Mリーグ 2020/11/13 2試合目② 一体、どれだけの人を…
サツキ「大好き♡」
カズキ「あぁ?」
サツキ「どうですかい?」
カズキ「何がだ」
サツキ「いや、超絶プリティーな おねえちゃんに満点な笑顔で大好きって言われたら弟くんはどんな反応するのかなって」
カズキ「……………………………………………………………………………………………」
サツキ「ヘイ マイブラザー。ねーちゃんが悪かったからゴミを見るような目で見るのはやめておくれぃ!死にたい!!」
サツキ「映え映え〜」
カズキ「はいはい」
- 鳴きすぎと鳴かなすぎと
- チャンス手こそ人を惑わせる
- 船長とひなたんに睨まれたウンディーネ
- 『先制リーチを打つ』ために
- 船長とひなたんに睨まれたウンディーネ その2
- なぜ5sになったのか
- 最後まで潰しあった乙女たち
鳴きすぎと鳴かなすぎと
サツキ「日向プロ、この手で亜樹プロのをスルー」
カズキ「形が悪いという判断だろうけど、コバゴーあたりに言わせれば、『どうやってアガるつもりなんだ』ってところだろうな」
サツキ「もっと言えば夏ミカンは亜樹プロのから鳴いてるみたい」
サツキ「その後この形から瑞原プロのもスルー」
カズキ「夏ミカンは鳴くんだ?」
サツキ「むしろ愚形リーチ濃厚だから門前で進めたくないまであるみたい」
カズキ「意味のないタラレバだけど、1枚目のから鳴いてればこれでアガリかもな」
サツキ「日向プロはその後放たれる2枚目のもスルー。夏ミカンはこれら全部鳴くんだけど、鳴きすぎかしらね?」
チャンス手こそ人を惑わせる
サツキ「瑞原プロ、チャンス手で目一杯に切り」
サツキ「その後引いて切り」
カズキ「受け入れは減るけど、の受けができた。そこを生かしたいな」
サツキ「結局このテンパイ」
カズキ「ドラ待ちのカンチャン待ちかぁ…」
サツキ「外していく」
カズキ「5200テンパイ外し…」
サツキ「まず、待ちが悪すぎるんだよね。ダマにしててもポロっと出ることも望み薄」
カズキ「その上で打とすれば、好形テンパイの受け入れだけみても。巡目的にも外してみる価値はありそうか…」
サツキ「巡目が進んでテンパり返す。ここはもうさすがにリーチ」
カズキ「巡目との兼ね合いな」
サツキ「出アガリなんて望めないけど、ダマにしたままで他家に自由を与えるよりはこの方がマシかね?」
カズキ「まだテンパイ外す手もあるんかな?9巡目なら限界か、やっぱ」
サツキ「が通って3メンチャンになってラス目の親番の高宮プロ。切るに決まってる」
カズキ「残念ながら、出る時は出るってことよな」
船長とひなたんに睨まれたウンディーネ
サツキ「瑞原プロ。メンホン1シャンテンから苦渋の選択のチー」
カズキ「点数状況的に5800アガるのも大事だけどな。それにこれ鳴かなかったら控室に戻って船長に怒られるんだろ。しょうがない」
サツキ「じゃあしょうがないね」
サツキ「出ていくドラを…」
サツキ「ポンしていく日向プロ」
サツキ「その後で打」
サツキ「そしてやってくる」
カズキ「日向プロはチー出し。いわゆるまたぎってやつか」
サツキ「こんな顔されたら萌え死ぬのでやめてください(夏ミカン談)」
カズキ「死ねば良いんじゃねーか?」
サツキ「押した。というか結局押すしかない」
カズキ「振り込んだら3着にまで落ちるけど、あと2局ある。この手は以外のどれを切ってもほぼ再生不可能だし、結局押すしかないんだよな」
サツキ「二人ともが最後まで押し切ってテンパイ流局」
カズキ「熱いなぁ…」」
『先制リーチを打つ』ために
サツキ「亜樹プロ、テンパイだけど…」
カズキ「この巡目でこの形ならさすがに外すか」
サツキ「切るが…、夏ミカン的には切りしかない」
カズキ「ペンチャンの外し方だな。基本は1、9から外す。裏目のをツモっても、これだけ早い巡目ならなおさらフリテンでもピンフリーチする価値は大いにある」
サツキ「今回はドラも1枚あるからねぇ。リーチそのものの強さが大事になってきそうだし」
サツキ「夏ミカンならここでリーチを『かけることができる』」
カズキ「リーチの有無は後の展開を大きく左右するからな。リーチを『かけることができる』手組みにしておくことそのものが大事だと思う」
船長とひなたんに睨まれたウンディーネ その2
サツキ「瑞原プロがポン」
カズキ「門前1シャンテンでトイトイに行く…」
サツキ「これは夏ミカンは鳴かないみたいだね」
カズキ「がもっと鳴きやすい牌ならそういう選択肢もあるかもしれんが…。門前での受け入れはとそこそこあるし、三暗刻もあるし」
サツキ「船長に怒られるんだね」
カズキ「じゃあしょうがない」
サツキ「日向プロからリーチ」
サツキ「テンパる…!」
カズキ「切ったら放銃…」
サツキ「オリ!」
カズキ「パイレーツファン歓喜」
サツキ「日向プロの最終手出しが。自分がトップ目。はドラ。確かにオリる要素はかなりあるね」
カズキ「とはいえまだ南2局で自分は7700〜12000テンパイ。よくオリたなぁ…」
サツキ「夏ミカンは死んでるかもしれない」
カズキ「トップ目での押し引きは再確認すべきかもな」
なぜ5sになったのか
サツキ「さて、注目度の高そうな場面」
カズキ「日向プロの放銃か」
サツキ「場面は瑞原プロの先制リーチに亜樹プロが追っかけリーチしたところ。日向プロとしては完全にオリ切りたいところ」
カズキ「ここから日向プロは切って瑞原プロに放銃…。他に切る牌はなかったか?」
サツキ「候補に挙がるのを検証していこうか」
●(両者のスジ)
カズキ「どっちもが3枚見えだからカンチャンは1チャンスだな。このどっちかになるんじゃないのか?普通は」
サツキ「亜樹プロのリーチ宣言牌がだからは怖いかもしれないけど、テンパるまで手に留めておいた瑞原プロへの危険牌なだけかもしれないし、そこまで怖いことはないと思う」
カズキ「ただどっちも生牌か。万全を喫すわけではないといえばない、か」
●(亜樹プロのがやや早い、瑞原プロのスジ かつ 3枚見え)
カズキ「うーん…。亜樹プロには普通に当たることあるんじゃないか?」
サツキ「ソーズの上が全体的に見えてないし、ちょっと嫌だね」
●(亜樹プロはチーしてない、瑞原プロの現物)
カズキ「これも亜樹プロには普通に当たる」
サツキ「あえてこれを切ることは無さそうかな」
●(亜樹プロの中スジ、瑞原プロ宣言牌の片スジ)
カズキ「瑞原プロには普通に当たるな」
サツキ「それでもあえてこれを切った理由があるとしたら、渋川プロの言うように、亜樹プロに放銃するよりも瑞原プロに放銃した方が2着が固いってことかな」
カズキ「そういうことなら分かる」
カズキ「まあ分からんでもないか」
サツキ「夏ミカンの第1感はなんだけど、どうだろね」
最後まで潰しあった乙女たち
サツキ「マンガンツモ直条件の高宮プロ。ポン」
カズキ「打点は足りてるな」
サツキ「ここでハネマン狙いで残しの切り」
カズキ「んー…。3種の受け入れを蹴ってまで狙う価値あるか?」
サツキ「夏ミカンはツモ条件がクリアできてるなら潔く切っても良いかなと思ってる」
サツキ「亜樹プロ、高宮プロの仕掛けに対応すべく…」
サツキ「切り」
カズキ「やりすぎだろ。がヤバイと思ったにしてもターツ落としたらスピードの損失が大きすぎる。そもそもだって普通に鳴かれそうなところだ。せっかくがアンコになったんだし、せめてソーズ切りじゃだめなんか?」
サツキ「夏ミカンはお構いなしで切る」
サツキ「高宮プロテンパイ」
サツキ「日向プロも逆転手をリーチ」
カズキ「このリー棒で高宮プロはどこからでもアガれるようになった。修羅場ってきたな…」
サツキ「亜樹プロもテンパイだが、は両者に無スジ…」
カズキ「危険極まりないが…」
サツキ「行かない」
カズキ「うーん…。そっか…」
サツキ「実際死ぬほど危ないけどね、この」
カズキ「ただ、これを切らないとなるとに何かくっつけるのを狙ってるんだろ?その場合は切ることになるけど、結局も危険牌だぞ」
サツキ「リーチしかない気もしてる」
サツキ「瑞原プロも高宮プロの手に怯えながらも前進し続けてテンパイ」
カズキ「修羅場だ…」
サツキ「アガったのは…」
サツキ「結局押すしかなかった亜樹プロから放たれたを捉えた」
カズキ「最後の最後で全部かっさらったか…。ベルセルク感ありすぎる」
サツキ「萌死。尊死。この笑顔とメッセージに殺された人数は数知れないという…」
カズキ「選手を兵器みたいに言うな」
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Mリーグ 2020/11/13 2試合目① この美麗なる猛火の中で
サツキ「女性卓ですことよ」
カズキ「そうだな」
サツキ「ついでにアンタも退いてマユちゃん連れてこいよ」
カズキ「俺はそれでも良いんだけど。アイツ自身がねーちゃんと二人きりになるのを嫌がるから無理だろ」
サツキ「なんでだろ?」
カズキ「食おうとするからだろ」
サツキ「食べちゃいたいくらいカワイイから」
カズキ「アンタのは比喩じゃないからなぁ…」
サツキ「映え〜」
カズキ「まあなぁ」
このポンはどうすべき?
