麻雀で勝つとは
先日、フリーでこんな手牌と出会いました。
南2局 南家 10巡目くらい
ドラ
のシャンポン待ちで役なしテンパイ。
点数状況はひとり大きく沈んで3つ巴、自分は2着。
巡目も進んでなかなかに煮詰まりつつある中でのテンパイ。
リーチする人もいると思いますが、
あまりにも悪い待ち(場況も)なのでダマにしてました。
麻雀とは思考のゲームです。
プレイヤーにできることは考えることだけであり、
それを一瞬でも放棄することはそのまま成績の悪化につながると、
僕は思っています。
なのでこの手をもらって他家が模打を行っている時も
脳味噌は高速回転をやめません。
2者に鳴きが入っていてテンパイしてる可能性も十分ある
煮詰まった局面なのでリーチはなるべくしたくなく、
なるべくダマでアガれる形が理想。
役アリになる受け入れは
待ちになれば流石にリーチか?
他家の手出し、鳴きは常に警戒。
現時点でドラは場0で超危険。これを切らないでなんとか回せないか?
はポンすべきか?
のアンカンは?
などなど。
テンパってからも思考しなければいけないことなど腐る程あるわけで。
リーチすればその必要もほぼ無くなりますが、
現時点でそれは得策ではない以上、脳味噌の回転を止めるわけにはいきません。
そんな中、手が整ってきているであろう上家の親がドラ切り。
いよいよオリも考えなければならなくなってきた。
しかし幸いにも危険牌は引かず、河も3段目に突入。
このままテンパイ流局できれば御の字と思っていたその時、
上家の親からがツモ切られる。
あー、なんでそれ俺に入らんかねぇ
とか思いながらツモ山に手を伸ばす。
そしてツモ牌を掴んだその瞬間、気づいてしまったのです。
待って俺、何しとるん?
(続く)
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