雀魂牌譜検討 野菜嫌いは『トリコ』のオゾン草編を読め
ユウキ「夏ミカンの片手の指で数えるくらいしか無いであろう長所の一つに、『食べ物の好き嫌いが無い』ってのがあるんだよ」
マユナ「長所があったことに驚きだね」
ユウキ「小さい頃は野菜を食う意味がわからんとか言ってたんだけどな。飲食店でバイトしたり、以前ジャンプで連載してた『トリコ』を読んだりしてて、なんでも食うようになったらしい」
マユナ「またそういうのですぐ影響を受けたわけか…」
ユウキ「影響を受けやすいってのは良くも悪くもあるわけだな」
価格:418円 |
場況から手牌変化を見越す
ユウキ「さて、のみでテンパイ。どう受けるか」
マユナ「平面的なアガリやすさで言えばカンに受けるべきなんだろうけど」
ユウキ「切って一旦カンに受ける」
マユナ「場を見ると、ピンズの場況はよろしくない。特にピンズの上は破滅的に何にも切れてない。だからカンがアガりやすいとは言えないって事だね」
ユウキ「それなら()引きでの変化を見てこう受ける方が無難だろうな」
ユウキ「読み通りというか、は既に3枚潰されてる」
マユナ「対してピンズの下は変化が見込めるね」
ユウキ「そのままアガれたから良し」
マユナ「こういうこともある」
チートイはいつでも引き出せるようにしておく
ユウキ「親だが、ちょっと手牌は不自由な感じ」
マユナ「この引きで4トイツ…」
ユウキ「メンツ手で行くならは大事だけど、チートイを重く見て手放す」
マユナ「が既に2枚切れでメンツ手の進行はかなり苦しくなってる…。愚形ばっかりだし。チートイルート残しておけばドラドラで9600から打点も見込めるしね」
ユウキ「ここでを切ってを残しておいて、それにくっついたらを切っていくっていう進め方もあると思うけど、まあ単純に打点が見える2シャンテンであることを考えたら、チートイルートを残しておくので大丈夫な気がする」
これ何切れば良いん?
ユウキ「これは何を切れば良いんだろ」
マユナ「4トイツだねぇ。またチートイ?」
ユウキ「さっきのヤツと違って、今回はリャンメンターツが2つだからメンツ手も十分見込めると思うんだよ」
マユナ「が枯れててが役牌…」
ユウキ「ポンを生かすならソーズ払いもあると思うんだが…」
マユナ「それならチートイも残るしね」
ユウキ「を切った」
マユナ「んー…。なんか気持ち悪いなぁ」
ユウキ「巡目がやや早く、門前でリーチを打つことを追いつつも、ポンの選択肢も残したみたいだな」
マユナ「まあ確かに好形リーチを打つ未来はそこそこ見えるか…。その上でピンフのつくよりもを残して緊急回避にも対応できるようにした、と」
ユウキ「これがドラ無しだとまた違う選択肢が出てくるように思う。その場合は打点を極限まで見たチートイ狙い、かつ、リスクを極限まで減らしてのポン進行を見越したソーズ払いが良いかなと」
マユナ「今回はリーチドラ1を見切る段階ではないってことかぁ」
基本手順がうまくいくとテンション上がる
ユウキ「まずこちらの何切る」
マユナ「有り余る手材料だね」
ユウキ「落とし」
マユナ「引きでタンヤオが消えるのを嫌う。の2ヘッドを維持しつつタンピンやイーペーコー変化を待つ」
ユウキ「まあここはこれで良いだろ」
ユウキ「こうなっちゃった」
マユナ「こうなっちゃったかぁ…」
ユウキ「アグレッシブにを叩っ斬るのもアリかなと思ったんだが、素直に1シャンテンを取った」
マユナ「これでもを先に引けばタンピンになるし」
ユウキ「ドラを引いてくる」
マユナ「こうなれば…」
ユウキ「を切る。こうなれば今度はタンヤオは必要なくなり、さらなるドラ引きを見てではなくを切ることになる」
マユナ「456の三色まで見えてきた。このまま役無しリャンメンリーチ打つことになっても十分だしね」
ユウキ「ここまで基本的な手順を続けてきただけだが、完成してモノになると結構嬉しいよな。まあ、討ち取ったのは個人的には相当ぬるい打牌だけど」
マユナ「ぬるさで言えば夏ミカンも負けてないけどね」
役牌はポンするものって習った
ユウキ「このポン…、するか?」
マユナ「形が悪い2シャンテンかぁ…。まあ普通ならドラ引きとかで打点も上がるし、して良いだろうけど」
ユウキ「問題はこれがラス前のトップ目ってところなんだよな。決して良い形でもないのに守備力0にしてしまうのは微妙な気がする」
マユナ「ここで2900の加点も結構大きいとは思うけどね。鳴かないとアガリは厳し目だし、ポンもなくはないように思えるけど」
ユウキ「門前手とフーロ手では、フーロ手の方が進行の難易度は上がる。何を鳴くか、守備力の低下など考えることは多くなる。手が進みやすいからその分難しい押し引きを迫られる頻度も増えるしな」
マユナ「その辺の判断が自信無いなら『思い切って』スルーする手もあるのかも?でもスルーし続けて楽な麻雀に浸るようであればそれは絶対に良くないだろうし、『思い切って』鳴いてみるのも良いのでは?」
ユウキ「なんか戦術の話とはズレてきてるな」
マユナ「結局このポンは是なのか否なのか」
ユウキ「最序盤と言うことでややポンよりかなぁと。巡目の進行とともに守備力との相談になる」
マユナ「2着目や親リーとカンとかでめくり合うのはゴメンだよねぇ…」
ユウキ「チーのタイミングが難しそうだ」
マユナ「それだけ影響を受けやすいなら、麻雀の方もそれはもうブレっブレになるのも分かるねぇ…」
ユウキ「今だから言うけど、プロ連盟のおじいちゃんがご存命の頃はバリバリのオカルト派だったからな。夏ミカン」
マユナ「マジか」
ユウキ「それを変えてくれたのはコバゴーであり、バッシーであり、アサピンであるわけよ」
マユナ「だからあんなにパイレーツが好きなわけね…」
↓麻雀ブログランキング!クリックお願いします↓