サツキ「高宮プロ。この手からを2スルー」
カズキ「んー…。巡目も早いしリーチも出来そうな感じだし、アリなんじゃ?」
サツキ「鳴けば相当アガれる2900なんだけどね。親ならリーチ+αが大きいし、スルーで良いのかも?」
カズキ「夏ミカン的にはこのラインがはっきりしてないみたいだな」
サツキ「子なら鉄ポンだと思ってる」
結構バチバチやでこの美女ども
サツキ「瑞原プロが美しきリーチ」
カズキ「手牌に綺麗とか汚いとか」
サツキ「亜樹プロが美しき仕掛け」
カズキ「ポンな」
サツキ「これに対する高宮プロ」
カズキ「ピンフドラ2の1シャンテンだけど…」
サツキ「ここから放銃なんだけど、これが夏ミカン的には違うんじゃないかと。先にじゃないかと」
カズキ「は瑞原プロにはド危険牌では通りそう。加えて亜樹プロはホンイツなのは間違いないけど、まだピンズが余ってるわけじゃない。むしろは早く処理しておくほうが良いような気がするな」
サツキ「もちろん受け入れマックスなのは打だけど、リーチを受けている以上は受け気味な進行を選んだ方がいいと思うということだね」
カズキ「まあ高宮プロらしいといえばそうなのかも知れんが」
四暗刻ほしいもん
サツキ「日向プロ。ここから…」
サツキ「を切る、が、夏ミカンはカンしたい」
カズキ「この手、カンで1翻アップすることを考えたら『トイトイ』で既にマンガンだもんな。わざわざその受け入れを(瞬間的にでも)減らす必要は無さそうだよな」
サツキ「今ここでをリンシャンから持ってくれば四暗刻まである。マキシマム32000まで見えてるんだから、それをこの巡目で見切る必要も感じない、と」
カズキ「を切るのはリンシャンからピンズを持ってきてからでも遅くはなさそうだ」
サツキ「カンの1翻アップにカンドラに四暗刻。この巡目なら全て見て良いんじゃないかな」
ベルセルクプッシュ
サツキ「ポンの亜樹プロ。既にテンパイしていたが、1枚切れの単騎に受けかえ」
カズキ「出アガリ率は圧倒的にこっちが上だろうな」
サツキ「この手出しを見て高宮プロは1枚切れのを切るが、これはもう押しすぎではないかと」
カズキ「ドラ2枚あるとはいえめちゃくちゃテンパってそうな人が既にいるもんなぁ。ここまでバラバラな手ならチートイあたりに絞ってベタオリ気味で良いような気がする」
サツキ「仕上げるわけだが」
カズキ「これは見事でした…」
亜樹プロの真骨頂
サツキ「亜樹プロ。ここから打」
カズキ「なんかクソの役にもたたんということだな」
サツキ「引いたところで愚形リーのみに進むだけ。それなら三色にマトを絞って手狭にいく価値はあるという判断だね」
カズキ「引きと、まさかの引きの時が痛手になるけどな。現時点で他家のアンパイもそこそこあるようだし、ここはまだ打で良いようにも思うけど」
タンヤオと場況
サツキ「日向プロ、ここから打」
カズキ「で良さそう」
これはちょっと面白いかと
サツキ「一人沈んだ高宮プロ。ポンして…」
サツキ「打」
カズキ「普通はポン材確保しつつトイトイまで見る打か、ホンイツを完全に捨てる打だろうけど」
サツキ「トイトイは、見えるは見えるけどポン材が優秀とはいえないのと、結局リャンメン待ちのままフィニッシュすることが多そう…。かなり望み薄いように見えんこともない」
カズキ「ならば引きの5200だけを残して、ほぼホンイツ1本に絞るってことか。うーむ、アリかも?」
サツキ「ただ巡目的にかなり遅い感じもする。捨て牌1段目ならこの打ち方で良いように思うけど、他家も中張牌がポロポロと出てきてるし、難しいところだと思う」
サツキ「その後テンパイ拒否でマンガンへ」
カズキ「さあ…、どうなるか」
サツキ「これに対して瑞原プロ」
カズキ「1シャンテンだが…」
サツキ「ピンズを外す」
カズキ「切っての1シャンテンはまず無い。ドラを切るには場が煮詰まりすぎている(特に高宮プロ)。この手が復活できるとすれば単騎テンパイくらい。みたいな感じか?」
サツキ「を1ブロックと見た場合はターツが1ついらないからね。繊細な1打だね」
熱い熱い!この女戦士たち!!
サツキ「亜樹プロに純チャン三色」
カズキ「生牌リリース…。事件だ」
サツキ「との加カンまで入れてテンパイの高宮プロ」
カズキ「これで目に見えてマンガンテンパイになったわけだな」
サツキ「掴む亜樹プロ」
カズキ「18000テンパイなのになぁ…」
サツキ「守備に定評がある亜樹プロとはいえ…」
サツキ「押すよね」
カズキ「こんなもんほぼアタリだとは思うとはいえ、自分の手が高すぎる以上はやっぱり押し優位なんだろうな」
サツキ「遠くからホンイツに向かっての真っ向勝負。華々しくも火傷しそうなほどの火花が散ってる」
カズキ「見てる側からすればホントに楽しませてくれるよな」
サツキ「続くぜ!」
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Mリーグ 2020/11/5 2試合目② 『このチーはいいな♡』
ユウキ「ロボの鼓動が聞こえてくる…」
マユナ「機械音じゃなくて?」
鳴き一つで判断が消極的になりすぎ
ユウキ「魚谷プロ。ここから」
マユナ「ドラトイツを固定か…。ここで切ってを残してを引いてしまうと、ドラ切りの『リーチドラ1』になっちゃう。役牌も付かなくなるし、打点の減少が結構痛い…からかな?」
ユウキ「先に打点を確定させる打ち方だな。なんか魚谷プロのイメージとは違う感じするけど」
マユナ「夏ミカン的には?」
ユウキ「好きだけどな。これ。でも無難に切っちゃいそうだな…。ドラ1リャンメンリーチでもまあ良しとして」
ユウキ「すぐにポンテン」
ユウキ「これに対し日向プロ」
マユナ「切ってダマ…」
ユウキ「これなぁ…。確かにマンズの下の場況が著しく悪いからリーチに行くのが躊躇われるのは分かるが(それでもリーチした方が絶対良いと思うけど)、これだけ悪いのならこのテンパイをとる意味がそもそも無い。ダマにするなら切る方が遥かにマシだろう」
マユナ「仮に魚谷プロにが危険だと思って、それを切らないことを重視するのなら、ダマにする意味が無い以上はリーチした方が絶対に良い…」
ユウキ「魚谷プロのが早いからドラトイツを嗅いだのかも知れんけど…」
マユナ「夏ミカン的には、その程度でリーチ選択が覆るとも思えないわけだね」
『このチーはいいな♡』
ユウキ「チーのコバゴー」
マユナ「これはホントにロボロボしいなぁ」
ユウキ「なかなかこの巡目でペンを決めれる人はいないだろうな」
マユナ「でもが2度受けかつ、このは2枚目なんだね。それなら鳴くのも分かるかも…」
ユウキ「滝沢プロが『このチーはいいな♡』って言ってたのが夏ミカン的にはめっちゃ好き」
マユナ「イケメン好きめ…。ホ…」
ユウキ「ホモではないんだ」
2000点からでも夢を追いたい
ユウキ「ポンの日向プロ」
マユナ「が2枚切れ」
ユウキ「切り。これは反対しそうな人もいるかも知れんけど、夏ミカンもこうする」
マユナ「2枚切れが大きい?」
ユウキ「らしい。この巡目なら重ねてのドラ3マンガンまで見たいって」
マユナ「こ、この手は夏ミカンにとってはマンガンの1シャンテンなのか…。すごいポジティブだね…」
ユウキ「いや、まあ、出たらアガるけど」
ガンバレハギーもう少しだ!
ユウキ「魚谷プロからリーチ」
ユウキ「コバゴーもテンパってを一発で押す」
ユウキ「そのをポンして萩原プロもテンパる」
マユナ「スクランブルだね」
ユウキ「が、次に引いてきたのはまさかの」
マユナ「テンパイ維持にはドラを切るしかない…。けどリーチにも仕掛けにも通ってないね」
ユウキ「こちらは3900のリャンメン。押したいところではあるが…」
ユウキ「かなり時間を使って考える」
マユナ「ここまでの戦績から心中は察するねぇ…」
ユウキ「行かない。まあ多分夏ミカンもこうなると思う」
ユウキ「引いてケイテンがとれた上に4枚見えで結果で放銃…」
マユナ「萩原プロもねぇ…、結構アグレッシブに鳴きを増やしてきてる印象はあるんだけど、なかなか実らんね」
ユウキ「まあ、この男が強すぎるのもあるんだがな」
マユナ「蹂躙している…」
ハギー魂を見よ
ユウキ「萩原プロ。リーのみをテンパってしまう」
マユナ「不満すぎる」
ユウキ「を切る」
マユナ「うお、おぉ…」
ユウキ「まあピンズで雀頭できるとか、ソーズが繋がるとか、いろいろとを生かす変化もあるといえばある」
マユナ「ここから引くとか、456とかピンフとか…?」
ユウキ「ただ、を切ってそれらを追おうとしたら一体何巡かかるんだって感じだ」
マユナ「夏ミカン的には?」
ユウキ「即リーする。少なくともここで打はとろすぎるように思う。456+や、役牌を得られる打は選択肢に入るけど、所詮は不確定三色だし、引いて愚形リーチ打つハメになるんなら、ここでリーチしちまって良いんじゃないかと」
ユウキ「テンパり返す」
マユナ「まあ、さすがにここが落とし所だね」
ユウキ「外す」
マユナ「やると思ったよ…。ハギーファンは嬉しそうだけどね」
ユウキ「引きでタンピン。引きもフリテンとはいえ打点アップ。引きでもタンヤオリーチ」
マユナ「最高は456か」
ユウキ「夏ミカンは即リーだけどな。まあさっきの切りに比べればメリットは大きそうか。とにかく、ハギー魂炸裂ってところだろ」
格の違い
ユウキ「ポンで親マンに向かうエグエグロボ」
マユナ「縦横無尽だよ」
ユウキ「日向プロテンパイ、で」
ユウキ「ダマ」
マユナ「このダマは本当に意味がわからねぇ…」
ユウキ「実ったハギー魂!」
マユナ「やっと反撃開始か…?」
ユウキ「日向プロ、を引く」
マユナ「結果的には打点アップしてめくり合いに行けるわけね」
ユウキ「…………………………………………………………………………………………………………」
マユナ「…………………………………………………………………………………………………………」
ユウキ「…………………………………………………………………………………………………………」
(実に40秒以上の長考)
マユナ「悩むねぇ…」
ユウキ「少なくとも夏ミカンなら音速リーチなんだけどな。そもそも前の段階でリーチだけど」
マユナ「リーチに踏み切らない理由は?」
ユウキ「萩原プロの先攻リーチと親の2フーロ相手にめくり合うのは分が悪いということなんだろ。切るべきはどちらにも通ってないし」
マユナ「分かるけど。じゃあベタオリかリーチかで悩んでたってことだよね」
ユウキ「多分」
