麻雀Mリーグ 2020/3/30 1戦目 暴風波浪のちダイナマイト
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雷電とパイレーツの最後の直対日。
南場に入ります。
南２局 ０本場 親 瀬戸熊
石橋プロ。まずは仮テン。
リーチでマンガンまで見える手に変わりましたがダマ続行。
高め
をライバルの雷電瀬戸熊プロが捨てていること、ライバルの親であること、自分がトップ目であること。
もろもろ考えてのダマでしょう。
白鳥プロも攻めます。
から赤を使い切る
バックの仕掛け。
うまいなあ。
僕も数年前まではこんな仕掛けができていたと思うのですが、打点面前ブームに乗ってからは悠々とスルーしてたかも…。
もっと鳴くべき時は鳴くようにしないとなあ。
荒波と暴風が押し寄せる中、後が無い雷電瀬戸熊プロは…、
きつい…。
勝負になってないぞ…。
チートイに決め打ち。
この辺が瀬戸熊プロの悪いところか。
他家と速度を合わせようと思ったら
を鳴いての手組みはまだ追うべき。
チートイの両天秤として、打
か
が無難では？
それでもなんとかテンパイ。
当然のドラ
単騎リーチ！
と、白鳥プロの切ったに動きを止める石橋プロ。
テンパイなのにこれをチーして一発を消そうかどうか考えた模様。
まあ実際スルーが絶対得でしょうが、あらゆる瞬間で何かできることはないかを追求する姿勢は流石パイレーツ。
テンパイ イコール 終了でも、完了でも、必勝でもない。
あらゆる時、場面で最高の一手を追求します。
ここはスルーしますが。
そして今度は石橋プロの切った
に止まる近藤プロ。
チートイ１シャンテンでギャンブル気味に親リーに立ち向かうよりは、鳴いてフットワークを得つつ、安全な
で時間を稼ごうというところか。
面前１シャンテンから鳴くことなどカケラも考えないその辺の頭の硬いベテランとは違います。このジェントルマン。
鳴いて安全に前へ。
が生牌のまま切れずに進行するようであれば、今度は
を切れば良い。
さあバッシー。
この
をどうする。
は瀬戸熊プロにド無スジ。
いったん後退するならが切れる。
押した！
ここで瀬戸熊プロに12000を振り込めば逆転される上に自分はラスまで落ちます。
それを考えればかなり押しにくい場面なはず。
ただ、ポジティブに考えれば、ここで12000振っても点数状況は平たくなるだけで、あと２局あればトップを奪い返すことは十分可能。
最悪振っても良い。
だから押す価値は、ある。ということか。
実際のところ、どうなんでしょうかね。
僕ならいったん回りそうだが…。
結果は瀬戸熊プロから直撃。
雷電、荒波に飲まれる。
もはや逆転は絶望的に…。
南４局 ０本場 親 石橋
白鳥プロ。
幕引きと言わんばかりの３巡目リーチ。
マンツモでもギリギリ着順は上がりませんが、まあ素点をいくらか回復できればOKという感じか。
この宣言牌
に、またもバッシーが止まる。
石橋プロが親なので、白鳥プロにハネツモされるとトップが奪われます。
なので一発を消そうという考え。
結果動かず。
ただ、今回はさっきに比べて鳴くのも有力かなと思います。
近藤プロも逆転手に育ちそうでしたが、しっかり現物で受け。
瀬戸熊プロも、残念ながら勝負できる手ではない。
白鳥プロ、
をカン。
これでハネツモの確率がグンと上がります。
おおおおおおおおおおおおおい！！！！！！
モロ乗り！新ドラはカンした！
リーヅモ役ドラ４赤１でバイツモになってもーた！
いや、裏が１枚のればツモらずとも倍満！トップじゃん！
え？
なに？
瀬戸熊プロどうしたの？
・・・・・・・・・・・。
ヤベェ。ない。
強いて言うならスジのだけど、それよりも切れそうなのは…、
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・あっ。
でも、パイレーツを２着に引き摺り下ろせた。
結果的には振り込まないよりも点差は縮まったよ…。
なんやその顔。
お前仮にも団体の先輩にダイナマイトぶつけたくせになんちゅー顔してんねん。
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