オレンジライフ【雀魂・Mリーグ】

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『麻雀技術 守備の教科書 振り込まない打ち方』を読んで①

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麻雀勉強中…

 

発端↓

natsumikan-toaru.hatenablog.com

 

ユウキ「さて、勉強期間の戦術書2冊目はこちら」

マユナ「守備、ね」

カズキ「あー。夏ミカンって守備そんなに悪かった?」

マユナ「データはどうなってたっけ」

サツキ「前に出したのがこれだね」

 

以前まで

最近

±

対戦数

43

79

↑36

一位率

30.23%

21.52%

↓8.71

二位率

27.91%

32.91%

↑5.00

三位率

25.58%

25.32%

↓0.26

四位率

16.28%

20.25%

↑3.97

平均順位

2.28

2.44

↓0.16

和了率

23.46%

21.18%

↓2.28

放銃率

11.40%

11.43%

↑0.03 

 

カズキ「放銃率は…。こんなもんか」

マユナ「一般的に見れば、そこまで悪くないのでは?」

ユウキ「そうなぁ。一位率が8.71%も下がってる割には放銃率は全然変わってない」

サツキ「少なくとも、『押しすぎて負けている』とはあんまり言えなさそうな感じはするよね」

マユナ「じゃあそんなに問題視する必要もないんじゃ?」

サツキ「あの人、クソ手の店仕舞いの判断は早いし、ベタオリに関してはまあまあちゃんとできてるし。ムダな放銃はそんなになさそうですけどね」

カズキ「で、読んでみてどうだったんすか?付箋とかまた貼ったんですよね」

ユウキ「うん。その写真がこちら」

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カズキ「多いなぁ付箋!!!!!」

マユナ「えっ?えっ!??前のはどんなだったっけ?」

ユウキ「前のはこれ」

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カズキ「明らかに倍以上あるぞ…」

マユナ「なんでやねん。守備に関してはそこそこだと思ってたのに手作りとか鳴きとかが問題と思われるって言ってた割にグズグズじゃねぇかあの野郎良い加減に自分を客観的に見るってことができねぇのかドヤ顔で成績さらしやがって『守備は問題ナシ(キリッ』とでも思ってたんだろうなぁ守備なら上級者にも負けてないとか思ってたんだろうなぁ良い加減にしろやただのヘタクソの分際でクソがクソがあああああああああああああ」

カズキ「ヤバイヤバイヤバイ!!!マユナ!!!」

サツキ「(ごくっ)」

カズキ「何顔赤らめてんだバカ姉!!罵られて良いなあとか思ってんじゃねぇぞ変態!!」

ユウキ「夏ミカンは基本的には放銃はそんなに多くはないのは間違いないんだけど」

カズキ「あんたも普通に話進めんなぁ…」

ユウキ「相手の河や場全体にある牌の枚数から特定の牌の危険度を測るのはできるんだよ。それが2軒リーチとか相手でもできるっちゃあできる」

カズキ「はあ。じゃあなんでこんなに付箋が貼られるんすか」

ユウキ「うん。ちょっと見て行こうか」

 

ユウキ「この本の構成はこんな感じ」

 

第1章 守備のための基礎知識

第2章 ベタオリのテクニック

第3章 読みのポイント

第4章 リーチへの対応

第5章 鳴きへの対応

第6章 押し引き・手組みのポイント

 

ユウキ「この中で特に弱かったのは『第3章 読みのポイント』『第5章 鳴きへの対応』だった。逆にそれ以外のところはあまり問題ない」

サツキ「なるほど。一旦リーチがかかって『オリよう』と思ったらミス少なくオリ切れるけど、そうじゃないときの引き際に問題があるってことですかね」

マユナ「点数状況などから相手の進行や手組みを読んで対応したり、鳴きの打点や待ちを読んだり、そういうのが抜けてるってことかな」

ユウキ「そんな感じ。まあ夏ミカンはまあまあ『引き重視』の雀風だし、『相手の手がどんな感じかよく分かんないけどとりあえずオリとくか』ってなることが多いんだけど、それも判断は『なんとなく』のレベルだった」

サツキ「その精度を上げていく余地があると…」

ユウキ「うん」

カズキ「ふーん。てことは、この本で得られたのは放銃率を下げる知識とかではなくて…」

マユナ「相手の手を読むことで『なんとなく』の精度を上げ、今まで通せなかった牌を通せるようになること」

サツキ「つまり、『攻めの精度の上昇』…」

ユウキ「元々夏ミカンの成績で1番問題があったのがアガリ率だからな。『止めなくて良い牌を止めていた』のが原因であると考えれば、辻褄は合う」

カズキ「結局『攻め』の弱さが浮き彫りになったってことか」

サツキ「良かったですね。『守備は問題ない』と思ってこの本を読んでなかったらこのことに気づけなかったかもしれない」

マユナ「……まあ。守備に大きなミスはなさそうなら良かったけど」

ユウキ「ああ。あったよそれも」

マユナ「あるんかい!」

カズキ「結局グズグズかい」

サツキ「まあ、次回見ていきましょうか」

 


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