マユナ「でも2軒からオリようと思ったら、日向プロの手は明らかにベタオリ不可能だよ。それなら5200で潰しに行く方がマシではないの?」
ユウキ「夏ミカンはそう思うよ」
ユウキ「リーチした」
マユナ「……………うん」
ユウキ「夏ミカン、ハラハラしてたらしいぞ。本当にリーチしないつもりなんじゃないかって」
マユナ「意味不明なハラハラ…」
ユウキ「対して12000の1シャンテンのロボは…」
ユウキ「2秒でオリる」
マユナ「生牌に両者に無スジの。押せるわけない。判断が早くて正確」
ユウキ「安心安全にして完全無欠のチームの柱」
マユナ「これぞ至高の麻雀サイボーグ…」
ユウキ「北海道でコロナがヤバいって騒がれてるな」
マユナ「気温が低くて抵抗力が落ちるからなんかね」
ユウキ「もうすぐ本格的な冬だ。Mリーガーたちも気をつけないと」
マユナ「その点パイレーツは絶対病気にならない選手が一体いるからアドバンテージあるよね」
ユウキ「さすがに怒られないか…?」
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Mリーグ 2020/11/5 2試合目① 左手に仕込んだ無敵のメソッド
ユウキ「さあ船長だ」
マユナ「右手故障の中でどんな麻雀を見せるのか…」
ユウキ「『故障』って言うとどうしてもロボっぽいイメージが頭にこびりついて離れないんだが」
ロボの左手パイレーツリーチに一同萎縮
ユウキ「萩原プロ。こっから切り」
マユナ「切りの方が少しだけ得な気がするけどねぇ」
ユウキ「マンズの上が良さそうなだけに、引いた時に選択肢を残しておきたいよな」
ユウキ「切ってロボリーチ」
マユナ「既にドラトイツならアガリ率を上げた方がいいよね」
ユウキ「このを、萩原プロはスルー」
マユナ「チーした後のテンパイ打牌が危険で待ちも愚形になるからだろうね。一応鳴かなければ234まであるし」
ユウキ「多分チーした方が良い気はするんだけどな。萩原プロがするイメージは皆無だが」
マユナ「相手がリーチしている以上、決着巡目はリーチが無い時に比べて圧倒的に早くなる。なら自分も早くテンパイを入れるべき、ってことだよね」
ユウキ「その後、アンパイを切りながらポンテン」
ユウキ「リーチ一発目にを押した日向プロにもテンパイ」
マユナ「がもう無いのか…」
ユウキ「ダマにしたが…。まあリーチだろうな」
マユナ「ごく普通に愚形5200でめくり合いに行くべきでしょうな」
ユウキ「まあも無くなるんですけど」
マユナ「萩原プロのアガリも消えた…」
ユウキ「このロボ エグいな」
ユウキ「目に見えてアガリ牌が無くなった日向プロ。何を切るか」
マユナ「テンパイ維持の打か…。それとも?」
ユウキ「コバゴーのリーチ宣言牌がな上に3枚見えでも通ってるから、を押す手もあると思うけど、ペンを否定する材料は無い」
ユウキ「大事をとって切り」
マユナ「はどっちも安全だし、の鳴き直し込みで安全にテンパイ復活できるね」
ユウキ「個人的には押しも相当候補に入ると思うんだがな。まあ、カンが入ってるだけに安全策が無難か」
ユウキ「萩原プロ。ラスヅモで掴んでしまう」
マユナ「ありゃあ」
ユウキ「まあ、危険は十分承知だろう」
マユナ「パイレーツ(キング)補正もあるしねぇ」
ユウキ「結果放銃だが、これは良いんじゃないかな」
マユナ「行けるとこまで粘ってる感じはするのにね」
序盤はなんとかしてマンガンにできないかと考える
ユウキ「魚谷プロ。何切る?」
マユナ「はドラね」
マユナ「ドラ切りかぁ」
ユウキ「これ、切りってないか?」
マユナ「スピードは落ちるけど、頭はどうにでもなりそうだし、最悪単騎リーチまで見るとまあまあアリな気もするね」
ユウキ「345とドラの両追い。この巡目なら狙う価値は十分だと思うんだよな」
ユウキ「1シャンテンからの…」
ユウキ「取らず」
マユナ「ここは打点を追うんだね」
ユウキ「同じ打点を追うにしても、役牌のドラを手に留めるのはリスクが高いってことなんだろうな」
このポンを見た後だとホントにヌルく感じる
ユウキ「ロボがリャンメン×2の門前1シャンテンからドラポン」
マユナ「おおー。これ鳴くんだね。単騎テンパイになりかねないからスルーして好形リーチ目指す人も多そうだけど」
ユウキ「たとえ単騎待ちになっても、すぐに待ち変えできるって考えてるのかもな。これ、どっちが正解か誰か教えて欲しいよな」
ユウキ「ドラポンを見てこの手をダマにする日向プロ」
マユナ「これは無いやろ」
ユウキ「鉄リー」
ユウキ「左手麻雀でも揺るがないこの強さよ」
マユナ「麻雀は席じゃない。麻雀は運じゃない。麻雀は利き手じゃない(←NEW!)」
字牌でいいやん
ユウキ「ここから切りのロボ」
マユナ「なんですかこれ」
ユウキ「手が悪すぎるから役牌を重ねる余裕が欲しかったのかもな」
マユナ「普通にで良さそうだけどね」
ユウキ「魚谷プロ。何切る?」
マユナ「普通に…」
ユウキ「を切れば良いのになぁ」
マユナ「夏ミカンの1番嫌いなやつだね」
ユウキ「その後引いてしまった…」
ユウキ「ツモ切る」
マユナ「んー?これは残しても良くない?」
ユウキ「自分でを2枚切ってるとはいえ、他3人が全員ソーズの下を序盤に切ってる。引き戻しは見ておくべきだろう」
マユナ「ドラ引きや、引きでの選択肢の増加、345ルートの開拓。いろいろ捨ててまでアンパイ1枚の確保が優先されるとは思えないけどな…」
ロボよ…。なんと尊い押しっぷりか…
ユウキ「チーで、どエライ手の日向プロ」
マユナ「オールスター…」
ユウキ「チーのコバゴーだが、生牌のでいったん迂回」
マユナ「親に振ったら逆転だもんね」
ユウキ「で、ラスヅモでテンパる」
マユナ「依然、は生牌だよ…」
ユウキ「左手打ちの頼れる船長の決断…」
ユウキ「押していく」
マユナ「これは実際見てた時はすごいって思った」
ユウキ「確かに萩原、魚谷両プロは日向プロの仕掛けにオリてるのは分かるんだけど、それにしても1番やばい日向プロが赤含みのリャンメンチーだもんな。普通押せないと思うんだよ」
マユナ「コバゴーの中で、この押しはどれくらい得だと思ってるんだろ?」
ユウキ「夏ミカンは押せない気がするな…。もしかしたら、2人オリてる状況なら押すべきなのかもなぁ…」
ユウキ 「一人テンパイ。非常に大きい」
マユナ「なんかこの人、テンパイ流局とか安手アガった時の方が存在感があるような気がするのは私だけ?」
ユウキ 「負傷時でもこんなに頼もしい麻雀を見せるから、またロボロボ言われるハメになるんだ」
マユナ「何を言われようともこの人は気にしなさそうだけどね」
ユウキ「それもまた言われる原因になるんだ」
マユナ「じゃあもうロボでいいやね」
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Mリーグ 2020/10/22 2試合目④ ホースマンへ敬礼!
サツキ「朝倉プロといえば豆腐メンタルが有名ですが」
カズキ「いきなりディスるのはやめてください」
サツキ「彼のキャッチフレーズにその要素が入ってくるのだけはやめて欲しい」
カズキ「全プレイヤー中 最も不名誉なキャッチフレーズになりかねないな…」
きちんとリーチできる人が強いんだなって
サツキ「勝又プロ。トップとは23000離れているこの状況でもトップを取りに行く。カンでリーチ!」
カズキ「2着は固いと考えてダマにする人もいそうだけどな」
サツキ「トップがエライし、下が離れてるし。さすがに多少の放銃リスクよりも稼ぐことを考えた方が良さそうだよ」
カズキ「逆に下が近い状況でも突き放した方が良いからやっぱりリーチになりそうか」
サツキ「結局多くの状況でリーチ優位なんだよね。こういうのは」
サツキ「実際にツモったらカッコ良すぎるわけで」
カズキ「繊細かつ大胆、か」
序盤にドラ切ることなんてほとんど無いが…
サツキ「ラス前でホースマン」
カズキ「勝又プロの逆転が現実味を帯びてきてるな…」
サツキ「ドラ切り」
カズキ「打点が必要ない。リーチしたくないからピンフが欲しい。ドラの先処理の意味合いも込めて、この一打がベストだろうな」
NINJAの奇襲策
サツキ「藤崎プロ。高め一通をダマとした」
カズキ「んんん?和久津プロとの点差はちょうど3900。リーチすれば安めでも同点になるんだからリーチすべきでは?」
サツキ「直前に勝又プロがを切ってる。受け意識が高まっているであろう朝倉プロあたりが瞬間的に合わせ打ちしてくる可能性は少しある。当然勝又プロから今後出ることも考えられる…からだと思うけどね」
カズキ「瞬間的な合わせ打ちを期待して1巡だけダマにするつもりでもあったのかもな」
サツキ「ただまあ、普通はリーチで良いだろうね。一発裏ドラで和久津プロを突き放すチャンスでもあるし」
カズキ「一発で高めツモだったことを考えるとさらに口惜しいな」
サツキ「テンパイ即リーは正義」
こだわりのNINJA。でもちょっとそれは…
サツキ「オーラス。藤崎プロはこの着順のまま終わらせたい」
カズキ「アガるなら、リーチ不要な手組みにしたいよな。幸運にもクイタン向きな手牌だ」
サツキ「打っちゃう」
カズキ「これは一体何…?」
サツキ「3トイツとはいえ、鳴きを考える局面である以上はそれを見切る必要は、少なくとも今の段階では無いし、そもそもの2度受けを自ら弱くしちゃってるのは違和感がすごい」
カズキ「クイタンを考えるとのターツが不安だからを残したかったんかね?」
サツキ「それを重く見てるのかもね。にくっつけば2度受けも解消されるか…。でもそうであっても残しておけばの形をキープできるからクイタンになっても対応はできるよね」
カズキ「まあ普通はかだろう。夏ミカンはむしろ切りそうだけど」
サツキ「クイタンに行くなら引きが必須に見えるけどそうでもない。の重なりも考えればごく普通にクイタン目指せる形だと思うしね」
こんな局面でも字牌が大事か
サツキ「和久津プロ。ラス回避にはマンツモが必要」
カズキ「ドラが浮いてる…。があるから最悪リーヅモ裏を目指すルートか」
サツキ「を重ねればチャンタ三色ドラ2のマンガンもあるね。鳴いてもOK」
カズキ「切りで良いな」
サツキ「切って三色を固定する」
カズキ「うーん…。で良いと思うんだけどなぁ。ドラ重なれば役はいらないし。単純に、愚形3種の受け入れで手を進めるのはキツすぎないか?さっき言ったように最悪『リーチ赤1』を仕上げれば良いんだし」
サツキ「『絶対逆転』というならこれで良いのかも知んないけどね。の処理が早い分だけ。ただ、仮に2600のアガリで終わったとしても、アガれないよりはマシだと思うけど」
