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連敗時のメンタル安定術 〜これをやめよう〜

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サツキ「問題です」

カズキ「何」

サツキ「44444。さあ、これは一体何を表す数字でしょうか?」

カズキ「………、……。………………エンジェルナンバー…?」

サツキ「ぶー」

カズキ「体重」

サツキ「殺すぞ」

カズキ「えーもうわかんねーよ」

サツキ「正解は〜」

カズキ「………」

サツキ「アタシの天鳳段位戦直近5戦の着順でしたー」

カズキ「………(ちょっとそうかなぁとは思ったんだよな…)」

サツキ「というわけで今回は、負けがこんでる時のメンタルを保つための考え方なんかを喋っていけたらなと思うわけよ」

カズキ「ああ、そうくるんだ…」

 

サツキ「そもそも連敗ってどうして起こるのかね、カズキクン」

カズキ「よく言われるのが、負けが続くとそれを取り戻そうとして、押し引きや手作りのバランスが悪くなって自滅する、とかだよな」

サツキつまりメンタルがおかしくなってるってことね。もちろん本当に局所的に運が悪いって時もあるだろうけど、それを言っても始まらないわけで」

カズキ「とにかくバランスを保つことが最優先になるわけだよな」

サツキ「基本的には、連敗してもネガティブにならないことが大事だね。これからいくつかメンタル安定法を挙げていくけど、それらの根幹は同じだよ」

 

 

メンタル安定法① 「着順を意識しすぎない」

サツキ「『今連敗している。押しすぎてるのかもしれない。次の半荘はトップを取れなくても良いから、ラスにならないように心がけよう』。この考えはいらない」

カズキ「余計なことだ。その思考そのものが今度は『引きすぎ』になってしまう要因になるからな」

サツキ「ただひたすらにフラットに。あらゆる場面を冷静に機械的に分析して最良の選択を選ぶこと。その結果が半荘単位で好ましくない結果で終わったとしても、長期的に見た時の正着であるならその半荘がラスでも仕方ないよ」

 

メンタル安定法② 「客観的に見る」

カズキ「『客観的に見る』って、月並みだな」月並み:平凡なこと

サツキ「もっと刺さるように言おうか。『その打牌を他のプレイヤーに見られて叩かれないかを考えろ』ってとこかな」

カズキ「一気に陰湿になりやがった」

サツキ「メンタルが本格的に壊れてくると、(なぜこんなアホなことしたの…)ってガチで思う打牌をすることがある。そうなりそうだなと思ったら、その打牌が絶対に叩かれないかどうかを吟味したら良いよ」

カズキ「ちょっとネガティブ入ってて危険な思考なような気がするけどな…」

 

メンタル安定法③ 「対戦相手のせいにしない」

サツキ「例えば、相手が6巡目くらいでピンフドラドラをダマにしてて、それに振り込んだせいでラスになったとします。点数状況など考えても鉄リーなのにダマにしてました。それに振り込んで負けました。そんな時、『ヘタクソのせいで負けた』などと思うのは筋違いも良いところ」

カズキ「その相手だって理由があってダマにしてたんだ。実際、それをアガれたことでその相手はラス回避できてる。相手からしたらそれが正着なんだ」

サツキ「それを自分の戦術や理論と違うからと言ってヘタクソ呼ばわりするのはもはや自業自得以外のナニモノでもない

カズキ「自分基準で何でもかんでも思い通りにいくなら、そりゃあ自分が最強だろう。でも、そうじゃないから負けてるんだろ。そもそも自分の戦術や理論が最強だと思ってること自体問題がある」

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牌王血戦 ライオン 志名坂高次 

 

 

メンタル安定法④ 「ゲームのせいにしない」

サツキ「まあ、特上卓とか行ってまで本気でそう言う人も少ないと思うけど、『牌操作うんぬん』言うのはひたすら見苦しいだけだからやめよう」

カズキ「自分が負けた原因をゲームのせいにするんじゃぁもう終わりだよ。『麻雀はある程度必ず負けるゲーム』なのに、負けがゲーム側の陰謀とか言うなんてバカげすぎてる」

サツキ「ゲームは牌操作があるだの、自動卓はよく混ざらないだの。結果や手牌に偏りが生まれるのはそれらが原因じゃない。それが、麻雀だからだよ。全プレイヤーが完全に平等な勝負をしたいなら、麻雀だけはするべきじゃないね」

 

メンタル安定法⑤ 「運が悪いとは思わない」

サツキ「負けが続いてる時は運が悪いと思うことは仕方ないけど、それすらもやめるべきだとアタシは思う」

カズキ「例えば、こちらが3メンチャンで相手がカンチャン。めくりあいで負けた。そんな時は『なんでだよ』って思いがちだけど…」

サツキ「こちらが3メンチャンだろうが9メンチャンだろうが13メンチャンだろうが、相手のアガリ牌が先に積まれていたら相手が先にアガるのは当たり前のこと。所詮、たったそれだけのことだよ」

カズキ「運が悪いと思うことなかれ。不公平と思うことなかれ。『それ』が『そこ』にあった。それだけが事実で、それに『なんで』と問いかけることにはなんの意味もない

サツキ「確率とはあくまでそうなることが多いことを示す指標なのであって、それが覆されたからと言って別に確率が嘘を言った訳でもない。起こったことが全て。拘泥している暇があるなら次の最良の一手を模索することに注力すべきだね」

 

 

サツキ「今日は『これをやめよう』ってことについて喋ったけど、次回は『こうしよう』ってことを話そうか」

カズキ「今回重すぎだな…。次はちょっとでも軽くなってくれると良いけど」

 

 次回↓

natsumikan-toaru.hatenablog.com

 

 

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