『麻雀技術の教科書 効率的なアガリ方』を読んで②
麻雀勉強中…
発端↓
natsumikan-toaru.hatenablog.com
ユウキ「では、『麻雀技術の教科書 効率的なアガリ方』を読んでの、(夏ミカンにとっての)キーポイントを整理しとこうか」
孤立役牌の扱い(戦術書p23)
ユウキ「こういった手牌の時、夏ミカンは『受け入れ』と『役牌の鳴かれ、放銃』を意識してとっとと役牌から切っていっていた」
サツキ「役牌を残すのをムダとさえ思ってましたよね」
ユウキ「戦術書では、こんなクズ手なら役牌重ねを意識していきなりを切れと書いてある」
サツキ「ふむ」
マユナ「確かに、門前テンパイは厳しめだし、ドラが1枚もなければのみ手の愚形リーチになりそう」
カズキ「ドラが1枚あれば変わるんじゃないか?リーチの打点効率を考えると門前進行に分がありそうだけど」
ユウキ「その場合だと、役牌重ねてのさらなる打点上昇効果も期待できるし、やっぱり役牌残しがウワテなのかもしれないな」
マユナ「自分がクズ手の時は役牌を生かすようにする、か。今までの夏ミカンの打ち方とはかなり変わってきそうだね」
サツキ「これが、ではなくだったら?」
ユウキ「さすがに役牌切りだと思うんだけどなぁ…」
ロスの枚数を数える(戦術書p52)
マユナ「『ロスの枚数を数える』って…」
カズキ「ザ・初心者って感じだな」
ユウキ「正直夏ミカンは麻雀を覚えて牌効率を覚えて、ずーっと『ロス』を考える癖をつけるのをサボってた。例えば↑の手なら、打はどっちも受け入れはなんとなく良さそうだし、が鳴きやすくてタンヤオになりやすそうという理由でを切ってたんだが…」
サツキ「切りはの受け入れを失う分、テンパイ効率を失いますね」
ユウキ「こういう牌効率的なのはちゃんと毎回確認をしっかりしようと考え直したそうだ」
サツキ「それほど複雑な形でもない。ちゃんと考えればすぐにわかる」
マユナ「要はちゃんとやってこなかったってことね。それはいかんね」
カズキ「やれやれ。初心者乙」
巡目の意識をまるっきり変える(戦術書p72)
ユウキ「何度か言われてるけど、どうも夏ミカンの『巡目意識』はトロい」
カズキ「捨て牌3段目でもまだアガりやすい待ちにしたいとか言い出しますからね」
ユウキ「戦術書に書いてあるのは…」
・『9巡目テンパイを目指す』
・『6巡目に2→3シャンテン落としはしない』
サツキ「9巡目か…」
マユナ「ふーん…。確か最近のデータでは、マンガンが見える好形手ならチーテンは中盤はスルーする方が得なんじゃなかった?」
カズキ「あくまで意識としてそれくらいを考えておけってことじゃないか?逆に言えば、好形でもない手ならテンパイを急げってことだろ」
マユナ「あとは、シャンテン落としか。こいつは良いね。夏ミカンのシャンテン落としはもはや病気のレベルだったし」
サツキ「そうだね。この『巡目意識』改革はかなり現状に影響しそう」
正しい計算で山の牌を把握する(戦術書p76)
ユウキ「これはちょっとしたことなんだけど。麻雀牌が全部で136枚であることを考えると、その半分が山から無くなるのは4巡目なんだと」
カズキ「はあ」
マユナ「それが?」
ユウキ「つまりな、あくまで期待値的に言えば、『4巡目で全ての牌が平均して2枚ずつ山にある』ということになるんだそうだ」
カズキ「…なるほど」
サツキ「あくまで平均の話とは言え、知っていて損はなさそうですね」
マユナ「巡目が進むほど『2』という数字は減っていく。また、河の様子から特定の牌が山にありそうと判断した場合は『2』から増えていく、と考えることができるわけね」
カズキ「よく『場況が良い』とかって言うけど、それを過大評価する癖があるからなぁ。夏ミカンは」
サツキ「その計算精度を上げるためにも、この情報は美味しいね」
『鳴き』を上手く使う
マユナ「また具体性のない…」
ユウキ「例えばこれ↓」
ドラ
ユウキ「既に門前でマンガンを狙えるし、リーチをかけられればそれに越したこともないけど、 チー 打 の選択がある」
マユナ「こう↑なるわけね」
カズキ「純チャンの1シャンテンに…」
サツキ「これなら役ありテンパイ形は確実にマンガンになる。受け入れも増えるし、ポンもできる」
カズキ「確かになぁ…。こういうの、夏ミカンってあんまりやらないかも」
ユウキ「3年前くらいはこういうのやってた気がするんだけどな。リーチ好きになってからめっきりやらなくなっちまった」
マユナ「それは間違いなく悪影響だろうね」
ユウキ「あとはケイテンだな。最近は無理に粘らずベタオリする方に意識が強かったが、これからはなんとかテンパイ料をもらえないかと考えながら手作りをしたり、オリたりしようと思ったそうだ」
サツキ「危険牌を引いた時はそれを使い切る手作りや鳴きをする、とかですか」
ユウキ「あとはチートイ→トイトイ移行も少しハードルを下げた方が良いように思ったらしいな」
マユナ「チートイ大好きだからなぁ(得意とは言っていない)。そのクセ対してアガってない気がするし」
カズキ「夏ミカンの『極端な戦術』の矯正は急務だな」
ユウキ「もっと書くべきこともあるかもしれんが、特に重要だと思ったのはこんくらいだな」
サツキ「初心者本でもこれだけの成果があったなら、良かった」
マユナ「と同時に、この先一体どれだけの穴が見つかるのか、辟易するんですけど」
ユウキ「伸び代の塊だな!」
マユナ「決してポジティブな意味で言ったわけじゃない!」
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