『麻雀技術の教科書 効率的なアガリ方』を読んで①
麻雀勉強中…
発端↓
natsumikan-toaru.hatenablog.com
ユウキ「さて、まず手始めに↓を一通り読んでみたようだ」
マユナ「まずはこの本の説明を」
ユウキ「ざっくり言えば、初心者に必要な牌効率、手作り、リーチや鳴きの基礎知識を抑えた、まさに教科書のような本だった」
サツキ「玄人好みのテクニックのようなものは扱わず、あくまで知っておくべき最低ラインを網羅した本ですね」
マユナ「初心者向けの本…。読んでみてどうだったの?」
カズキ「まあ、さすがに夏ミカンも、弱くなってるとはいえ基礎の基礎程度なら身につけてるだろ。この本はあくまで基礎の再確認程度の役割に納まるんじゃないか?」
ユウキ「一応ペンとか付箋とか用意してな。自分に足りない、もしくは思い違いをしていたところにはチェックを入れながら読んだんだけど」
サツキ「初心者向けの本だし、どれほど必要になりますかね」
ユウキ「で、↓が実際の写真なんだけど」
サツキ「………。ん?」
マユナ「な、なんか。思ったよりもペタペタ貼ってない?付箋」
カズキ「何枚くらい貼ってあんだ…?」
ユウキ「10枚だな。付箋を貼らずとも、ちょっと気になるところにはペンでコメント書いたりしてるんだけど、それを合わせたら20箇所くらいになると思う」
カズキ「うぇ…」
サツキ「……まあ、良かったよ。今ここで気づけて」
マユナ「私たちが思っていた以上に、夏ミカンには穴がありそうだね…」
ユウキ「この本は、全部で6つの章で構成されてる」
第1章 基本となる手組みの考え方
第2章 1シャンテンに向かう考え方
第3章 1シャンテン時の考え方
第4章 役づくりの考え方
第5章 リーチの判断
第6章 鳴きの判断
ユウキ「この中で夏ミカンが1番弱かったのは、『第2章 1シャンテンに向かう考え方』だった。逆に4章5章はあまり問題なさそうと感じたらしい」
マユナ「具体的には、どういう?」
カズキ「いやー。俺なんとなくわかるぞ」
マユナ「というと?」
カズキ「前々から夏ミカンは、門前でのスピード感覚がおかしいと思ってたんだよ。『こいつこんなところでシャンテン戻しして間に合うと思ってんのかよ』って」
サツキ「確かに打点マニアすぎて普通の手作りから大きく逸れるようなことをやってたことは何回かあったような…」
カズキ「あとは、単純に形に弱いからなぁアイツ。その辺で大減点くらいそう」
ユウキ「完全にその通りなんだよな。例えば、実際に本で出てきた↓の牌姿」
ユウキ「この手でを払う巡目。夏ミカンの中の基準とこの本での基準ではかなり差異が生じてた」
マユナ「どれくらい?」
ユウキ「3巡くらいかな」
マユナ「ふむぅ」
サツキ「そもそもこの手は持っててもあんまり旨味ないし、さっさと切ってマンズの4連形だけ残して1シャンテンに受ける方が良いでしょう」
カズキ「普通に三色見えるしなぁ」
ユウキ「あとこれ↓」
ユウキ「今まで手拍子で切ってた」
サツキ「なるほど…」
マユナ「確かにそんなイメージある」
カズキ「改めて言われるとひどいな」
ユウキ「多分リャンメンターツが1つあれば、あとは全力でスピード優先すれば良いと考えてたんだと思う」
マユナ「愚形リーチ上等で手作りする割に、愚形テンパイになったら日和ってダマにしたりするくせに」
カズキ「これはマジでここでわかって良かったな」
ユウキ「あと、個人的に衝撃だったのはこれ↓」
南家5巡目 ドラ
ユウキ「ここから切りがまったく思い浮かばなかった」
マユナ「これ、ホンイツにすればマンガンだし、マンズかピンズを払ってそうだよね。今までの夏ミカンなら」
カズキ「それじゃ遅すぎるってことか」
サツキ「むぅ。でもこれ切ると鳴いてほぼ2000点止まりですよ?ホンイツ移行気味にマンピン払いもアリなんじゃ?5巡目なら」
ユウキ「どうせ2000点濃厚ならホンイツルートも残す、ってことだな。正直夏ミカンの中ではそっちの方が良いんじゃないかと思ってはいる。ただ、問題なのは『切りをまったく思いつかなかった』ことにある」
サツキ「…なるほど」
マユナ「が『鳴きやすい』+『ホンイツパーツ』であることを意識しすぎてこの手を『リーチでアガる』ことをまったく考えなかったというわけか」
カズキ「視野狭窄ってやつな」
サツキ「それだよね。夏ミカンの最大の弱点」
マユナ「思い込みで突っ走るタイプ」
カズキ「だからこそ初心者レベルまで戻っての再出発を考えたわけだしな。いや、ホントにこの本は読んどいて良かったな」
ユウキ「さて、今回はこれくらいで、次回もこの本について語る」
マユナ「語るって、何を?」
ユウキ「個人的にここが大事だと思ったところが他に何点かあるから、それについてだな」
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