カズキ「夏ミカン的には以外の選択肢が無いんだろうな」
カズキ「こういう↑ルートもあることを考えたら、やっぱり切りは早計に思うな」
サツキ「1枚切れば済む話だと思うんだけどね」
カズキ「実況解説席で散々イジられたけどトップか」
サツキ「キャッチフレーズはいつ決まるのか…」
カズキ「夏ミカンに案は無いの?」
サツキ「センス無いから無い」
カズキ「はい」
サツキ「そして今回の実況は夏ミカンが大好きな日吉プロだったと」
カズキ「最高位戦の先輩の村上プロのせいで朝倉プロへのいじりがヒドかった」
サツキ「いいぞもっとやれ」
カズキ「ヤメなさい」
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Mリーグ 2020/10/22 2試合目③ 優しいアマゾネスもアリっちゃアリ
カズキ「なぁ」
サツキ「うん」
カズキ「この1ゲームだけで何記事書くつもりだよ」
サツキ「4記事ですね」
カズキ「2日に1記事公開だから、マル1週間以上じゃねぇか!」
サツキ「雀魂もあるし、Mリーグを見る日数も多くないから、1ゲームごとの考察は時間を取りたいらしいね」
カズキ「そうですか…」
アマゾネスは返上か
サツキ「和久津プロ。ここで…」
サツキ「打」
カズキ「……………、まあ。普通はだろ」
サツキ「今回はドラであることもあるしタンピン変化もあるし、かなり大差で切りだと思うんだけど」
カズキ「守備力確保のつもりなんだろうけど、こんな序盤からやりすぎ…。少なくとも攻撃的なキャッチフレーズには合わないよなぁ、このスタイルは」
職人芸まである仕掛け
サツキ「ホースマン。この手で3枚目のをチー()」
カズキ「表示牌にもあるから、リャンメンとはいえ鳴かなきゃなところだな」
サツキ「ところが次に切られたは…」
サツキ「スルー」
カズキ「この辺が初代天鳳位のワザか」
サツキ「鳴けば手は進むけどターツが足りない2シャンテン。大きなトップ目で守備力を落としてまでそんな手にすることはないってことだね」
カズキ「2着目が親。そこへの放銃だけは絶対ダメだもんな。さっきのは急所だから鳴いたのであって、何でもかんでも鳴くわけではないと」
のんびりしすぎなNINJA
サツキ「ポンテンの和久津プロに…」
サツキ「をポンしてる勝又プロもテンパイ」
カズキ「4000オールあるぞ…」
サツキ「そしてNINJA…」
サツキ「またも老獪。端牌シャボの即リーだけは残し、567手替わりを見てを残す」
カズキ「3者鳴いててスピード的には相当厳しいだろ。さすがにゆっくりしすぎでは?」
サツキ「そんな気もする。ドラ1あるならもう落とし所かも」
サツキ「引くけど」
カズキ「じゃあ良いです」
夏ミカンならリーチする
サツキ「ホースマン。チートイテンパる」
カズキ「は1枚切れ。リーチか」
サツキ「ダマとした」
カズキ「まあ分かるけど。これだけ点差があるんなら2着目の親を流すことを最優先とするわけだな」
サツキ「ただ素点も効いてくるわけだし、リーチするのもなくはないと思うけどね」
カズキ「実際リーチするMリーガーもいそうだよな」
サツキ「静かにツモりアガる」
カズキ「十分大きいアガリだな」
こういう字牌切りこそが強者だと思う
サツキ「ホースマン。打」
カズキ「普通だけど、結構すごいよなこれは。バラバラだから他のを切る人もいそうだけど…」
サツキ「こんな巡目から過敏に守備確保する必要はなく、形が悪いから浮牌も切れず、ターツが足りないから打ともできず、イーペーコーやクイタンを考えるとは持っておきたく、当然やを払う明確な理由もない。結論として打しかない」
カズキ「のに、他の牌を切るMリーガーはいそうだよな」
サツキ「夏ミカン的には、ここでを切る人の方が、切らない人よりも強い(ことが多い)と思ってるね」
どっちかというとマイルドな麻雀だよね
サツキ「和久津プロにメンホン」
カズキ「チートイ1シャンテンでもあるな。場には×2、×1、×1、×1、×1、は生牌か」
サツキ「2枚切れだとトイトイに行くことも厳しいか…」
カズキ「はオタ風でトイトイもダメってことは打点を見たいなら門前で仕上げるしかない。となると1シャンテンであるチートイにしぼってあたりを切ることになる…?」
サツキ「どうでも良いけど42歳には見えないよね」
カズキ「それはホントに思う」
カズキ「切りかぁ」
サツキ「この巡目まで生牌なら山に生きてるかどうかは怪しいと思ったか」
カズキ「まあ、チートイ1シャンテンはキープできてるわけだし、引きまでケアすればこの選択が結局ベストなんかな。丁寧な感じ」
サツキ「アマゾネスって感じではないよね」
サツキ「次でこの試合はラストです」
カズキ「2週間で1ゲームしか記事にしてないが…」
サツキ「せめてパイレーツが出てる試合は全部見たいんだけど、それもできてないんだよねぇ…」
カズキ「時間が無いのはわかるけどな。手抜きにはならんようにしてくれよ」
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Mリーグ 2020/10/22 2試合目② ロボ対決も見たい
サツキ「パイレーツで誰が一番好きよ?」
カズキ「コバゴーかなぁ…。やっぱりあの不動のメンタルと麻雀は見てて頼もしいよ」
サツキ「まさに船長の背中だよねぇ」
カズキ「ねーちゃんは?」
サツキ「同じ女性として、瑞原プロには憧れてる…」
カズキ「凛とした佇まいは惹かれるよな」
サツキ「ユウキさんもああいうのが好きかなぁ…」
カズキ「知らんけど」
処理能力の高さはIQゆえか、プログラミングか
サツキ「勝又プロ。ここから…」
サツキ「ホンイツを見てマンズリャンメンターツ外し」
カズキ「普通だと思うけど?」
サツキ「勝又プロのすごいところはこういう選択の決断の速さだと思うのよ。この手も『ホンイツを見る』のが正解なのは割とすぐ選択できるけど、『それでもの価値はどれくらいか』『落とすならどのターツか』『どの順で落とすか』とかを一通り場を見て決めるのが普通だと思う。それをマジのノータイムで決断しちゃってる」
カズキ「ツモる前から場況を把握する能力が高いんだろうな」
サツキ「和久津プロから親リー入るも…」
サツキ「こんなド危険牌もノータイムで押す」
カズキ「勝又プロは と鳴いてるから、安手だ。なのに親リーの一発目で迷うそぶりも無いんだな」
サツキ「表情はどっかの海賊船のロボほど鉄仮面でもないけど、この人もそこそこロボ臭すると思うんだよね」
カズキ「ロボは一人で良いよ…」
欲張り打法の境目
サツキ「ロボ配下のホースマン。ここから…」
サツキ「切っていく」
カズキ「受け入れは単純にマックスだな」
サツキ「夏ミカン的には親マンチャンスということでマンズを払う手もあるんじゃないかと思ったりしたんだけど」
カズキ「巡目的にも許されそうではあるけどな」
こういう局面では繊細さが光る
サツキ「ホースマン、ピンズの形が良くなってターツ切り替え。打」
サツキ「それに対応する勝又プロ…」
サツキ「ペンチャンを払う」
カズキ「朝倉プロの速度を感じたんだろな。の周りが待ちになる可能性もあるから先に処理しときたいってのがあるんだろ」
サツキ「ドラやを引いたことを想定しても、ターツ一つ落とす余裕はあるしね」
カズキ「はアンパイとしてキープ」
サツキ「繊細な一打だね」
ゆったりしたNINJA
サツキ「藤崎プロ。ピンフ赤1の1シャンテンで…」
サツキ「受け入れを狭め、4連形を残す」
カズキ「ゆったりドラ含めたピンズの伸びを残しつつも、即リーでを釣りやすくしたんだな」
サツキ「こういうのは巡目との兼ね合いだよね。巡目が進めば進むほど受け入れを優先すべきだね」
カズキ「今回はまだ余裕ありそうな巡目か」
繊細な押し返し
サツキ「ホースマンがドラも組み込んでのリーチ」
サツキ「勝又プロも567の1シャンテン」
サツキ「切り」
カズキ「朝倉プロにはが通ってる。形だけならマンズ切りそうだけど、が2枚とが3枚見え。対しては0枚見え。単純な枚数は逆転してる」
サツキ「3枚見えだからも切りやすい。こうしておけば567は確定する。ポンもできる。引きでさらに打点アップ。いろいろ考えることあるね。繊細だね」
サツキ「まあ全てかっさらっていくわけだが」
カズキ「さすがの馬力」
大胆でかわいいNINJA
サツキ「藤崎プロ。ここから…」
サツキ「345を見てキープ」
カズキ「なるほどぉ…。でもで良くないか。普通にメンタンツモドラ1のマンガンで十分だからシャボ受けも大事だろ」
サツキ「切った形が↓だけど…」
サツキ「先に引いたら345ヤメて絶対切るし、先に引いても…切りになるんじゃないかなぁ?藤崎プロは。切ったら守備力0だし」
カズキ「先に引いても、三色不確定のカンチャンだから微妙だし。結局この残しが生きるのは引いた時だけな上にそれでも三色は不確定だぞ」
サツキ「夏ミカンはむしろここはツモ切りそうかも」
サツキ「引くけどね」
カズキ「じゃあ良いです」
サツキ「当然345を見て払うが…」
サツキ「すぐ引く」
カズキ「すぐ引くなぁ」
サツキ「誰にも隠そうとしないため息を吐くNINJA。かわいい」
カズキ「おいNINJA」
サツキ「これじゃあ戦乱の世では生き残れないね。ため息ひとつで命取りだよ」
カズキ「今は戦乱の世ではないけど。まあ麻雀でも隠しておくに越したことはないわな」
カズキ「まあ、あれだな」
サツキ「なによ」
カズキ「毎日浴びるように飲んでるジンジャーエールと歯が溶けかねんレベルで食ってるダッツは控えた方が良いんじゃねぇの?」
サツキ「太ってるって意味!?このピチピチのJDに向かって!!」
カズキ「今はそうじゃないけど、瑞原プロと同じ歳であの美貌とスタイルを維持すんのは大変だろってことだよ…」
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Mリーグ 2020/10/22 2試合目① うまぶりホースマンもケイテンアミバも好き
サツキ「うまぶりホースマンだのケイテンアミバだの。朝倉プロのキャッチフレーズ候補がイカれすぎて…」
カズキ「みんなもう朝倉プロが初代天鳳位ってこと忘れてるんじゃないかこれ」
サツキ「まあ今や最高位戦所属のMリーガーだからねぇ。そっちの顔が目立ってきてるのは確かかも?」
カズキ「だからと言って、もはやただの悪口まであるぞ…」
リャンメンくっつき浮牌と手役余剰牌
サツキ「勝又プロの手牌」
カズキ「平凡な感じな」
