麻雀Mリーグ 2020/3/19 1戦目 渋川日吉コンビで選んだ
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この記事を書いているのが3/22。
いつもは木金はマンガ記事を投稿しているし、Mリーグ記事にするにしてもなるべく直近の試合を書くようにしているのですが、3/19の放送はどうしても見たかったので記事にしました。
なぜどうしても見たかったか。
その理由がこれ。
渋川日吉コンビ。
初のコンビのお仕事らしいですが、2人とも実況解説として大好きなのでどうしても見たかった。
チームでも選手でもなく、実況解説で見たい試合を選ぶあたり、僕も立派なMリーグファンのようです。
そして、ここにきてようやく松本プロを取り上げられた。
natsumikan-toaru.hatenablog.com
↑の記事で、僕が個人的に注目するプロは
・沢崎プロ
・石橋プロ
・松本プロ
と書きました。
前2人に注目する理由は何度か書いてますが、松本プロに関してはこれが初めて。
なぜ松本プロに注目しているのか?
それは、松本プロが「1番、現代麻雀に則った麻雀を打っている」ように見えるからです。
現代麻雀で得とされる手作り、押し引き、鳴き判断を、全選手の中で1番正確に操っているように見えるのです。
だから、松本プロの麻雀がどれだけの結果を残せるかが気になるのです。
松本プロの麻雀が勝つ=現代麻雀は強い となる。逆も然り。
もちろん20〜30ゲームの結果では実力がそのまま反映されることもないでしょうが、それでもある程度は分かってくるものもあるのではないかと。
それにも注目して見ていきたいです。
東1局 0本場 親 岡田
早速松本プロ。
牌効率なら当然のですが…。
切り。
はタンピンコースのさらなる開拓と、ドラ引きを備えためちゃくちゃ強い浮き牌。
赤赤あるとはいえ、この巡目でそれを切ることはないです。
その上でタンヤオ率を上げるを切る。
タンピンドラ3。
ドラ2ならばツモハネのためにリーチもありますが、既にダマツモハネなのでダマ優位でしょう。
東2局 1本場 親 佐々木
岡田プロ。
お…おう?テンパイ…。
僕の大っ嫌いなザ・リーのみです。さあテンパイ外すか、と思いきや…。
これ、何を外すの?
選択肢としては、
・ピンズ1メンツ落としてホンイツへ
・切って一通へ
ですが、ホンイツ狙いは流石に遅いし、現実的にバカホン2000点に終わりそう。
一通狙いはペンがとにかく厳しすぎる。
岡田プロの決断は…
即リー。
実際、この選択ができるのはすごく…なんと言うか、エライですよね。
何かと理由をつけてテンパイ外しそうな人は多そうですが(ひどいとダマテンとる人もいそう)、外すメリットが無いならばしっかりリーチを打つ。
テンパイ即リーは、最近評価が下がってきてはいますが、やらなきゃいけない時は腐る程あるということを忘れてはいけません、ということですね。
これに対して松本プロ。何切る?
守備全振りの打。
自分がトップ目なので無難といえば無難ですが、僕なら少し粘り気味に切りそう。
相手が親リーなら多分僕もですが、子ならこの後切りながら浮き牌が通ることを待ってみるというのも手ではないでしょうか?
東3局 0本場 親 朝倉
再び岡田プロ。何切る?
切り。
チートイ病の僕には打てない打牌です。
この巡目ならチートイは見切って良形リーチを目指すべきか。
タンヤオとチートイを残す切りもありそうですが、どっちが良いかな…。
引いての浮かせて何がなんでも良形リーチを打ちたい、ということか…。
切りの方がピンフ率は高そう…か?
ただ切りの最大の利点はタンヤオ率はぐんと上がること…。
あー。ちょっと分かんなくなってきた。
その後切った岡田プロに対し、
でチーして5200テンパイの魔王。
リャンメンリャンメンの1シャンテンだと鳴きたくない人も多いと思います。僕もそうです。
ただ、巡目もそろそろといった感じだし、面前でリーチしても出アガリ微妙の8000点。
そもそもテンパるかどうかも完全な運。
ならば鳴いて点数不明シャンテン不明の5200テンパイをとっておいた方がアガりやすく得という判断。
打点ブームで動けなくなっている僕にとってはハッとする鳴きでした。
今回、内容については以上ですが、魔王の所作が興味深かったのでちょっと書きたい。
東4局 0本場 親 松本
いつものようにテンパイ即リーの佐々木プロ。
ものすごく遠くに牌を置いて、河へ滑らせていく、その瞬間。
牌が裏返った上に山に激突!
なぜそうなった…。
でも一発ツモかい。
で、ハイライト見てて気づいたんですけど(もう皆さん知ってるかもしれませんが)、佐々木プロってツモった牌を横にして手元に置いてますね。
自分のアガリ形を晒すときにツモ牌を横にするので、なら初めから横に置いておこうということか。
こんなところにまで時短テクを使うとは。
さすが支配の魔王です。
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