『301』からどれだけ伸ばせるか ー『傑作「何切る」300選』を読んで①
麻雀勉強中…
発端↓
natsumikan-toaru.hatenablog.com
勉強中の本(牌姿引用元です)↓
ユウキ「『何切る301選』に続いては、『何切る300選』だ」
サツキ「前回のよりも難易度が上がるようですね」
ユウキ「というわけで、まずは102問解いてみた」
カズキ「……け、結果は?」
ユウキ「なんでそんな恐る恐る聞くんだ」
マユナ「絶対悲惨なことになってるから」
ユウキ「心外だ。見ろ↓」
正答数 76/102 75%
カズキ「なにぃ?」
マユナ「不正じゃん」
ユウキ「ぜんっぜん素直に受け取る素振りないなぁお前ら!!」
マユナ「前回の『301選』の1周目の正答数は大体67%だったでしょ?それより難しい問題が載ってるはずなのになんで正答率が上がるのよ」
カズキ「もしや前半の方に簡単な問題が集まってるんじゃ…」
マユナ「それだ!」
サツキ「いや。『301選』をやったおかげでスキルが上がったっていう可能性は…?」
マユナカズキ「「………………………………………………………………………………………え?」」
ユウキ「考えもしなかったみたいな顔するな!!」
マユナ「あのトリ頭が…301もある何切る本から何かを得られるなんてことが…?」
カズキ「8割以上忘却の彼方に置いてかれてるはずでは…?」
ユウキ「もうお前らひどすぎる」
ユウキ「とは言え、明らかに『301選』よりも濃く、マニアックな感じの問題が多いのは感じてる」
カズキ「マニアックったって、切る牌を選ぶ理屈や理論は絶対に抑えとくべきだし」
サツキ「しっかり復習しながらいきましょう」
ごちゃつきを触るべからず(戦術書Q27)
ユウキ「ここから打を選べない。というか何を選べば良いか分からない」
マユナ「なんかこういうの前にも見た気がする…」
サツキ「『301選』のQ94でこんなのありましたね」
カズキ「正解は切り。解説では『ごちゃついたところは触らずに強い部分をすっきりさせる』と良いって書いてあったよな」
サツキ「今回のやつも一緒のこと書いてあるよ」
マユナ「難しく考えないでさ。どうせ考えても分からないんなら言われた通りとりあえずリャンメン固定しとけば良いじゃん」
カズキ「人間、諦めが肝心だからな」
ユウキ「辛辣すぎない?」
サツキ「『牌効率本』の復習も必要でしょうね」
クセでダブルメンツを切らない(戦術書Q48)
ユウキ「クセでから1枚外してしまう」
マユナ「ちゃんと数えれば、 切った場合と切った時とで、リャンメンテンパイの受け入れは変わらないって分かるのにね」
ユウキ「もっというと、切りで引きのピンフテンパイを見逃すまでやってしまった」
カズキ「なんだろうな。『301選』とか『牌効率本』でそういうのちゃんとやったんじゃないのかよ」
マユナ「トリ頭なんだよなぁ…」
サツキ「『クセ』って言うけど、まずそれが『弱者としてのクセ』であることを今一度胸に刻むべきだね」
ユウキ「当然、456の変化は見えてなかった」
サツキ「一体いつになったら…」
たまに三色が見えると不正解(戦術書Q62)
東家 4巡目 ドラ
ユウキ「 引きで789に向かえることに気づいた時は、『ようやく俺にも三色が見えた!』と泣いて喜んでを選んだらしい」
カズキ「正解は引きを優先して切り、と」
ユウキ「たまに三色が見えたらトラップだとは…」
サツキ「たまにじゃなくて、いつも見てください」
マユナ「赤引きを軽視してるのは、夏ミカン自身も自覚してるみたいだけどね」
ユウキ「今回は、(偶然にも)赤引きも三色も気づいた上で間違えたんだけどな」
サツキ「偶然じゃなくて、いつも見てください」
カズキ「直接の赤引きの方が優先されるわけか…」
受け入れ枚数を素早く把握する訓練も必要(今さら)(戦術書Q91)
ドラ
ユウキ 「以前まではリャンメンカンチャンを見つけて嬉しくなってを切ってたが、今回は打点を追えることに気づいてを選ぶことができた」
マユナ「できた…って。じゃあ正解したの?」
ユウキ「一応。でも解説読んで見るとこう書いてあった。『打と打は有効枚数が同じ』」
カズキ「えー…。それぞれの有効牌は…」
◯ 打・・・ 18枚
(引き以外でタンピン確定)
◯ 打・・・ 18枚
(不確定イーペーコー以外はピンフのみになる)
サツキ「ここまで気づけなかったってことですか」
マユナ「何を引いたら打点がどうなるかまで把握しときたいところだね」
ユウキ「さて、とりあえず次は200問目くらいまで進めよう」
カズキ「解くスピードとしてはどうなんすか?」
ユウキ「多分『301選』の時より1.5倍くらいかかってる」
マユナ「問題の質と難易度が上がってるのは実感できるねぇ」
サツキ「理想を言えば、なるべく早く解けるようになると良いですけど」
マユナ「まずは1周。がんばんないと」
次回『夏ミカンの鼻、へし折られる』
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