カズキ「切りか…」
サツキ「この手って打点が見込めないし、789とピンズの一通とまあまあ長めに付き合っていくことになるんじゃないかと思ったんだけど…」
カズキ「現状 頭もないから引きのノベタンもキープしたいところだとも思うしなぁ」
サツキ「そこまで引きを重く見るべき局面なのかね?」
うまぶり(?)ケイテン道中
サツキ「勝又プロ。のみ手でリーチ」
カズキ「ムダにダマにする意味は薄いな」
サツキ「解説ではピンズの上がまあまあ良いという点も取り上げられてたけど、別に場況関係なく即リーの場面だと思うね」
サツキ「これに対してチーのホースマン」
カズキ「リーチにはが通ってるが…」
サツキ「切りを選択」
カズキ「切ってまっすぐタンヤオ1シャンテンにはしないのか」
サツキ「のどちらも切る気はないみたいだね。ケイテンで終えることも視野に入れてるね」
カズキ「流局まで耐え切ることを考えたら現物を多く確保して進行する方が良いってことか」
サツキ「うまいとは思うんだけど、一旦切って↓の形に受けて、その後にを切るか押すかを考えても良いんじゃないかとも思う。を切るのが嫌すぎたとしても、1枚押す選択肢はあっても良いはず」
カズキ「その方が普通な気はするよな」
サツキ「ウマブリ…」
カズキ「いやわからんけど」
サツキ「思惑は成ったけどね」
カズキ「親リー相手の対処としてはこれで十分だろ」
字牌の切り順はしっかりやりたい
サツキ「字牌の切り順ですよ」
カズキ「序盤に役牌から切るならダブからがセオリーな」
サツキ「こんなこともはや常識レベルだと思うんだけど、徹底できてる人って思ったほど多くないよね」
カズキ「藤崎プロ自身が『ダブは自分の手が戦えるレベルになってから切るべき』と考えて、それを徹底してるんなら別に構わない(夏ミカンとしては損し続けるとは思うが)けど、ひどいと『その時の気分で字牌の切り順は変わる』人もいるよなぁ」
サツキ「字牌の切り順はほぼ全ての局で数回迫られる。ここをいい加減にしている人とそうでない人では損得の積み重ねでエグい差が生まれるはず」
カズキ「教科書 作ってさぁ、書いとこうぜ。『序盤に役牌切るならダブから』って」
サツキ「夏ミカンも大概いい加減な麻雀打ってるけど、これだけは毎回しっかりしようとしてるよ」
打点が見えないからと言って店じまい感が早すぎる
サツキ「勝又プロ。大した手ではないけど…」
サツキ「切り」
カズキ「夏ミカン的には一択だな」
サツキ「こういうのでオタ風をムダに抱えるのはもはや怠惰だと思ってる」
カズキ「厳しいな」
サツキ「たまにはね」
サツキ「役牌重なって…」
サツキ「2枚切れなので切り」
カズキ「ここも字牌でいいな」
サツキ「守備力過多は性格と一緒でそうは変えられないんだろうけど、さすがに2枚切れでカンチャン落とすのは罪でしょ。こんな序盤でさ」
サツキ「和久津プロがここから切り」(右端は)
カズキ「タンピンルートを残すためには残すのは良いよな。678になった時の早切り迷彩にもなる」
サツキ「でもここで引きの1シャンテンを見切るのはどうよ」
カズキ「ここもで良いな」
サツキ「個人的には、朝倉プロのキャッチフレーズにはネット麻雀要素を入れて欲しいんだけどなぁ」
カズキ「ネット勢からしたら、第1回ドラフトで選ばれた時は歓喜の嵐だったもんな」
サツキ「2019シーズンではレギュラーシーズンは奮わなかったけど、今シーズンは圧倒的な強さを見せつけてもらいたいもんだね」
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Mリーグ 2020/10/6 1試合目③ 期待したい今期も。麻雀は、いつでも変えられる
ユウキ「今日は最後に今期に対する思いを少し喋りたい」
マユナ「いりません」
ユウキ「そう言わず」
マユナ「前期のようにパイレーツの尻追っかけてれば良いじゃん」
ユウキ「ストーカみたいに言うな!」
即リーを見越した何切る
ユウキ「石橋プロ。何切る?」
マユナ「1シャンテンだね」
ユウキ「を選択」
マユナ「既に打点十分。タンピンに渡るために…とかいってカッコつけてを切るよりは、素直に受け入れマックスにした方が良いよね」
ユウキ「加えてシャンポンリーチになった時にがスジになるから切りだな」
バッシーの役牌バックリャンメンチー
ユウキ「を鳴いてホンイツ一直線の多井プロ。打」
ユウキ「これをバックで石橋プロが当たり前のようにでチー」
マユナ「役牌バックでリャンメンチー!マジですか」
ユウキ「確かにポンして進行することになりそうだから、単純にシャンテン進めながら打点を上げられるは鳴いておきたいって気持ちは分かるんだけど…」
マユナ「それでもそこまで大きなスピードアップじゃないし、1000→2000になる程度のメリットのために門前崩すべきなんかね?」
ユウキ「一応4トイツだからチートイの芽はある。どれか引ければメンツ手リーチも見込める」
マユナ「もったいない感じはするね」
ユウキ「でも冷静に考えたら、この手は1鳴きしそうだし。それなら『2000点を先に確保してしまう』という目的は理解できる」
マユナ「ここで2000点にしておけば、赤含むドラ引きで3900や8000まで伸ばせるし、確かに理にかなってそうな気がしてきた…」
点数、鳴き、自分の手全てで
ユウキ「北家でポンの近藤プロ。ドラを使うかホンイツでのアガリを目指す」
ユウキ「これに対して近藤プロの上家の村上プロの手牌」
マユナ「バラバラだね」
ユウキ「打」
マユナ「自分の手はせいぜいチートイになれば良いくらいのゴミ手。そして今は2着目の多井プロの親番。ならば近藤プロにアガってもらった方がマシとしてのチートイ決め打ちかつアシスト気味の一打だね」
ユウキ「どうでも良い手の時でも繊細な一打が光るな」
理解できない1打
ユウキ「カンしてる近藤プロ」
マユナ「ドラが既に2枚あるから、ムリにホンイツに行く必要はないね」
ユウキ「切り」
マユナ「んん…。平面の何切るなら引きやポンを考えると、はキープしておきたいところなんじゃ?」
ユウキ「イーペーコーもあるしな…。正直なんでこうしたのか分からん…。場を見ても、どちらかと言えばよりの方が狙い目に見えるしな」
マユナ「何か見落としあるのかも?」
これぞバッシー!今期も期待!!
ユウキ「さてバッシー」
マユナ「南家でドラトイツ…。リャンメンの選択か…」
ユウキ「場を見渡して…」
ユウキ「ドラ受けをリリース」
マユナ「また思い切ったことを…」
ユウキ「多分1番大きいのは、多井プロから何を鳴けるかだろうな。唯一は多井プロが切ってないからそこを見切ったんだろう」
マユナ「場況的にもが1番悪いようにも見えるしね…。こんな終盤なら打点よりもそちらを優先した方が良いという判断だね、きっと」
ユウキ「チーテン取れる」
マユナ「これだね。さすがキング」
ユウキ「同巡村上プロもテンパイ」
マユナ「うえ…。これは…」
ユウキ「ゴミクソ配牌を華麗にまとめあげた直後に今テンのマンガンに放銃するというバッシーらしいアンラッキープレイを見れて、夏ミカンはご満悦らしい」
マユナ「鬼か!?」
ユウキ「こういうのも含めてバッシーが好きらしいから」
マユナ「はた迷惑な好意…」
※夏ミカンのバッシー好きはこちらで↓
ユウキ「いやー。メンツが熱いと見るだけでも疲れるな」
マユナ「内容濃いよね」
ユウキ「ハイテイ潰しのカンや、リーチの現物を見落としたりと問題のあるプレイヤーもいるようではあるが、うまい人はうまいし、岡田プロのようにめちゃくちゃに強くなってる人もいるみたいだし、やっぱりMリーグには見どころあるよ、まだまだ」
マユナ「1.5ヵ月の期間を設けて勉強した夏ミカンとしては、前期から成長が見られないプレイヤーの姿を見るのはイヤなんだろうね」
ユウキ「会社勤務しながらでも短期間で麻雀は変えられることを知ってるからなぁ。プロでもない自分がそうできるのに、なんでこの人たちは変わろうとしないんだろうってな」
マユナ「上から目線は腹立つけど」
ユウキ「その分岡田プロの姿は前期以上に美しく見えるようだけどな」
マユナ「シリーズ中にでも変われるチャンスなんかいくらでもある。それをどう捉えるか…」
ユウキ「注目項目多いなぁ、今期も」
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Mリーグ 2020/10/6 1試合目② リーチ超人は返上しよう。リーチ以外も超人だもん
マユナ「聞きたいんですが」
ユウキ「はい」
マユナ「雀魂の方は順調なんでしょうか?」
ユウキ「………」
マユナ「あの」
ユウキ「………」
マユナ「やってます?」
ユウキ「やってないです」
マユナ「やめようぜもう全部」
ユウキ「やめないし!!」
- 国士とはいえ1シャンテンでの押しはダメでしょ
- 村上プロの難関何切る
- 某ランキング一位のペンチャン外し…
- 超人の鳴きに翻弄されるブラック雀士
- 何切る問題で陥りやすいヤツ
- 親のフーロに無理オリするタイミング
国士とはいえ1シャンテンでの押しはダメでしょ
ユウキ「村上プロがリーチ」
マユナ「どうでも良いけど、今シーズンの捨て牌、見にくいよね」
ユウキ「石橋プロも3メンチャンで親倍満まで狙える追っかけリーチ」
マユナ「うおぉ…。エグい…」
ユウキ「2軒に挟まれた近藤プロだが、オリるのは簡単」
マユナ「国士1シャンテンとはいえ、親リー含む2軒相手ならオリだね」
ユウキ「オリない」
マユナ「いや、これはオリでしょ」
ユウキ「そう思う。はの1チャンスとはいえ、とても1シャンテンで勝負して良い牌とは思えない。次に切るのが完全無スジのであることも考えると明らかに無謀のように思う」
マユナ「もう捨て牌3段目な上、テンパイチャンスはたった2種しかない。アガリ牌はたった1種」
ユウキ「夏ミカンなら子のリーチだけなら押すかもだけど、親リーならたとえ1軒でも押さないと思う」
村上プロの難関何切る
ユウキ「村上プロ。純チャンの1シャンテンで止まる」
マユナ「が2枚切れちゃってるのか…」
ユウキ「切り」
マユナ「これはまた凡人には切れなさそうなところ…」
ユウキ「いろいろ選択肢はあるよな」
①打リーチ
マユナ「これができれば話は早かったのに」
ユウキ「2枚切れだもんな」
マユナ「ドラ1あっての行くか行かないかってところだよね」
②打ダマ
マユナ「1番無難な感じはする…」
ユウキ「このテンパイ形に価値が無さすぎる点ではあまり選びたく無い選択肢だけどな」
