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『麻雀技術 守備の教科書 振り込まない打ち方』を読んで②

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麻雀勉強中…

 

発端↓

natsumikan-toaru.hatenablog.com

 

ユウキ「では、『麻雀技術 守備の教科書 振り込まない打ち方』を読んでの、キーポイントを挙げてくか」

 

 

ざっと押し引き再確認(戦術書p34,181)

ユウキ「とりあえずざっと押し引きを確認しとこう。まず、『テンパイなら押し、ノーテンならオリ』だ」

サツキ「基本中の基本ですね」

ユウキ「↓の手牌、押したくなることもあるんだが、ドラ0〜1でアンパイが複数あるときや、相手が親リーの時なんかはほぼオリなければならないってことを抑えとこう」

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国一索:麻雀王国一索:麻雀王国一索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国 

マユナ「それはまだ良いとして、不安なのはこちらがテンパイしてる時の押し引きなんだけど…」

カズキ「夏ミカンって、テンパイしてても結構オリるときあるよな。それが果たして適切なのかどうか…」

ユウキ「リーチを相手にするとき、意識したいのは『オリたら確実にマイナス』であるということ。たとえこちらが愚形でも、アンパイが少なくてオリ切れない手牌ならば押してもそれほど悪くない、と書いてあったな」

マユナ「なるほど?」

サツキ「ただ、相手の打点が目に見えて高い時はその限りじゃない。親リーやドラポン相手なら愚形待ちの安手ならオリる局面は増えそうかな」

マユナ「こちらがリャンメンなら?」

ユウキ「安手でもほぼ押し通せとのこと」

カズキ「基本は押し、目に見えて分が悪ければオリか。以前よりは押す局面が増えそうか」

ユウキ「あとは残ったスジの本数を意識せよ、ってとこだな」

 

点数状況で相手の鳴きを読む(戦術書p74)

ユウキ「オーラス間際。どの着順を狙うかを考える時期だ。そんな時の鳴きは、ある程度打点を読むことができる、とある」

サツキ「オーラスで、例えば着順アップまで3900点必要な他家が鳴いてきたとしたら、高確率でその打点をクリアできているはずだ、ということですね」

マユナ「当たり前に聞こえるけど、それを頭に置いておけば自分の押し引きの指標になるよね。極端に言えば、自分がその他家に3900を放銃しても良い局面であれば、差し込みの選択肢も生まれてくる」

カズキ「どうやって3900を作っているのかを読むこともできるよな。フーロメンツにドラはあるのか?役牌はあるのか?残る役牌は何か?赤の所在は?三色などの手役はあり得るのか?」

ユウキ「そうやって可能性や打点を作る手段を把握しておけば、もしかすると通せる牌が見えてくるかもしれない。逆に自分の着順アップを諦めなければならないことを素早く気づくこともできるかもしれない」

マユナ「自分が3900を放銃したら着落ちが見える時なんかは特に。役牌やドラ、手役に絡みそうな牌を握り潰さなきゃいけないってことだね」

カズキ「リーチ以外の押し引きの基準を少しずつ確立していくのが、今の夏ミカンには必要なんだよなぁ」

 

リーチ者に対する他家の対応に敏感になる(戦術書p118,146)

ユウキ「放銃率は比較的マシな夏ミカンだが、危険と分かってなお押し得な時や、リーチ時の放銃など以外でよくある放銃が、リーチ者に注意が行きすぎて他家の押しに気づかずにその他家に放銃する、っていうパターンだ」

カズキ「あー。あるなぁ」

マユナ「その辺は結構甘いよね。心のどこかに『張ってんならリーチしてくるだろ』っていう固定概念があるんだろうなぁ」

サツキ「リーチに対して無スジとかドラとかを切ってくる他家がいたら、さすがに警戒するんだけど、生牌の字牌とかだとあんまり警戒しないよね」

ユウキ「もちろんテンパってるかもわからない相手まで完全マークして、リーチの現物を切らずに無理やり両者に通りそうな牌を捻り出す必要もないとは思うが、もし両者に通る完全アンパイが手牌にあるんなら、それを切る選択肢も意識しておくべきだろうな」

カズキ「あと、フーロ者がいる時にリーチがかかると、フーロ者への警戒を一気に下げてしまうクセもあるよな、夏ミカン。『リーチがかかったんだからフーロ者はオリるだろう』って考えちまうんだろう」

サツキ「リーチ者だけしかケアしないのは明らかに技術不足。改めないと」

 

序盤のリャンメンチーに敏感に(戦術書p143,160)

ユウキ「今まであんまり意識してなかったのが、序盤リャンメンチーは結構ヤバイってことだな」

マユナ「序盤からわざわざ好形を鳴いてくるってことは、リーチの必要がないくらい打点が確保されている可能性が高いってことだよね。ドラを複数持ってるとか」

サツキ「1フーロ程度で過度な警戒なんて必要ないっていうのは間違いないとは思うけど、これに関しては意識を変えた方がいいね」

カズキ「相手がドラを抱えてるなら自分の手の価値も大きく下がるんだし、いつも以上に自分の手の見切りを早くする必要があるよな」

ユウキ「それと、『大きいトップ目親番の序盤のリャンメンチー』はもっと危ない。安手をアガる意味があんまり無いトップ目の序盤リャンメンチーだからな。普通のよりも高打点である可能性は上がるだろうな」

マユナ「もろもろ含め、しっかりと意識しておこうってことね」

 

ユウキ「こんなところで締めよう」

サツキ「相手が何を考えて鳴いてきているのかを考えるようにすれば、自然と対応力も上がりそうですね」

マユナ「それ、夏ミカンが苦手っぽい部分だよね」

カズキ「自分のことしか考えてないからなぁ」

ユウキ「まあ、うん。人格否定で締めるのはやめるんだ」 

 


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