オレンジライフ【雀魂・Mリーグ】

雀魂やMリーグ、麻雀についてを書いております!

雀魂牌譜検討 オーラスに近づくほど保守的になってしまう

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サツキ「ユウキさん、お待たせです!」

カイト「…どうも」

ユウキ「うん?珍しい組み合わせだな」

サツキ「たまたま近くにいたんで一緒に来ました!」

カイト「ユウキさんと2人きりだと緊張しちゃいそうだからって無理やり俺を連れモガガッ⁉︎

サツキ「何を言ってるのかしらカイトくんはぁぁ!」

ユウキ「なんだか知らんけど口と首を放してやれサツキ。カイト、抑えてくれ。『アレ』はやめてくれよ?サツキは耐性ないんだから」

カイト「オェ…。い、今さらあなた方をどうにかしようなんて思ってませんよ。カズキとも約束したしね」

サツキ「そうそう、カイトくんはいい子だもんね!」

カイト「…この俺をいい子呼ばわりできるのはサツキさんぐらいのモンですよ」

ユウキ「こいつは誰にでもこうだからな」

 

 

ダメ配牌では他人の手の方が知りたくなる

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ユウキ「親が發ポン。で、明らかに何か狙ってる捨牌」

カイト「対してこちらはポンコツ配牌ですか」

 

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ユウキ五筒切り。配牌オリだな」

サツキ「一応ソーズホンイツは残してるみたいですけど、ほぼアガる気はなさそう」

カイト「親をマンズの染めとアタリをつけての五筒切りですか。完全に絞るんなら他の役もケアして打八筒では?」

ユウキ「これはホントに夏ミカンの性格の話になるんだが、こういう時彼は『早く正体を知りたくなる』らしくて」

カイト五筒が鳴かれるか鳴かれないかを見て早く相手の手を暴きたいわけですか…。今後の対応をしやすくするために」

サツキ五筒なら仮に鳴かれて手を進ませることになったとしても、そんなに高い手にはなりにくそうってのもあるんでしょうけどね」

 

粘るかどうかのライン

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対面リーチ宣言牌二萬

リーチ後 上家九萬六筒プッシュ 下家三筒八筒四筒プッシュ

ユウキ「さて、今のところはラス争いというところ。自分が親で、手だけは高い」

サツキ「対面リーチに上家も下家もガン押しですね」

カイト「いくら自分の手が高くても、この巡目でこの状況なら終戦でしょう」

 

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ユウキ「そう思って六筒切ったんだが、あくまでこの状況だけ見れば五萬切りで粘る手もあったかと」

サツキ「う〜ん。まあ確かに中スジだったり、フーロとか三萬七萬3枚見えとか見ると通る可能性はまあまああるかもしれませんけど」

カイト「でも生牌ですよ。この巡目で切るに値しますかね?自分はノーテン。他全員が次の巡目にもアガるかもしれない状況です。二索フリテンだし」

ユウキ「ただ打点と順位的にはかなり粘りたいところなんだよな。親でもあるし」

サツキ「ノーテン終了での出費を考えたら粘る価値はあったかもですね」

 

チートイに必要な要素

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ユウキ「さてここから…」

 

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ユウキ九萬3枚切れとチートイを見て七萬切り」

サツキ「はい」

 

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ユウキ「次巡、脳死で続けて八萬を切るのではなく…」

 

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ユウキ「チートイの受けを考えたときにマンズの上の場況良しと見て八萬は引っ張ることになるな」

カイト「パッと見、八萬より優先し得る牌は中くらいしか無いですね」

サツキ「チートイだけやってる時はしっかり山読みしようとするんだけど、メンツ手とチートイの天秤をする時はついついそれを怠っちゃうことあるんだよね」

カイト「どうしてもメンツ手基準でやっちゃうんでしょうね」

ユウキ「今回はタンヤオチートイもあるからな。こういう八萬を切ると大損になることが多そうだ」

 

ラス近の親番ってこんなに肩身狭かったっけ?

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ユウキ「さて、崖っぷちのオーラスで親番。何切るか」

サツキ「光は見えてる、と信じたい」

カイト「12000を1発アガれば2着フィニッシュ出来そう…」

 

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ユウキ四萬切り。やってしまった

カイト「普通は八索切りそうなもんですが…」

サツキ「ポンテンを重視しすぎたのか…。こんな巡目でリーチ本命でいられないほどメンタルズタボロということなの…」

ユウキ「焦りと不安でどうしようもなかったようだな。この半荘打ってた頃はリアルで何も良いことないし仕事忙しいし雪のせいで寝る時間も削られたらしいし

サツキ「じゃあ麻雀やってないで寝てください

カイト「人として未熟すぎる」

 

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ユウキ「テンパイはしたがラス引きも目の前」

カイト「下家と対面がほぼテンパイ…。両者とも染めか」

サツキ「で、マンズ引いちゃったと」

カイト「でも行くしかないでしょ」

 

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ユウキなんとやめてしまう

サツキ「…こうなると対面が上家下家からロンもしくは安手をツモアガるかくらいしかラス回避の道がないんですが…」

カイト「ノーテン終了でもラス。本当に対面と下家どっちがアガるかの運にかけるしかなくなりますね」

ユウキ「下家のホンイツはほぼ間違いなく完成している。生牌のヤオチュー牌が危険度著しいということで諦めたようだが…。普通は突っ張りそうだな…」

 

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ユウキ「行っても引いてもどうしようもなかったようだが」

サツキ「私生活の悪いモノを引きずってる感じします」

カイト「それでも麻雀をやめられないってのは困ったもんですねぇ」

 

カイト「じゃあ、これで帰らせてもらいますよ」

サツキ「ちょ、ちょちょちょままままま

カイト早いなテンパるの!!

ユウキ「まあカイト、一緒にコーヒーでも飲むくらいの時間ぐらい無いか?」

カイト「……俺が言うのもなんですけど、俺みたいなのとよく一緒にテーブル囲めますね?」

サツキ「今さらだねぇ」

ユウキ「俺は少なくとも、お前がいてくれてよかったと思ってるが?」

カイト「…………。まあ良いです。ごちそうになりますよ。先輩方」

ユウキサツキ「「いや奢るとは言ってない」」

カイト言えよそこは!

 

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