マユナ「手替わりで嬉しいのは、あとたった2枚しかない引きしかないしね」
ユウキ「あとは引きのシャンポンリーチと引きのピンフリーチか」
③打
ユウキ「純チャンのみに絞ったパワフルな選択肢だが…」
マユナ「この手、パッと見は純チャンっぽいけど、が もう2枚ずつしか無い以上は、それを追いすぎても損なのかも」
ユウキ「切りはやりすぎ感あるか…」
④打
ユウキ「で、村上プロの選択がこれか」
マユナ「カンが弱い。純チャンの渡りは一応残る。にくっついての即リー。あとは、遠目に678とか?」
ユウキ「テクニカルな一打だが、他①〜③の選択肢が微妙な以上、有力なのかもな」
マユナ「ただ、ズバッとを引いたときの純チャンを逃すのは明らかに痛いけどね」
ユウキ「デメリットはどの選択肢にもある。その辺は個人個人のバランス感覚になってきそうだが、打は凄まじく繊細な一打に感じるな」
ユウキ「結局、テンパイ形に不満があるものの、巡目的にはもうダマにできないということでリーチしたわけだが」
マユナ「この判断も英断だよね。結局有力な手替わりがないならどこかで折り合い付けるしかない。ここでリーチするのが究極なのかも」
某ランキング一位のペンチャン外し…
ユウキ「多井プロ。パッとしない」
マユナ「もっと語彙を」
ユウキ「パッとしないけど、ここでペンチャン払う必要があるんだろうか?」
マユナ「これ、普通に悪手に見えるんだけど…」
ユウキ「某プロや某プロや某プロあたりならやりそうな打牌なんだが、多井プロがやるとどうしても何か明確な理由があるように見えるんだよな。でもこれはさすがにミスと言っても良いんじゃないかと思ってる」
マユナ「ここからドラとかとか引けば普通に強い手になる。周りの手も特別早そうに見えないし、普通に字牌切れば良いよね」
超人の鳴きに翻弄されるブラック雀士
ユウキ「 と鳴いてる村上プロ。ホンイツとしての形が不十分なのもあり、ドラを残しつつ、よりも相手にプレッシャーを与えられるようにを切る」
マユナ「こう切られると、他家は親マン1シャンテンくらいには見積もらざるを得ないね」
ユウキ「これに対して我らがキング」
マユナ「今期はキングっぷり見せられるかなぁ」
マユナ「またエグい手を…」
ユウキ「形なら切りだが、石橋プロの中では高確率でチーテン入れられるか、最悪放銃まであると思ってそうだよな」
マユナ「を切らないとなると…」
ユウキ「切り」
マユナ「やっぱりエグい手とはいえ、1シャンテンからはピンズは押せないね」
ユウキ「次ので」
ユウキ「撤退」
マユナ「村上プロのが効いてるんだね」
ユウキ「親マン相手に、除いた残り8種しかないピンズの内の2種を押すのは割りに合わない」
ユウキ「1人テンパイで流局」
マユナ「現時点の点数状況なら、他家にアガられないだけでも十分なんだね」
ユウキ「逆になんとしてでもアガリたい、鳴きたいって時はを見せない打ち方もありそうだな」
何切る問題で陥りやすいヤツ
ユウキ「近藤プロ、ダブをポンして」
ユウキ「切り」
マユナ「あれ。こういうのって最終形重視でから切るべきなんじゃ?」
ユウキ「こういうの↓ならそうすべきだけど、今回はポンテン取れるようにした方が良さそうだ」
マユナ「あ、そうか」
ユウキ「その後テンパイ」
親のフーロに無理オリするタイミング
ユウキ「手番が村上プロに移る」
マユナ「近藤プロの手出しにテンパイサインを感じて止まってるね」
マユナ「パッと見で浮いてるのは…」
ユウキ「近藤プロは序盤に切ってるから、これでが当たるとしたらからの切りかからの切りとかか」
マユナ「あるっちゃあるよね」
ユウキ「まあそれ以前にダブ鳴いた親相手に愚形残りで押す価値もあまりないって事で考えてるんだろうな」
マユナ「でも現物ないよ?」
ユウキ「見事に何も無いんだよな。こういう時って、オリれる確証が無いからまっすぐ進めるって人もいると思うんだけど…」
マユナ「顔真っ赤だよ」
ユウキ「もしかしたら麻雀って、これくらい顔真っ赤にして打たなきゃダメなのかも知れん…」
マユナ「………乙女にはハードル高いなぁ」
ユウキ「抜き打つ」
マユナ「近藤プロの河にが早く、が通ってるからだね…。安全度の1番高そうなのを捻り出したんだね」
ユウキ「結局この後ベタオリ。親のダブポンにはこのくらい警戒しなければならないってことだな」
ユウキ「さて、今回はここまでで」
マユナ「もうこの試合終わって1週間過ぎてる点は理解してます?」
ユウキ「すみません…」
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Mリーグ 2020/10/6 1試合目① トッププロのシーズン第1打目に引っかかる
マユナ「もうMリーグ始まって何日経ったのよ」
ユウキ「いや、マジ気味に仕事が忙しくてじっくり見る時間も無くて…」
カズキ「…で、今回は2日目の記事すか?1日目じゃない理由は?
ユウキ「TLの評判が酷すぎたから」
サツキ「……。アタシも見ましたけど、気持ちは分かります」
ユウキ「それに対して2日目の評判はすごく良かったし、メンツを見れば分かるんだけどな」
マユナ「まあそうだけど」
カズキ「本当は?」
ユウキ「パイレーツの試合をとにかくじっくり見たかったから」
マユナ「だと思った」
多井プロの記念すべき第1打
ユウキ「多井プロ。記念すべき第一打なんだが、みんなコレ何切るよ?」
サツキ「普通にで良いんじゃ?」
マユナ「っていうかしか切るところ見当たらないんだけど」
カズキ「次点でとかか?」
ユウキ「多井プロは…」
マユナ「切りか…」
ユウキ「夏ミカンもな、最初はドラ引きと678を捨てるわけにはいかないと、切り一択だろうって思ってた。それが多井プロが違うものを切るもんで、結構引っかかってたらしい」
カズキ「この手、あくまで現状では高打点を叩くのは厳しそうに見えるよなぁ。なんなら愚形リーのみまでありそう」
サツキ「だからこそドラ引きで一気に価値が高まる。それを考えるとは切りたくないって感じですよね」
カズキ「でも、確かに…。ドラを引いてもがあるからカバーできるし、678も普通に崩れる可能性が大きい…」
マユナ「そう考えれば、危険なドラ周りを残してまで追う価値は無いっていうのが多井プロの思考なのかも?」
サツキ「トイツが多く、クイタンやチートイをそれなりに見るとすると、の価値はそれほど高くなくなる…?」
ユウキ「まあそれでも夏ミカンは5巡目くらいまではこういうは切らない方が良いんじゃないかと考えてる。が、それもどれだけ正しいか分からん以上は、この切りの選択もあると覚えておくべきだろうな」
ピヨハル的な繊細な1打
ユウキ「その後こんな形になる。ここでも意外な一打を見せてくれるんだが…」
サツキ「さっきに比べてかなり良い感じになってきましたね」
マユナ「メンツ手のターツは揃ってる…」
ユウキ「夏ミカン的にはそんな悩むところか?と思ったんだが、多井プロはちょっと止まって場を見渡す」
サツキ「が2枚切れだから…、では?」
カズキ「守備気味に行くならとか?」
ユウキ「切り」
マユナ「んん!?」
サツキ「これ…チートイ決め打ち的な?」
カズキ「決め打ちとは言わないまでも、相当意識してるよなぁ…」
マユナ「チートイ決め打ちなら2枚切れの切るんじゃないの?」
カズキ「どっかの本で『2枚切れの字牌の残り1枚はほぼ山に残ってるからチートイに行くならむしろ狙い目』って読んだことあるぞ」
ユウキ「それを多井プロが意識してるかどうかは分からんが…。ともあれ、愚形フォローのをこの手で外したってことはほとんどメンツ手を見てないって事で間違いなさそうだよな」
マユナ「早すぎない?その判断。まだ河一段目だよ?」
サツキ「マンガンが見える手、とは言わないまでも、それなりにメンツ手でリーチ打てそうに見えるし…」
カズキ「石橋プロも村上プロも、捨て牌に尖張牌があるとはいえ、めちゃくちゃ早いというふうにも…。もし仮に石橋プロが早くて次巡にでもリーチに来られても、現物は2枚持ってるんだからそこまで気にしなくても良いと思うんだけどな」
マユナ「近藤プロは間違いなく時間かかりそうだし」
ユウキ「夏ミカンの感覚ではまだ引き気味に行く段階じゃないと思うんだが、とにかく多井プロはを切った。チートイを目指すのであれば、確かには1番重なりにくいと思う。を例外として」
サツキ「まあそれはそうですね…。切ってる2人に、ピンズのホンイツ模様が1人がいるから」
ユウキ「と、いうのが夏ミカンの第一インスピレーションだった」
マユナ「え」
カズキ「なんやねん」
ユウキ「今では結構この打に納得がいってる。もう一回この手を見てみるぞ」
サツキ「6巡目であれば、普通にメンツ手を進めても良さそうに見えるんですけどね…」
カズキ「…んー……。まあでも確かに愚形残りでリーのみになるかもな手ではある?」
マユナ「それでも、ホンイツ狙いの近藤プロがいるとはいえ、は場況的に悪くないと思うんだけど」
ユウキ「夏ミカンも基本的にはそれに賛同してる。夏ミカンなら打しかない。けど『愚形残りでリーのみまである』ことを考えれば、素直に門前でメンツ手を進めたくないという思考はギリギリ理解できる」
サツキ「むう…」
ユウキ「そしてこの手を『素直に門前メンツ手で進めたくない』のであれば、鳴きが視野に入ってくる」
マユナ「………あー、確かに鳴きを考えた時、近藤プロからチーはまず望めない…」
カズキ「鳴き進行を考えれば、のロスはそこまで大きいものではないってことか」
サツキ「本命はチートイだろうけど、緊急回避のポンテンチーテンは入れるつもりあるのかもしれないね」
ユウキ「先に言ったように、チートイと鳴きを見た時に映える一打なんだと思う。守備とのバランスを備えた、まさに『多井隆晴の一打』だと、後からじわじわと感じたそうだ」
マユナ「守備力のエグい多井プロらしい一打か…」
カズキ「今の夏ミカンには、打牌の候補にすら挙がらないな」
サツキ「1日目のクオリティがボロクソに言われた2020シリーズだけど、やっぱり見るべきところはあるんだよね」
ユウキ「まあ、ぶっちゃけこのプレイングを見ても、夏ミカンは打で良いんじゃないかと思ってるんだけどな」
カズキ「なんやねん」
マユナ「え、終わり?」
カズキ「多井プロだけかよ!」
サツキ「しかも2シーンしかやってない…」
マユナ「せめてパイレーツに触れないんかい」
ユウキ「次からがんばる。次から」
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ユウキ「感無量である」
