ3200点しかありません。

それよりはこうした方が打点は期待できそうです。

今回は手牌のトイツが鳴きやすそうなものが揃っているのでこうしたと思いますが、鳴きにくい牌が多ければ即リーした方が良いと思います。

 

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と思ったら南待ちはリーチなんかい。

確かにこの単騎の方がさっきよりは優秀かも知れませんが、ここでリーチなら即リーでもよかったように思えます。

 

南1局 1本場 親 魚谷

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岡田プロ、打一筒

点数が少ないので、一通を見切るのは早いと思います。

ちょっと甘いですこれは。

手拍子で端牌を切ってる感じです。

 

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またこんな感じか、萩原プロ。

 

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九萬。なるほど。

分からなくもないですが、八筒を残しても嬉しい牌が七筒しかありません(ドチャクソ嬉しいですが)。

ここは八筒切ってテンパイは取る手もあるかもしれません。

即リーも。

その後八萬ツモっちゃったらフリテンリーチ…はやりすぎか…。

 

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八索ツモ。

萩原プロ、何切るのかな。

ドラが七索だけど…。七筒引きは死ぬほど嬉しいから…。

 

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前傾姿勢で睨み付けております。

 

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八筒

うわー、萩原プロ…。

 

一生ついて行きます。

打点よ打点。

最終形?知らんがな。

 

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マジで引くんですかドラ七索

しかし問題が。

なんと既に六索が4枚見え。九索が1枚見え。六索九索待ちは3枚しかありません。

それでも九索ポロリを狙ってダマにする選択肢はあります。

もしくは四萬七萬ノベタンリーチか。

さあどうするのか。

 

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え…。ノベタンダマ?

手替わり待ち?

え?なんの?ピンフの?

一索は無いので、手替わりは四筒六筒八索の3種のみ。

しかも手替わりしたところで亜リャンメンだから、待ち枚数はノベタンと一緒。

これは流石にヌルダマと言わざるを得ないのでは…。

 

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ピンフになって、リーチするのかと思いきや、依然ダマ。

これは一体どういうことなの…。

てゆーか、ダマでアガりたかったのなら、六索九索待ちに受けてからでもこの変化はあったでしょうに…。

 

 

南1局 2本場 親 魚谷

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魚谷プロ。この手、何切る?

 

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三索

これはめっちゃ好きです。

この巡目であれば、効率を落としても高い手を目指すべきです。

※すみません。普通に三索切り1択でした。

 

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うん。ツモ切りやね。

 

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んー!?

いや、何?何これ!?

なぜ一筒残すの?

確かにちょっと安全そうな牌ではあるけど、アンパイが欲しいならなんで發切った?

とゆうか僕の中ではまだまだ一通を狙っても良い時間帯なのですが…。

だめなん?

※ここも大袈裟に捉えすぎました。

この点数状況なら無理に一通を狙うくらいならアンパイ抱えた方がいいかもしれません。前巡發を切った後、やっぱりやりすぎたかなと思ってここで五索を切ったのかもしれません。

※加えて、一筒が重なりやすいとふんでの選択かもしれません。

 

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萩原プロにエグい手が!

 

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な、な、な、な、な、な、な、な、な、な、な、な、な、なぜ!?

なぜ打三萬!?

二索じゃないの!?

ドラ北が2枚あるんだから四暗刻にこだわる局面じゃないでしょうに。

二索を引いてのホンイツを考えてということか…?

それなら分かるけど、でもここはスピード優先で良い気もするが…。

 

南1局 3本場 親 魚谷

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佐々木プロ、テンパイ。

 

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音速でリーチ。九萬三筒待ち。

なんか萩原プロが難しいことを考えすぎてるから、寿人プロのこの小気味の良さがいつも以上に気持ち良いです。

ガラクタリーチのように見えますが、八萬四筒が自分から3枚ずつ見えているため、かなり良い待ちです。

ピンフイーペーコーがあるから…、などとトロトロダマにする人たちに言ってやってほしいです。

「何巡敵を自由にさせるつもりなんだ」と。

 

さて、ここより、問題のシーン。

南3局 1本場 親 岡田

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2巡目でこれ。

僕は全部ポンです。間違いなくチートイより高く、早いと思います。

 

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一筒が切られた!

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「・・・・」

えっ。あの、出ましたけど…。

 

その後2枚目はポンしましたが、これをスルーするメリットはそこまで大きいでしょうか…?

 

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さあ来ました。問題の場面。

一筒一筒横一筒と鳴いています。

發が2枚切れです。たとえ小三元が見えるとはいえ、染め手がバレバレの仕掛けをしている自分に向かって白中を切ってくる人など、普通はいません。

どっちか1つまでは鳴けても、それまででしょう。

 

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なので發切り。

至極真っ当な手順です。

 

なのですが。

今、そんなことを言ってる状況でもないです。

仮にここから白中をコーツにして5800や7700をアガったところでこの点数状況がどれほど好転するのか。

五筒赤を引いて萩原プロに直撃させてようやく着順アップが見込める位置に行けます。

 

それならば、たとえ厳しくても小三元を狙うべきだったかもしれないのです。

 

ただ、やはり小三元はアガりにくいです。

發切りを「間違っている」とはいえないかもしれないです。

 

ただし、これは決して「好み」の問題で片付けてはいけません。

どちらを選ぶにしても、明らかにどちらが優位なのかをしっかりと考えた上で選択すべきです。

 

蛇足ですが、この結果、岡田プロはアガれずラスのまま終わってしまいます。

ですが、「この結果=岡田プロはヘタ」とは絶対になりません。

そういうことを言う人というのは、ここで岡田プロが7700アガった後にアガりまくって大逆転したら「岡田プロは上手い」と言うのです。「あの7700が良かった」とか言って。

 

この發切りは彼女自身、相当な覚悟を持っての選択だったはずです。

ここで18000への道を蹴ってでも7700をアガることを優先したことは、十分評価に値することなのです。

 

 

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