4ヶ月ぶりにフリーで打ったらやっぱ良いなって
ユウキ「最近仕事が忙しくてフリーに行く元気もなかったようなんだが、先日久しぶりに行ったらしい」
マユナ「雀魂もろくに打ててないのに」
マスター「まあたまにはリアルで打ちたくもなるだろうよ」
エリア「このご時世だと行きにくいんだろうけどね!」
マユナ「で、結果は?」
ユウキ「半荘7回で、3-1-3-0。まあ快勝だったな」
マユナ「チッ」
ユウキ「舌打ちすんな!」
エリア「運良く手が入ってたんだろうねー」
ユウキ「まあな。基本的にドラ複数あるテンパイをリーチしてアガって押しつぶしていく感じだったよ。終始」
マスター「どうあれ、久々に打ってボロ負けしなくて良かったな」
ユウキ「地方のフリーってところは大体客は固定されてる。夏ミカンが行ってるのは金曜の夕方で5卓立ってる感じの店だが、常連さんたちとは大体顔見知りだし、どの客がどれだけ強いのかも大体分かってる」
マスター「その日はどんな人たちと囲んだんだ?」
ユウキ「最初の3戦は鬼強の3名だったようで。毎月のランキングに数ヶ月に一回は張り出されるレベルの」
エリア「それでもラスらなかったんだね!夏ミカン」
マユナ「その最初の3戦の成績は?」
ユウキ「3,3,2」
マユナ「トップ無いんだ」
エリア「手が入っててもトップ取らせてもらえないんだねー」
マスター「フリーはネット麻雀とは違って固定されたメンツで打つからな。下手すれば一日中一緒の卓に座りっぱなしもある」
ユウキ「だからフリーでの戦績って、座る卓によって全然違うんだよな」
マユナ「この日は夏ミカン自身は相当運の良い日だった…。それでもトップを取らせてもらえなかったんだもんね」
エリア「逆に言えば、もしその日が運が悪い日だったらメタメタにされてたかもね!」
ユウキ「それはホントに夏ミカン自身も思ったみたいで。最初はメンバー2入りでやってて、じきにメンツが揃ったんだが、その顔ぶれを見て『最悪だ』って思ったらしい」
マユナ「人の顔見て最悪呼ばわりとは最低すぎる」
ユウキ「違う!」
マスター「しかしその後トップ3回取ったんだろ?」
ユウキ「そのあたりからメンツが代わったんですよね」
ユウキ「最初の3回が終わって新たに入ってきた別のメンツ。そのうちの1人がとんでもない地獄モードだったんだよ。当たり前のように毎度飛び寸前まで放銃しまくって」
エリア「その恩恵を抜群に受けたのが夏ミカンだったんだね!」
マスター「そんな感じなんだろうな」
マユナ「慈悲はないの?」
ユウキ「ない。実は夏ミカン、以前まではフリーで負けまくってる相手がいると、気を緩めてしまう体質ではあったんだよ」
マスター「たしか…、それがきっかけでこのブログも始めたんだよな」
マユナ「……そ、そうだったんだ」
エリア「でも今は違うんだね?」
ユウキ「その日はそれはもうダマでも高打点の手を徹底してリーチしたりして稼げるだけ稼いだ」
マユナ「鬼め」
マスター「まあ、勝てる日に勝っとかないとな。負ける日はそれ以上に負けるんだから」
ユウキ「以前まではそれができなかったから…。まあ成長といえば成長なのかも」
マユナ「勝負事で相手を気遣うのなんて、下手すれば失礼に値するしね」
エリア「自分の打てる最高の麻雀を打つ。それだけだね!」
ユウキ「今回フリーに行って一番思ったことは、『リア麻はやっぱり楽しい』だった」
マスター「ものぐさな夏ミカンならむしろネットの方が好きなんじゃないかと思ってたが、そうでもないんだな?」
ユウキ「単純に牌を触ったりいじったりしてるのが好きみたいですね」
エリア「ボクも実際に牌を使った方が楽しいかなー」
マユナ「エリアちゃんの小さい手でよくあれだけスマートに牌を扱えるよね」
エリア「『1chance』の自動卓で練習したもんねー!」
ユウキ「夏ミカンも学生の頃は友達のアパートで集まって打ち込んだり牌を積む練習とかしたりしてたからな。あの頃の楽しい記憶が蘇るのかもしれん」
マスター「青春というやつか」
マユナ「一般的には麻雀して過ごしたことを青春とは言わない気がするけど…」
ユウキ「今後もそれなりにフリーに行くし、雀魂もやるし。麻雀から離れる時間は夏ミカンにはないだろう」
マスター「まあ、生活に支障が出んようにな」
マユナ「非常にあぶなっかしい」
エリア「そうだね!」
ユウキ「暖かい目で見守ってやろう」
マユナ「生暖かい目でよければなんとか」
ユウキ「………良いよそれで」