マユナ「まあ、今回ばかりは夏ミカンの憎たらしいウキウキ気分に付き合っても良いけど」
サツキ「レギュラーシーズンから低迷期をずっと渡ってきての大逆転優勝だもんねぇ」
カズキ「未だにレギュラーシーズンはどうやって乗り切ったのかを具体的に思い出せないぞ。いっつも朝倉プロあたりが苦々しい表情をしていたのしか印象にない」
マユナ「セミファイナルから瑞原プロと、キングISHIBASHIが盛り返してファイナルに滑り込み、ファイナルは役満含む好調で凌ぎ切った」
カズキ「Mリーグは確かにルール的に、『残ればなんとかなる』とは言え、それをここまで体現できるってのも凄まじすぎるな」
マユナ「最終日の2ゲームは印象的すぎたよね」
カズキ「1戦目のキングの完璧すぎる仕事ぶりよ」
ユウキ「正直、試合が始まるまでは夏ミカンは相当厳しいと思ってた。現実的にフェニックスとの差を逆転するのは結構厳しい上に、当然のようにラス回避のバケモノ近藤プロが立ちはだかったわけだから」
サツキ「それを、なんとあろうことかトップラスで仕留めた石橋プロ…」
ユウキ「セミファイナルからの復調から夏ミカンはめちゃくちゃ喜んでいたが、この最後の大仕事を完璧にやってのけた姿を見たときは夏ミカンまで満面の笑みになった」
カズキ「続く2戦目」
ユウキ「いきなりの多井プロの山越しの直撃から始まって、当たり前とはいえ異常な卓の様相を放ちまくってた」
サツキ「ラス親を失った後の沢崎プロの『誰にも迷惑をかけない』打牌は地味に痺れましたね」
カズキ「そしてオーラスに、ハネツモマン直の手を入れた魚谷プロ」
サツキ「それに対してギリギリのところでベタオリを完遂した海賊船船長」
マユナ「正直あんな早い巡目でリーチがかかったときは、終わったと思ったけどね」
ユウキ「ベタオリシーンもう一回見てみてほしい。オリ切れると分かっていてもめちゃくちゃ死にそうになるから」
ユウキ「何よりすごいのは、東1局からオーラスまで、全くと言って良いほどに表情を乱さなかった小林プロの鋼メンタル」
サツキ「ホントに、これこそがプロフェッショナルなんだと教えてくれるような」
マユナ「最強のチームの最強のお頭の最強たる所以。ゾクゾクするね」
カズキ「このシーンは麻雀界の宝っすね」
ユウキ「前にも言ったが、この二人こそが麻雀界の伝説だと思ってる。最高の名場面を演出してきた二人だからこそ、この画は映える」
natsumikan-toaru.hatenablog.com
サツキ「こんなん泣くわ」
ユウキ「これは泣く」
カズキ「これは泣くな」
マユナ「これは泣いた」
サツキ「たびたび思うけど、よくこんなレギュラーシーズンの成績でここまで来ましたね」
カズキ「−200って。セミファイナル開始時はほとんど脅威として数えられてなかったんじゃないか?」
マユナ「キングの躍進の素晴らしさを物語ってるね」
ユウキ「チームの力が大きすぎた。聞けばずっとチーム内での練習は続けていたそうだし、ネットを活用しての調整も余念無し」
サツキ「どれだけ不調でも互いをよく知っているからこそどんな試合も任せられる。優しい海賊団。素晴らしいです」
ユウキ「最後になるが、夏ミカンが一番嬉しいことは、昨年度合わせて優勝したチームがドリブンズ、パイレーツという、いわゆる『デジタルシンキングの麻雀オタクチーム』であることだ」
マユナ「勝利、知識、技術。勉強し、励む。とにかくチームメンバーとスタッフ全員がそれにこだわってきたチームの勝利…」
カズキ「麻雀を打つ者たちに、これこそが正しい姿勢なのだということを示してくれたような」
サツキ「この事実が今後のMリーグを変えていくような…。そんな感じもしますね」
パイレーツおめでとう!!!
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Mリーグ 2020/6/19 1戦目② こんな姿見ていられない
東1局 2本場
ユウキ「ポンしている魚谷プロ」
マユナ「ドラでアガればマンガンだね」
ユウキ「巡目は進み、内川プロ」
サツキ「テンパイ…。ツモは、ハイテイのあと1回」
カズキ「テンパイとるならリーチか?」
ユウキ「夏ミカン的にはテンパイとる価値はあるし、リーチする価値もありそうに思っている」
ユウキ「内川プロの選択はリーチ」
マユナ「結果放銃だけど、まあ、まだ始まったばかりだよ」
東4局 3本場
マユナ「Oh…」
カズキ「1人沈んでの親番クソ配牌…」
ユウキ「やらかす」
マユナ「少牌…」
カズキ「ここまで配牌がずっと悪く、点数も減り続けるばかりでメンタルがやられていたところに…」
サツキ「さらなる追い討ち、ね」
マユナ「麒麟児読まなきゃ。麒麟児」
カズキ「この大一番でこのメンタルになっちまうのは先行きが不安だな…」
塚脇永久,鉄鳴きの麒麟児
南1局 0本場
ユウキ「日向プロにリーチ」
ユウキ「さあ、これを受けて内川プロ」
カズキ「打点が見えるが、まだ2シャンテンだぞ…。冷静な判断ができるか…?」
マユナ「現物はのみ。は一応宣言牌のスジだけど…」
ユウキ「切って完全交戦の構え」
カズキ「うわ」
マユナ「これはどうなの?」
ユウキ「個人的にはアリだと思ってる。現物切った後が続かないし、も危険牌である以上は通ってないスジが多いうちにフルスイングはアリだ」
サツキ「もちろん、自分がラス目で、相手が3着目なのが一番大きい理由だけどね」
ユウキ「結果、2枚切れの待ち。先リーの現バリゆえにリーチかけず」
カズキ「ギリギリ繋いだか」
南2局 1本場
ユウキ「内川プロ。何切る?」
ユウキ「切り」
サツキ「おそらくはホンイツにかなり気があるんだろうね」
マユナ「がどちらか重なればマンガン狙えるんだね」
ユウキ「トップ目の瑞原プロがポンで流しにいく」
ユウキ「その後待ち替え。切り」
ユウキ「内川プロ。1シャンテンでを止める」
サツキ「瑞原プロのを見て、でしょうけど」
マユナ「まあ、いったんは」
ユウキ「テンパイ」
マユナ「結局放銃か…」
ユウキ「切らない。テンパイ崩す」
カズキ「え。マジか」
サツキ「止めた…」
マユナ「いやー。でも、確かに危険は危険だけど、これはさすがにお構いなしでリーチすべきでしょ」
ユウキ「立場上は明らかに押すべき場面だ。まあ、ただ手出しに加えてドラが見えてない局面だし、分かるは分かるけどな」
カズキ「けど切らないとなると、3枚見えだから有力な手替わりもほぼ無いっすよ。この手を死に手にする理由として妥当か?」
サツキ「微妙ではあるよね」
南3局 2本場
ユウキ「魚谷プロ、この形からポン」
サツキ「形はひどいけど、鳴かない意味もないですね」
カズキ「門前で進める意味がない手で無意味にスルーするような人ではないよな」
ユウキ「ポンして流しにいく瑞原プロ」
ユウキ「上位二人が鳴いている状況で内川プロ。ここで、信じられない牌を切る」
マユナ「え」
カズキ「なんすか。そんな引きするの初めてでしょ」
ユウキ「今魚谷プロが切ったのに合わせるように、打」
マユナ「……」
カズキ「これはひどい」
サツキ「完全にメンタルやられちゃってますね」
ユウキ「多分、他家の進行度が平常時のプラス5巡くらいになってるんだろう」
カズキ「こんな手でこんな打牌しちゃったら勝負にならねぇよ…」
サツキ「切るか、が怖いなら切るか」
カズキ「切らず、チートイを残したいならせめて切るかだろうなぁ」
マユナ「見てらんないね。あんなに実績のあるプロでもここまで崩れるもんなんだね」
南4局 0本場
ユウキ「なんか役満1シャンテンの瑞原プロ」
マユナ「しれっと」
ユウキ「切られる」
サツキ「まあポンテン…」
……………
サツキ「え?」
マユナ「スルーなの!?」
カズキ「なぜによ!」
ユウキ「後に勝利者インタビューで瑞原プロ自身が語ったんだけどな↓」
・自分のトップは揺るがない
・チームランキングトップのフェニックスの着順が落ちて欲しかった(→サクラナイツの親番続行は望むところだった)
・四暗刻ならばこの順位のままでも十分な点差をつけられる
ユウキ「これがその時の状況」
マユナ「うーん。分からんでもないけど…。四暗刻は門前テンパイからのツモアガリが必須だし、可能性はかなり低い」
サツキ「加えて魚谷プロの立場上、内川プロに勝負、放銃することはまずありえない。しかも着順を落とす放銃となると、さらに難しい」
カズキ「そもそもまだあと5ゲームあるし、点差を詰めるチャンスは十分あるだろ。ここで魚谷プロに加点される可能性もあるし」
ユウキ「さっさと終わらせて良かったと思うんだがな」
マユナ「ポンテンとった後のツモアガリや直撃でも10ポイント差がつくしね」
ユウキ「これについて蛇足があるんだが」
カズキ「蛇足ならいらなくないすか」
ユウキ「このスルーを見て、実況の松島さんやリポーターの松本さんが、『前試合にチームメイトの朝倉プロが役満をアガったのもあって、自分も役満をアガりたかったからスルーしたんじゃ?』と言っていたが…」
マユナ「それは、パイレーツをなめすぎだね」
サツキ「あのチームが、そんな個人の都合でチームに不利益な選択をするわけがないですね」
ユウキ「その通りだ」
マユナ「まあ、サービストークもあるんだろうけど」
ユウキ「ともあれパイレーツトップ。優勝へまた近づいたわけだ」
カズキ「あん?前記事もパイレーツトップじゃなかったっけ?」
マユナ「うん?贔屓目で見るなって言ってなかったっけ?」
サツキ「明らかに夏ミカンの好みが入っている気がしますが」
ユウキ「気のせいだ」
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Mリーグ 2020/6/19 1戦目① 夏ミカンの先切り嫌いが全部わかる
ユウキ「いきなりだが、夏ミカンはアンパイを残しての先切りが嫌いだ」
サツキ「何度も言ってますよね」
カズキ「ターツフォロー、くっつき浮き牌、打点フォローなんかはギリギリまで引っ張って、アンパイを残すことはかなり軽視してるな」
ユウキ「それが正解かどうかは置いておいて、今回取り上げる局は先切りがよく見られたから、それを集中的に見ていこう」
東1局 0本場
ユウキ「さて、まずここからだ。内川プロ。何切る?」
ユウキ「」
カズキ「これは…、夏ミカンが1番嫌いなやつ…」
マユナ「ターツ候補は揃っているとはいえ、こんな巡目からリャンメンターツのタネを見切るべきではないっていういつものやつ」
ユウキ「まあ今回はタンヤオ志向が強いし、ターツも明確に揃ってるからそうでもないかもしれないが、それでも夏ミカンは切らんが」
