麻雀Mリーグ 2020/2/11 2戦目 バッシーがやっと来た
メンツはこちら
こちらの本、ご存知でしょうか。
まだ僕が量産型デジタル雀士だった時に読んだ本です。
読んだ人ならわかると思いますが、初めて読んだときの感想は、
「えぇ…?麻雀ってこんなに考えることあるんか?」です。
この本を読んで以来、僕は石橋プロのファンになりました。
ファンになったのですが…。
どうもそれ以降、石橋プロは結果が出ない。
RTDリーグ2016,2017,2018と最下位争い。
Mリーグ2018も振るわず。
なんでこんな勝てない?
この、2020/2/11 2戦目でも解説の多井プロは「石橋プロは上位5本の指に入る」との発言をしており、僕自身もそれぐらい狙えるくらいには麻雀のことをよく知っているはずだと思っています。
じゃあ何が悪いのか。
↓は前年2018年度Mリーグレギュラーシーズン終了時の石橋プロの成績。
https://mj-news.net/news/mleague/20190627126259 (こちらから引用)
トップ、ラスが少なく、3着が多い。
また、平均打点が低い。低いっていうか最下位じゃん。
これじゃん。
これが原因だろ多分。
スピードと守備に関しては石橋プロに弱点はなさそうなので、あるとすればここ。
これを踏まえてこの日の試合を見てみましょう。
東3局 3本場 親 丸山
チー。
これやん!
・・・・・・・・、いや。
ここはこれでも良いか。
供託がいっぱいあるのでスピードを優先して良い局面。
役牌の後重なり、チャンタ、123三色。
アガるだけならこのチーはありでしょう。
ただ、他のMリーガーは鳴かなそう。
僕も鳴かないです。
ここでドラ 切り。
役がで見えた。こんな安手で危険牌を持っていられない。
自然な思考です。
ただ、
・ホンイツブラフを続ける
・打点を上げる
ために、ここはを切る手もありそう。
南2局 2本場 親 和久津
チー。
これか!
ホンイツ含みの鳴きですが、のみの保険付き。
ホンイツなら8000まで見えますが、結構遠く、ドラを使うかが鳴けるかしなければ2000点止まり。
現実的にはのみ1000点になりそう。
これも他のMリーガーは鳴かなそうです…。
僕も鳴かないです。
このポンもしない人多そうです。
これはかなり無茶なんじゃ…。
南3局 0本場 親 丸山
丸山プロからリーチ。待ち。
一発でキャッチかい。
しかもこれやばい。
アンパイ完全に0。
自己都合なら打。
先に言います。僕なら一発放銃です。
現物が1枚でもあればそれを切りますが。
ラス前、この点数状況で親リーに12000打ち込めばこのハンチャンはほぼ終わりでしょう。
石橋プロもそんなこと分かり切っています。
長考。
でもホンットに無いぞこれ…。
打。
苦渋の選択ですね。
自分の手は親リーと戦えるかというと微妙。
押す選択肢は石橋プロには無いのでしょう。
唯一タンヤオのつかないを切ったというところでしょうか。
追撃のリーチが萩原プロからきます。
なんやねんこれぇ…。
のワンチャンスで萩原プロに現物の。
これも苦渋の選択でしょう。
親だけかわすならという手もありますが、ここはどちらにも通りそうな牌を切りました。
さて、このハンチャンを見て石橋プロに思ったのは、
「仕掛け倒れが多い」。
遠い仕掛けが多いんですね。
それが結果的にアガリを逃しているかもしれない。
少なくとも平均打点を下げる要因にはなっているでしょう。
守備は鉄壁を誇っているためにアガリ点を稼げれば2着やトップも増えそうな気がします。
まあ、素人の考察です。
石橋プロが自分のデータを見てどう思っているのか。
気になりますね。
バッシーのサーカスプレイはこちらから↓