サツキ「魚谷プロ…、ドラポンしててテンパイですか」
ユウキ「これに対しイケメン内川プロ」
マユナ「実は夏ミカンって内川プロ好きだよね」
カズキ「いっつもイケメンって付けるしな」
サツキ「ホm…」
ユウキ「違う」
マユナ「滝沢プロにもイケメンって付けるから、イケメンが好きなんでしょ」
サツキ「やっぱりホm…」
ユウキ「違う!!」
ユウキ「ピンフドラ1の1シャンテンで…」
ユウキ「魚谷プロの現物を切る」
マユナ「ふーん?」
カズキ「ポンテンを読んでる?」
ユウキ「この手で受けを意識する以上、ほぼ確実にテンパイだと読んでるんだろうな」
マユナ「しかし…、確かに魚谷プロはとカンチャン落としの後にポン出しでテンパイの可能性はあるとはいえ、そんなに確率は高いかな?」
サツキ「それなりには高そうだよ。ただ、本当にこの手で受けるほどの脅威なのかは、どうだろうね」
ユウキ「夏ミカンは切るそうだが、押しすぎか?」
東1局 1本場
ユウキ「さて、また内川プロ」
ユウキ「を切る」
サツキ「はあ。またこういうやつですか」
ユウキ「夏ミカンに言わせれば、愚形ターツが残っている以上はリャンメンターツのタネを見切るのは早い。感覚的には、あと4巡前後」
カズキ「今回の内川プロは特にこういうのが多い気がするな」
ユウキ「さて、魚谷プロ」
ユウキ「ここから打とした」
サツキ「むう…」
カズキ「三色の1シャンテン固定か」
マユナ「残しておけばソーズ引きでタンヤオ変化があるし、まだ見切るのは早いんじゃ?」
ユウキ「これも夏ミカンなら他家の手出しを見ながらギリギリまで引っ張る。引ければダマでマンガンになるし、鳴いても3900だ」
ユウキ「内川プロ。ここで引いたもツモ切る」
カズキ「これは、分からんでもないけど…」
ユウキ「実際に内川プロがどう感じていたかは知らないが、これも夏ミカンは他家の手出しを見ながらギリギリまで引っ張る。先制好形リーチ率が高まるんだぞ、4枚分も」
マユナ「今回は1枚切れてるけどね」
サツキ「まあ、それを踏まえて内川プロのギリギリのラインだったのかもしれないけど」
ユウキ「さあ瑞原プロはこの手、どうするのか」
マユナ「浮いているのは、」
ユウキ「切り。これよこれ」
マユナ「夏ミカンが好きそうな打牌だねぇ」
サツキ「愚形ターツ二つで不自由な今、引きが大きすぎる」
カズキ「加えて重なってのタンヤオ移行も大きい」
サツキ「夏ミカンの推しプロ。綺麗で可愛いだけじゃないってことですね」
ユウキ「強いて言えば、好みなんだよ。打牌が」
ユウキ「日向プロ。ここから…」
ユウキ「」
マユナ「これは…?」
カズキ「なんでだ。ターツの数、数えてないのか?赤赤なんだぞ?三色まで見えるチャンス手だぞ?」
サツキ「頼むからこういうを残す癖は直して欲しい…」
ユウキ「さて魚谷プロ。このを」
ユウキ「先切り」
サツキ「これは良いかと」
マユナ「そうですね。この手で残してが埋まったところで愚形のリーのみだから、そんな受け入れを早めに拒否して、少しでもの出アガリ率を上げた方が良さそう」
ユウキ「だが、次に引いてきたはキープする」
カズキ「引いてのドラ1ひっかけリーチは望むところってことか」
ユウキ「それは良いんだが、夏ミカン的には、この巡目でを残す余裕があるんなら、もあの場面なら引っ張れたのではってさ」
マユナ「うーん…」
ユウキ「で、内川プロ。さっきはトイツになったを切ったのに、今回トイツになったはキープ」
マユナ「ふーん。何でもかんでも先切りするつもりはないってことかぁ」
サツキ「さっきの巡目のと今の巡目のに、大きな差があるかどうかは疑問ですがね」
ユウキ「もちろん、は2スジにかかる上に全員の危険牌。は1スジにしかかからないし1人のスジ。安全度に明確な差はあるけどな」
ユウキ「日向プロ」
マユナサツキカズキ「「「残しとけば三色1シャンテンじゃん!!!」」」
ユウキ「言ったって仕方ないが…」
ユウキ「この後に及んでを切らない」
サツキ「……ウヘェ……。まあ実際、こんな他家が今にもリーチしそうな状況でこんな手にしてしまったら、ほぼ受けることになるけど…」
マユナ「ただ、そう考えるとさ。もはやこの手には大きな価値がない以上、ブクブクにしようがアンパイ抱えようが、リーチが来たらほぼオリるわけでしょ?ならブクブクにした方がいくらか得な気がするけど」
カズキ「切ってるからの価値が落ちるってのがそもそもの痛手なんだよなぁ…」
ユウキ「さて、もうすぐ終盤というところで瑞原プロ。目一杯なら切りだが…」
カズキ「が1枚切れ、が2枚切れか…」
マユナ「切り…」
カズキ「2枚切れが大きいか?」
サツキ「その上で、周りの変化を見た、と」
ユウキ「夏ミカン的にはすごく好きな選択なんだけど、さすがに巡目的にも受け入れマックスにするべきなのかなとも」
カズキ「も安全牌でもないし」
ユウキ「結果は引いてのリーチ」
ユウキ「日向プロ、最終手番。チーしていてテンパイしている」
マユナ「か切ればテンパイ料もらえるのか…」
ユウキ「押した」
カズキ「瑞原プロに残っているスジは…」
、、、、、、
マユナ「多い!」
カズキ「これだけあれば、相手が親リーとはいえ鉄押しだな」
サツキ「確実に収入があるわけだからね」
サツキ「長くなりましたね…」
マユナ「いやー。夏ミカンの嫌いそうな打牌がワンサカ」
カズキ「唯一瑞原プロだけはそんなことなかったな」
ユウキ「その1点においては夏ミカンはご機嫌らしいがな」
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Mリーグ 2020/6/15 1戦目③ 猫背の困ったちゃんレジェンド
東4局 1本場
ユウキ「多井プロ。配牌」
カズキ「クソ悪いっすね」
ユウキ「切り」
カズキ「こういう字牌が多すぎる時は、むしろそれを起点とした手作りをするってことか」
サツキ「マンズかピンズのホンイツ。あとはトイトイやらチートイやら」
ユウキ「かなり他と離れたトップ目の小林プロ。1枚切れの単騎でリーチ」
マユナ「トップ目で安手でリスクを背負うのはどうなのって思う人もいるかもしれないけど…」
サツキ「むしろこの局を進めるために一番効果的な選択だろうね。待ちは良いし、巡目も早い」
カズキ「それにダマでピンフ変化を待ってピンフテンパイしたとしたら、今度は打点上昇のために鉄リーになるわけで」
ユウキ「小林プロの放銃率とラス率が低いのは、守備力が高いだけじゃなく、『アガるべき手をアガる』ところに1番の理由がある。この辺を理解していれば、このリーチは当然の選択だということがわかるはず」
ユウキ「このリーチを受けて多井プロ…」
マユナ「メンホンチートイにむけてラフに字牌切る…?」
ユウキ「ベタオリ」
マユナ「そうだよね」
カズキ「前記事でもあったが、所詮は2シャンテンだからな」
サツキ「も切れずドラもない以上、現状はただのチートイのみの2シャンテン。1枚たりとも押す価値はないですね」
南1局 3本場
ユウキ「多井プロ。ポンしていてのホンイツテンパイ」
ユウキ「茅森プロがドラポンしていてのマンガンテンパイ」
ユウキ「そして多井プロに」
マユナ「切れば放銃か…」
ユウキ「猫背マックスモードで卓を見る多井プロの選択は…」
ユウキ「現物切り」
マユナ「止めた…」
カズキ「茅森プロに通ってないスジは
、、、」
サツキ「リャンメンなら1/3でマンガン放銃。確かに止めた方がいいかも」
カズキ「南1局でテンパイ料のために押すほどではないと」
マユナ「ここで茅森プロとテンパイノーテンでもまだマンツモ圏内だしね」
南2局 5本場
ユウキ「茅森プロ、先制リーチ」
ユウキ「これを受けたラス目の多井プロ。1シャンテンだが…」
カズキ「相手は親リー…。押しにくいは押しにくいけど今回はオリるような局面じゃない」
サツキ「自分の手は打点十分で1シャンテン。しかもラス目」
マユナ「そして現物のを切ったらこの手はほぼ死ぬ…」
ユウキ「押す。が、形上のではなくから」
マユナ「今後周りを抱えてのローリングを考慮しての、と、単純に両無スジと2枚壁の外のとの安全度の比較かな」
カズキ「押すにしても精密に。これができる人とできない人はやっぱり差がありそうだな」
南3局 0本場
ユウキ「沢崎プロの先制リーチ」
ユウキ「これにまたもや困ったちゃんになる多井プロ」
マユナ「大長考だったね」
マユナ「テンパイはテンパイだけど単騎になっちゃうか」
サツキ「選択肢はいろいろありそう」
①(危険牌)を切ってのドラ単騎テンパイを取る
②(現物)を切って好形テンパイを目指す
③(危険牌)を切って打点と好形を目指す
ユウキ「点数状況的には2着に上がるためにはここはなんとかアガりたいところ。逆に沢崎プロにマンガンを打ち込むと次局ラス回避ゲーになる」
カズキ「アガることを優先にするならここでテンパイを外すのはいつも以上に痛いか…?」
ユウキ「多井プロもそう考えたのか、ここは①の選択。ただダマ」
マユナ「ダマか…。多面張変化でドラを切る気?」
カズキ「そうすると打点が大幅に下がるぞ?このテンパイとるならリーチで良いんじゃないか?」
ユウキ「まあ一応ダマでも7700で打点はあるし、を引いたら他の牌と入れ替えられるというメリットもあるが、夏ミカンもリーチで良いんじゃないかと思ってる」
ユウキ「なんと多井プロの押しを見て、それでもなお喧嘩リーチをふっかける小林プロ」
マユナ「は危険牌な上に愚形。まあは場0とはいえ、このトップ目で無理する必要ある?」
ユウキ「まず、自分の手が打点十分。アガった時の収入が大きい」
サツキ「あと、子の沢崎プロにならマンガン程度打ち込んでもトップ終了は揺るがない。それよりは多井プロの親を最速で流す方が良いという判断かな」
カズキ「多井プロもかなりの押しとはいえ、テンパイならリーチしてくるであろうという考えもあるか」
マユナ「大長考ゆえに、ダマテンだとしてもまず好形テンパイではないはずっていう読みもあったかも」
ユウキ「これを見て渋々リーチを打つ多井プロ」
サツキ「2軒リーチ相手なら回す余裕なんてない。こうする以外ないですね」
ユウキ「結果初戦トップは小林プロ。華々しい航海で後方一気の狼煙を上げた」
マユナ「本当にどこが優勝するかわからないね」
ユウキ「まあ、こちらとしては盛り上がりよりも良質の闘牌を見せて欲しいってところだけど」
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